今後の予定について
vol. 10 2020-03-18 0
支援者の皆様
いかがお過ごしでしょうか。クラファン(大衆資金調達)の目標達成から早くも一週間が経ちました。国際ニュースはあまり伝えないでしょうが、南米のコロナウィルス感染は始まったばかりです。コロンビアでも日に日に感染者の数が増え、生活に支障をきたしている人の声を身近に聞いています。貧困層まで医療が行き届かない国だけに高齢者の方、持病を持つ方々が心配です。4月上旬に名倉さんの訪問予定がありましたが、それもキャンセルされました。私自信も、健康管理に気をつけながら、自宅で仕事をする時間が増えています。
さて、プロジェクトの今後の予定に関して共有させて頂きます。皆さんの生活にも多大な影響を及ぼしているコロナウィルスですが、結論からいうと、これにより製作スケジュールを変更することはございません。むしろ、自分たちが決めた期限にしっかりと沿っていく考えです。具体的には、現在、北米をベースにした英語圏の支援者向けのクラファン第二弾の準備をしております。撮影前に行った初回クラファンにご協力頂いた方々を中心に、新しく北南米のファンの方々も増やしていきたいと考えています。
このご時世にどうしてクラファンを決行するのかと思われる方がいらっしゃるかもしれないので、意図をご説明させて頂きます。この映画の編集作業には南米コロンビアを中心に活動するフィルムメーカー達が携わってくれています。そして、彼らの中には映像一本で生活費を稼いでいるフリーランスもいます。最終ラインまでに参加予定のアーティストだけでも10人以上。また、映画完成後は配給作業に関わる方々も増えていきます。このプロジェクトを予定通り進めていくことは、微力ながら彼らと彼らの家族の生活を支えることになります。
そして、もう一つの大事な点はこの映画を待ち望んでいる方々に1日でも早くお届けしたいということです。今回のクラウドファンディングは日米両方で必要最低限の予算を集めることが目標です。つまり、北米のキャンペーンが成功しなければ、プロジェクトにとって重要な部分が抜け落ちてしまいます。当初は日米キャンペーンを同時に行う予定でしたが、諸事情によりそれは叶いませんでした。日本の支援者の皆様のおかげで次のステージまで到達できる資金を集めさせて頂きましたので、北米キャンペーンを必ず成功に導くという条件で、今週末に編集作業を再開いたします。
幸い、映画の編集作業は個人または少人数で進めていくことができます。チームみんなの健康管理も含め、滞りなく作業を進めていけるよう調整していきます。北米キャンペーンの日程等決まりましたら、お知らせします。
健康管理には十分ご留意頂き、楽しく明るい毎日をお過ごしください。今後ともご支援のほど宜しくお願い致します。
ピュアランド監督
水上 雅裕