短編SF映画『オービタル・クリスマス』
～聖夜を祝う全ての人に～

【重大ニュースだし、誤解を招くといけないので全体公開します】

タイトルでいきなり驚かせてすいません。

タイトル通り、映画の完成が当初の予定より遅れてしまいそうです。

先週末、特撮監督のキムラケイサクさんと打合せしたのですが、その時に、特撮の仕上がり予定時期の話をした結果、当初の心づもりよりかなり遅れることがわかったのでした。

　　　　　　　　　　　《打合せ中のキムラ特撮監督》

最大の原因は、セットの建て込みをやめて、グリーンスクリーンの前で俳優に演技してもらうヴァーチャルセットを採用したことにあります。

（ヴァーチャルセット採用については、支援者の皆様は一つ前のエントリー「撮影監督が決まりそうです」を再度ご覧ください）

元々私としては、実写部分と特撮部分のシーンを完全に分離、並行で作業して、実写を撮り終わったところでまとめて編集しちゃえばいいやと思っていました。

そのため、年内には編集作業を終え、年明けには音入れも終わらせて、遅くとも二月までには完成させるつもりでいたのです。

ですが、今回、実写部分をヴァーチャルセットにして背景はＣＧにすることにしたため、実写部分の撮影が終わったところから作業が始まる、新規の特撮部分が増えました。

また、私と現地プロデューサーのデニスとのスケジュールすりあわせの結果、実写部分の撮影が当初の予定より一ヶ月遅れて十一月末となったため、このヴァーチャルセット部分の特撮が十二月から作業開始となってしまいました。

このため、すべての特撮部分の作業が終わるのが三月末、編集作業が四月いっぱい、音入れが五月いっぱい、ということで、完成は六月頃となってしまいそうです。

当初、三月完成を目指していて、リターンであるＤＶＤの配布も三月中とお約束していたのですが、三ヶ月ほど遅れることになりそうです。

なにとぞご寛恕くださいませ。

今後とも、作業の進捗は逐一報告させていただきます！