SIDE COREからアーティスト紹介!
vol. 3 2017-07-02 0
いつもご支援いただきましてありがとうございます!
ワンパークで制作中のSIDE COREからアーティストのご紹介です。
SIDE COREの過去参加アーティストの中で、最も若手のアーティストBIEN(ビエン)
今回、SIDE COREがReborn-Art Festivalに出展するにあたり、彼も早くから石巻入りして制作に参加しています。
東京生まれ東京育ちの彼の目には、今の石巻はどのようにうつるのか。
ここで日々過ごす事でどんな事を感じ、そしてどのような作品がうまれるのでしょうか。
◎ここには、素材とか制作で古いものが残っているが、面白かったことや注目していることは?
普段東京だと見つけられないものが多くて、接するものも東京と違う。
虫とか、動物、木だったり、年数が経過しているものが結構あったりとか、感じる時間が長いものが多い気がします。
◎そうゆうものに触れる事で、制作にいつもと違うインスピレーションがあったりする?
自分の中に、虫食いとかが自然にあったり。
あまりそういうのをやってこなかったけど、来ることでそれがハマるところもあるなと。
◎ワンパーク自体はどう感じる?
最初、工業地帯だし人もこないのかと思ってたら、すごい盛り上がってるし、普通におもしろいところでやらせてもらっているのは楽しいですね。
毎日、色んな人が来て、色んな人に会えるのも楽しいです。
◎普段は、どういう作品を制作してる?
想像上のものだったり、アニメやメディアだったり、人間が考えだした自然にはないものから僕はきていて、もののカタチをそこからとっていて、そう言うものが存在するための一番キモになっているのがアウトラインだと思ってるんですね。
その輪郭だったりをどんどん自分の形として、想像できる色んな形にかえていったりするのが主ですね。
そうゆう意味での存在とかそういうものにたいして、想像上のものからきて、もっと現実のほうに対しても投げかけられたらなと思っているんですけど。
◎石巻で制作したこの作品について、虫食いからインスピレーションしたとか?
普段は絵の具で描いているんだけど、ここへきて色んな木に触れて、虫食いの木をみて、木を削って線を描く事ができると教えてもらって。
それであればここにあるものを生かせるし、自分の線も出せるし、おもしろいなと思いました。
ワンパークにあったセクションの廃材をいただいて、このシミも、もともと木についていたものをそのまま活かしました。
◎ワンパークとここに来ている子ども達が、これからどんな風になってほしいですか?
僕たちがここでこうやって作業しているのを見ている子ども達もいっぱいいるだろうし、
自由になんでもできるんだという事をここで知って、ただ学校の勉強だけして大人になっていくんじゃなくて、
好きなことができるような場所になったらいいなと。
そしてここからそうゆう人が出てきたらうれしいなと思います!
ワンパークでは自分がつくったものがあるので、ぜひ見にきて下さい
■BIEN
1993年東京生まれ。
存在や気配をテーマに、平面・ドローイング・壁画・インスタレーションなど多岐にわたる制作を展開する。
https://www.facebook.com/profile.php?id=1000025861...
http://sidecore.net/2017/03/15/路・線・図-ro・sen・zu/
■Reborn-Art Festival2017
http://www.reborn-art-fes.jp/artists/side-core/