撮影7日目 撮影を影で支えたケータリング!強力助っ人が参戦!
vol. 18 2020-09-11 0
今回はちょっと撮影から横道に逸れて『脳パラ』の撮影を影で支えたケータリングのお話し!
映画の撮影でとても重要な要素の一つに食事がある。
ただでさえ疲れた体に、追い詰められる精神状態、限られた時間の中で、どのタイミングで何を出すのか!ましてや毎日暑い日々が続いていて、日々食欲は落ちていく。
ロケ弁が原因で反乱が起きるなんて、一般の人が聞いたら冗談のように聞こえるだろうが、まったく冗談じゃない!
実際、ロケ現場では食事で文句が出始め、その後クーデターに発展するなんてことがざらにある。
そして後に引く、食べ物の恨みは本当に恐ろしい。
今回、限られた予算の中でどうするのか?
普通に考えれば安いお弁当の手配ということになる、しかもずーっと同じロケ地で撮影を続けるという事は、そこに配達できる業者も限られる。(場所柄そんなに業者の種類は選べない)毎日同じようなお弁当が続けば、確実に反乱が起きる。ヤバイ・・・・どうすれば・・・
そこで今回、そんな危機的状況を救うべく助っ人として召集されたのが、ケータリングの鬼丸さんだ!
彼女は普段からイベントで食事をつくったり、パーティー料理を教えたりと、料理のプロであり、山本政志監督の古くからのお知り合い、しかも村岡Pも『水の声を聞く』でもお世話になっていて顔見知り。
すかさず彼女に白羽の矢が立つ!
しかも今回のロケでは、およそ3日1度の割合という高頻度を目指しつつ、より効果的なポイントで来てもらうという事になった。(撮影の性質に向かない時、鬼丸さんの予定が合わないときを調整しつつ)
そして、もうお分かりだと思うが、今回の過酷な撮影、監督の無理難題、傍若無人、支離滅裂、いろんな苦行が襲ってきて七転八倒するスタッフたち、それなのに一致団結して、気持ちよく撮影に取り組めたのは彼女のおかげだった!
彼女が来た日はみんなが美味しい!美味しい!と言いながら食事を楽しみにするという現場になった。
間違いなく『脳パラ』の最大の功労者の一人である!
鬼丸さん、ありがとう!スタッフ・キャストを代表して御礼申し上げます!
ただ一人、チーフ助監督の佐和田さんは、みんなが食事を堪能し過ぎて、撮影再開がいつもより時間がかかるとぼやいていたとかいなかったとか。
いや、ぼやいていなかった、美味しいと言いながら、食べていた!