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をクラウドファンディングで実現!
カナダバンクーバーで開かれるANCA世界自閉症フェスティバルでぷかぷかのプロモーションビデオ上映決定。障がいのある人達が世界の人々と出会う様子を映像に撮り、「ぷかぷかさん カナダをゆく」という映画を作ります。
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養護学校教員をやっている間に、障がいのある子ども達に惚れ込み、彼らとずっと一緒に生きていきたいと、教員を定年退職するとき、退職金をはたいて彼らと一緒に働く「ぷかぷか」を立ち上げました。障がいのある人たちと一緒に生きていった方がいいよ、一緒に生きていくと私たちが豊かになるよ、社会が豊かになるよ、というメッセージを日々フェイスブックなどで発信しています。お店では彼らのそのままの魅力で勝負し、たくさんの「ぷかぷかのファン」を作り出しました。事業所の仕事以外に、地域の人たちといっしょに芝居作りをしています。彼らと一緒に作る芝居は障がいのある人たちを排除しない新しい文化だと思います。
カナダバンクーバーで開かれるANCA世界自閉症フェスティバルでぷかぷかのプロモーションビデオ上映決定。障がいのある人達が世界の人々と出会う様子を映像に撮り、「ぷかぷかさん カナダをゆく」という映画を作ります。
横浜市郊外にある、自閉症やダウン症などの障がいがある人たちが働くお店『ぷかぷか』。ここには「いらっしゃいませ」のかわりにお客さんとハイタッチしたり、レジの横で歌や暗算を披露したり、勤務中にベンチでぐーぐー寝ているのに憎めない人たちがいます。そんな風に自由で、まわりにいる人をほっこりさせる彼らが、カナダの自閉症フェスティバルに参加することになりました。彼らが世界各国の人たちと出会うことで、どんなドラマが生まれるのか、すごく楽しみです。 珍道中に抱腹絶倒しながらも、障がいのある人たちを取り巻く世界の環境が見えてきます。それは日本の障がいのある人たちの環境についても考えることになります。笑いあり、発見あり、思考ありの記録映画を作ります。カナダの新鮮な風を持ち帰ります。
「ぷかぷか」は横浜市緑区霧ヶ丘で障がいのある人たちの働くパン屋、お惣菜屋、ごはん処、アートスタジオを運営しています。養護学校の教員をしていた代表の高崎が、障がいのある子ども達に惚れ込み、彼らと一緒に生きていきたくて始めたお店です。ですから「障がいのある人たちとは一緒に生きていった方がいいよ」というメッセージを日々ホームページなどで発信しています。
彼らと一緒に生きていくと、心がなごみます、楽しいです、元気になります、人間の幅が広がり、豊かになります。「ぷかぷか」のお店に来て、彼らと出会い、心あたたまる思いをした人たちが「ぷかぷか」のファンになっています。そんな人たちが増えると、社会全体が豊かになります。
彼らと一緒に演劇ワークショップ(芝居作り)をやると、彼らに向かって「あなたが必要」「あなたにいて欲しい」と自然に思える関係ができます。あれができない、これができない、とマイナス方向の評価しかなかった彼らと、新しいものを一緒に創り出すクリエイティブな関係ができます。そして、そこからとんでもなく楽しい、豊かな芝居ができあがります。新しい「文化」といっていいくらいのものです。
「ぷかぷか」は彼らといっしょに生きていくことで、お店を始め、様々な活動(演劇ワークショップ、パン教室、アートワークショップなど)で新しい「文化」を生み出しています。その文化は障がいのある人たちを社会から排除しません。その「文化」は、障がいのある人もない人も、みんなが気持ちよく生きられる社会を作ります。
昨年7月26日相模原で重度の障がいを持った方が19人も殺されるという悲惨な事件がありました。犯人は「障害者はいない方がいい」「障害者は不幸しか生まない」「障害者は生きている価値がない」と言いました。犯人の特異性が強調されていますが、犯人はこの社会で生まれ、育っています。彼のものの見方はこの社会で育まれています。「障がい者は社会のお荷物」「障がい者は社会の負担」と、この社会に生きる多くの人たちが思っています。犯人との差は一線を越えるかどうか、だけといっていいと思います。
相模原障害者殺傷事件を生むような社会は病んでいます。「障がいのある人たちとはいっしょに生きていった方がいい」というメッセージは、そんなふうに病んだ社会を救う希望のメッセージだと思います。
そのメッセージを映像で表現しようと、昨年からPVプロボノ(プロの映像クリエイターの集まるスキルボランティアグループ)に依頼し、2本のプロモーションビデオも作りました。
この2本の映像が、毎年カナダのバンクーバーで開かれる自閉症の人たちのアートフェスティバル(ANCA世界自閉症フェスティバル)の主催者の目にとまり、この秋、上映されることになりました。
> カナダで上映決定
上映会にはスカイプで参加してもいいということでしたが、プロモーションビデオの上映は、世界35ヵ国が参加する大舞台で、ぷかぷかのメッセージを世界に向けて発信する大チャンスです。プロモーションビデオに込められた「いっしょにいると 心ぷかぷか」のメッセージを世界の人たちはどんなふうに受け止めるのか、現地まで出かけて自分の目で見たいと思いました。 昨年の相模原の障がい者殺傷事件を、世界の人々はどんなふうに受け止めたのかも聞きたいと思いました。 それらを丁寧に記録し、日本の社会のあり方を考える映画を作りたいと思います。それは障がいのある人たちもない人たちもお互いが気持ちよく暮らせる社会を目指すための手がかりを見つけるような映画になります。
アメリカ人と日本人では、障がいに関する考え方が大きく違います。そもそも英語では障がい者を「disabled people」とは言いません。障がいを持つ人は、障がいと共に生きる人「people with disabilities」という言い方をします。子どもの場合は、障がい児「disabled children」とは言わず、特別なニーズのある子ども「children with special needs」と呼ぶのが一般的です。あくまでも「人」に焦点を当て、「私たちには人間として同じ権利があることを強調する」そうです。
障がいと共に生きる人「people with disabilities」という言い方は、「人」をしっかり見ているという証。
日本において、障がいのある人たちは「障害者」と言われ、存在を丸ごと否定するような言葉で表現されます。障害者は「社会のお荷物」「社会の負担」という受け止め方までされています。果ては昨年の夏、神奈川県相模原市で「障害者はいない方がいい」「障害者は不幸しか生まない」と主張する犯人により、重度の障がいを持った方が19人も殺され、26人もの人が重軽傷を負う悲惨な事件まで起こりました。
どうしてこんな事件が起こってしまったのか。私たちはどうすればいいのか。ずっと自分に、そして社会に、問い続けること。それが、事件を生んだ社会に生きる私たちの責任だと思います。この映画は、その責任の一つとして位置づけられます。障がいのある人たちを社会の中でどんなふうに受け入れていくのか。カナダからの新鮮な風を、日本に送り込みたいと思っています。
ぷかぷかで働いている障がいのある人たちは、「ぷかぷかさん」と呼ばれています。よく言われる「障害者」ではありません。「いっしょにいると心ぷかぷか」になる人たちです。お互いが豊かになれるようなおつきあいが、ここにはあります。カナダのフェスティバルでは映像や言葉によるメッセージの発信だけでなく、「ぷかぷかさん」達といっしょに参加することで、外国の人たちとたくさんの新しい出会いを作りたいと思いました。新しい出会いを作るのは、私たちではなく、どこまでも「ぷかぷかさん」たちのチカラです。
ぷかぷかさん
「ぷかぷかさん」達と行くと、多分、前代未聞の「珍道中」になります。予想もつかないような楽しい出会いが、きっとあります。そして、カナダを始めとした外国の人たちが「ぷかぷかさん」達をどんなふうに受け止めるのかを見れば、それぞれの国の社会が障がいのある人たちをどんなふうに受け止めているかが見えるはず。日本の社会とは多分、かなり違います。この違いを映画の中でしっかり描きたいと思います。
ANCA世界自閉症フェスティバルではプロモーションビデオの上映と並んで、日本フィルハーモニーのチェロ奏者江原さんとぷかぷかさんのダイちゃん、辻さんのコラボによるパレスチナの絵本『さかなはおよぐ』の朗読と音楽の舞台での発表もやります。朗読は日本語、英語、アラビア語でやります。日本フィルハーモニーのチェロ奏者江原さんは演奏会の合間を縫って、ほとんど毎日練習に来ます。すべてボランティアです。
募集するお金は、映画『ぷかぷかさん カナダをゆく』製作費と「ぷかぷかさん」4人、ぷかぷか代表者、映像カメラマン兼監督(映像作家の吉田拓史)の渡航費の一部になります。
映像カメラマンはほとんどボランティアでやってくれるのですが、機材費、現地での撮影費、編集費、データ保存用HDDに約90万円、渡航費の一部として約60万円、合計150万円かかります。
映画の企画にはぷかぷか代表の高崎はじめ、pvプロボノの映像クリエイター信田眞弘、中島晃紀、コピーライターのいなおちひろ、映像クリエイターの柏木貴恵も関わっています。
撮影はすでにスタートし、ぷかぷかさん達の様子、バンクーバーで発表する日本フィルハーモニーのチェロ奏者江原さんとダイちゃん、辻さんのコラボ作品の練習の様子、関係者のインタビューなどを撮っています。
映画はただ現地の映像だけでなく、映像の背景にあるたくさんの協力者の物語を重ねていきます。
現地の撮影は9月28日〜10月2日。撮影は監督の吉田だけでなく、pvプロボノの映像クリエイター信田眞弘、中島晃紀も協力します。現地撮影後も必要なインタビューを時間をかけて収録します。11月から編集開始。
完成は2018年4月予定です。上映場所はみどりアートパーク(横浜市緑区長津田)、自主上映会や、日本全国各地でおこなわれるぷかぷか代表の高崎の講演会での上映を予定しています。
障がいのある人たちは、周りの人の心を豊かにする人たちです。一緒にいると、ホッと一息つけたり、ほっこり心があたたまります。常識という鎖から自由にしてくれたり、自分を取り戻したりできます。そうやって社会全体をゆるやかに、豊かにする人たちです。
相模原障害者殺傷事件を生むような社会は、社会が許容する人間の幅が狭く、とても窮屈で、息苦しい社会です。そんな中で、映画『ぷかぷかさん カナダをゆく』は、どこかホッとするような雰囲気があって、窮屈で息苦しい思いをしている私たちを、いっとき解放してくれます。「いっしょにいると、心ぷかぷか」になるような時間が詰まっていて、見ると「心ぷかぷか」になる映画です。
そして、この映画は、「障害者は社会のお荷物」「障害者は社会の負担」といった発想を問い直すものになります。そういった発想から自由になれれば、障がいのある人たちへの目線が変わり、彼らと新しい出会いが生まれます。彼らとの出会いは私たち自身を豊かにします。私たちが変われば、社会全体が少しずつ豊かになっていきます。この映画は、その一端となります。
障がいのある人たちや、彼らと一緒に生きていこうとしている人たちにとって「これからの希望」になる映画。これを見た一人一人の想いが社会を変える小さな一歩になります。そして何よりも、募金をしてくれる方々が、社会を変える一員になる映画です。
『ぷかぷかさん カナダをゆく』は私たち自身を変え、社会を変える「ぷかぷかな映画」なのです。
みなさまのあたたかいご賛同を期待しています。
・お礼のメッセージ
ぷかぷかさんの手によるあたたかなお礼のメッセージです。
・アート屋わんどの小物商品
ぷかぷかさんの手によるあたたかな小物商品です。
・『ぷかぷかさん カナダをゆく』上映会招待券
4月にみどりアートパーク(横浜市緑区長津田二丁目1番3号)で上映会を予定しています。その招待券をお送りします。
・「ぷかぷかさんのお昼ごはん」ペア招待券
「ぷかぷかさんの昼ごはん」(横浜市緑区霧が丘4丁目17-というおいしいごはん処の招待券をペアでお送りします。
・映画のエンドロールにお名前記載
映画のエンドロールにスペシャルサポーターとしてお名前記載します。
・映画のDVD進呈
映画完成後、DVDをお送りします。
・上映会をプレゼント
あなたの地域でぷかぷか理事長高崎の講演会付き上映会をプレゼントします。上映会のあと、高崎が詳しいカナダの旅の報告をします。ぷかぷかのいろんな話もします。
(会場は申し訳ありませんが、ご用意ください)
ANCA世界自閉症フェスティバルには世界35カ国から集まってくるので、障がいのある人たちの受け止め方が日本よりも進んでいる国もあれば、遅れている国もあります。それらがごちゃ混ぜになった映像素材から、編集をすることになります。日本の社会を変えるくらいの映画に仕上げられるかどうかは、撮ってみないとわからない、というリスクがあります。
しかし、チャレンジには必ずリスクがあります。ぷかぷかさんと過ごす日々は毎日ドラマに満ちていて、想定外なことの連続です。今回の映画でも、行く先に何が待っているか、全くわかりません。身振り手振りで苦労しながらの出会いは、言葉を通しての出会いよりも、はるかに意味のある出会いです。どんな映像が撮れるか、わくわくしながらカナダへ向かいます。結果を楽しみにしていて下さい。
『ぷかぷかさん カナダをゆく』のプロジェクトは、ぷかぷかにとっては大きなチャレンジです。プロモーションビデオが国際自閉症フェスティバルで上映されると聞いたとき、反射的に「行こう!」と思いました。根拠なんてありません。あったのは「行こう!」という熱い思いだけです。そして、行くなら映像の記録を撮り、一本の映画にして、日本に新しい風を持ち帰ろうと思いました。 ぷかぷかはお金がないので、借金をして行きます。借金をしてでも行く価値があると思ったからです。
クラウドファンディングで目標金額が達成できなくても、走り始めた熱い思いはもう止められません。とにかく、行く!のです。そして映画を、作る!のです。
長い文章読んでいただいてありがとうございます。あなたの中で、ちょっとでもわくわくするようなことがあれば、書いた甲斐があります。
あっ、おもしろい! 乗った! ということであれば、ぜひご協力下さい。
そう思われたあなたはもう私たちの仲間です。ぷかぷかさん達といっしょに社会を耕していきましょう。障がいのある人もない人も、みんなが気持ちよく暮らせる社会を目指して。
高崎明:
ぷかぷか代表。いつも熱い思いで突っ走っている。たくさんの人を巻き込むのが得意、というか、気がつくとたくさんの人がいっしょに走り始めている。近づくと「危険」という人もいる。引用したブログはすべて高崎が勢いに任せて書いたもの。
セノーさんと高崎
ツジくん:
記録力、計算力抜群のぷかぷかさん。『さなかはおよぐ』はほぼ暗記。アラビア語も一度レッスンを受けただけで、アラブ人の90%は理解できるとシリアの人から評価された。
アラビア語を教えに来たアーセムさんとツジくん
ダイちゃん:
太鼓の名人。日本フィルハーモニーのチェロ奏者江原さんと何度もコラボ。日本フィルのリレーコンサートの舞台にコラボで出演。日本フィルからしっかりギャラももらった。
演奏中のダイちゃんと江原さん
テラちゃん:
初対面の人といきなりFacebook友だちになってしまうという得意技がある。機関銃のようなおしゃべりにはいつも負けてしまう。
機関銃のような勢いでお客さんに話しかけるテラちゃん
セノーさん:
仕事はあまりしないのに、雰囲気だけでたくさんのファンを作る名人。Facebookに寝顔をアップするだけで、すごい数のアクセスがある。
吉田拓史:
「ぷかぷかさん カナダをゆく」の監督。江原さんがぷかぷかで練習したあと、素知らぬ顔で舞台に立つまでをカメラで追いかけると意気込んでいる。
制作した映像作品:第三回演劇ワークショップ記録映画、木とアートしよう
カナダの映画について打ち合わせする中島さんと吉田さん
信田眞弘:
pvプロボノメンバー。今年、ぷかぷかのプロモーションビデオに相模原事件へのメッセージを入れてくれと高崎に頼まれ、大変な苦労をした。そのために更にぷかぷかにぞっこんになってしまった。
取材中の信田さん
中島晃紀:
pvプロボノメンバー。昨年ぷかぷかのプロモーションビデオを制作。撮影初日にぷかぷかウィルスに感染。以降pvプロボノに感染を広げている。
いなおちひろ:
pvプロボノメンバー。コピーライター。ぷかぷかの演劇ワークショップに参加して、ぷかぷかウィルスに感染。重い症状の中で「いっしょにいると 心ぷかぷか」の名コピーを思いつき、大ヒット。
ワークショップに参加したいなおさん
柏木貴恵:
pvプロボノメンバー。演劇ワークショップ記録映画の英訳が間に合わなかったのだが、「大丈夫、私が仕切ってあげる」と現場での翻訳を引き受けてくれた肝っ玉かーさんのような頼れる存在。
3000 円
5000 円
10000 円
20000 円
30000 円