近日中に新しいストレッチゴールを設定します
vol. 13 2018-07-27 0
【今日のブログは大事なお知らせなので、全体公開します】
コミコンから帰ってくるなり打合せ地獄に突入している堺です。
もちろん、それらの中にはこの『オービタル・クリスマス』の製作打合せも含まれていまして、火曜は朝から加藤さん、園山さんと宇宙ステーションのデザイン詳細についての打合せをしつつ、メッセンジャーでアメリカのデニスと撮影監督と撮影現場の打合せをし、午後はポスプロ(ポスト・プロダクションの略。編集とか音楽とか音入れとかそういう撮影終了後のあれこれのこと)その他を手伝っていただくことになったライデンフィルムの里見さんと打合せして、今日は午後からキムラさんと特撮の打合せとなっています。
それら打合せの個々の内容に関しては、順々にこれからこのブログに書いていくとして(一日一ネタにしないと、書くのも読むのも大変な気がしてまして)、今回はちとお知らせを。
里見さんとは、作品のポスプロだけでなく、日本語吹き替えと日英字幕の相談もしていまして、その中で「今集まっている支援額はほぼすべて映画の製作費にまわす(すでにそのつもりで、現在集まっている約10万ドルを、アメリカにいるデニスと日本側の私とで予算の配分を始めています)として、今後さらに支援額が増えるのであれば、吹き替えや字幕の作成だけでなく、ソフト化そのものも豪華にしちゃえばいいのでは?」という話になっていまして、今ちょっと「吹き替え、字幕、メイキング動画入りで、なおかつブルーレイとDVDディスクを両方いれたパッケージを千枚製作する」には総額でいくらかかるか、見積もりを出してもらっています。
この見積もりが出た時点で、
1)字幕(日本語、英語両方)をつける。
2)1+日本語吹き替えをつける。
3)1+2+ブルーレイとDVDのセットにする。
の3パターンで、それぞれいくらくらい増額する必要があるのか、金額を提示し、それをそれぞれ、第3~5番目の新しいストレッチゴールとしたいと思います。
DVDとブルーレイを別々に作るのを避けたいのは、同じ金額で支援してくれている人たちのあいだに差ができてしまうこと(これからリターンの種類をDVDとブルーレイに分けるのはすでに支援してくださっている皆さんに悪いと思いました)、と、発送で手間が増え間違いが起こることを危惧したことからです。
(ちなみに、いままでDVDを優先で考えていたのは、ブルーレイの製作はDVDと比べるとお金がかかりますし、何よりも、現状日本国内でのブルーレイ普及率が低いからです。「ブルーレイで欲しい」とおっしゃる皆さんの気持ちはわかるのですが、私も含めてブルーレイ購買層は日本においては一部の熱心なマニアだということを考えると、ブルーレイ版を作ることは当初想定外とするしかないと考えていました)
というわけで、今回のストレッチゴール分は、作品そのものよりもそのソフト化を豪華にするためのものにするつもりです。
よろしくご支援いただければ幸いです。
(具体的な数字の発表は、今月中に行う予定です)