古い建物は壊すしかない仕組みにNo!! クラファン最終日です!
vol. 18 2021-07-28 0
(Twitterに連続ツイートしたことをまとめます)
ついにクラファン最後の日になりました。ここまで本当に大変なことがたくさんありました。戦う相手は建物を保存したい時にぶつかる、日本の「仕組み」です。旧尾崎邸の保存に関しては、自治体側もどうにか保存したいと、検討を重ねてくれたのです。けれど様々な仕組みの前に、自治体も私たちも、これはどうしても無理だとわかり、民間である私たちプロジェクトだけの力で保存することに決めました。
古く素敵な建物が残ることが当たり前な国々とは違い、この国では建物を残せない仕組みが多くあるのです。仕組みのひとつは税。相続税が発生する度に、広い敷地は切り売りされ、建物の建つ土地は狭くなって行き、最後にはその土地も売られ、最終的に建物は解体されます。
そんな仕組みに抗って残していきたいのです。
尾崎行雄の旧宅と伝えられ、鹿鳴館が栄華を極めた時代に建てられ、築133年のこの建物を。補修して美しい姿に戻し、もっと長く保存を続けたいのです。
民間のプロジェクトである私たちにどこまで出来るかわかりません。けれど皆さんの応援を頂けましたら、可能な限り頑張れます。クラファン最後の日、ご支援をいだだけましたら幸いです。