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英国の幻の女性二人芝居【Airswimming】翻訳出版・上演をクラウドファンディングで実現!
いまだ日本で上演されたことのない英国の幻の女性二人芝居【Airswimming】を満を持して翻訳出版・上演するプロジェクトです。※2018年度東京都教育委員会「チャレンジアシストプログラム」選出/一部助成作品
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関根愛(せきね・めぐみ)。1989年生まれ。上智大学英語学科卒。在学中より芝居の道へ。近年出演舞台にワークインプログレスとして「ガラスの動物園」(演出:栗原崇)「おかしな二人」(演出:土井宏晃)など。出演TVCMに「明治安田生命」「東和薬品」。2018年6月30日より渋谷ユーロスペースにて映画「審判」(ジョン・ウィリアムズ監督/フランツ・カフカ原作)が公開され話題を呼んだ。
いまだ日本で上演されたことのない英国の幻の女性二人芝居【Airswimming】を満を持して翻訳出版・上演するプロジェクトです。※2018年度東京都教育委員会「チャレンジアシストプログラム」選出/一部助成作品
初めまして。
数あるプロジェクトの中から本ページをご覧いただき、ありがとうございます!
私は関根愛(せきね・めぐみ)といいます。
会津若松で生まれ、伊豆で育ち、東京で俳優をしています。
このたび満を持して、演劇の聖地イギリス発/日本初演となる女二人芝居、
【Airswimming】(エアスイミング)を翻訳出版・上演する企画を立ち上げました。
人生初の単身プロデュース企画であり、自身で翻訳と出演も兼ねております。
これまではいち俳優として既存の企画に参加させていただいてきたので、このようなチャレンジをすることは生まれて初めてです。
のちほど説明させていただきますが、この作品は「絶望についての喜劇」(by作者)です。
ひとの可笑しさと愛らしさと脆さと強さをいっぺんにパレットに出して、隣合った人のパレットの色と混ぜて全力で絵を描いたようなカラフルな作品で、観た人誰もに自分自身でいる勇気と励ましをくれるサバイバル物語です。
進捗を短くお話させていただきますと、先日、上演権/出版権ともに作者であるCharlotte Jones(シャーロット・ジョーンズ)さん側からいただくことができました。
そこで、公演を2018年12月20日(木)〜23日(日)、絵本塾ホール@四ツ谷【http://ehonjuku-hall.com/】で行ないます。
現在スタッフの方々がぞくぞくと集まって来て下さり、ようやく夢見ていた実現へ向けて動きだしています。
また本企画は2018年度東京都教育委員会主催「チャレンジ・アシスト・プログラム」へ応募、書類審査、プレゼンを経て、本年度の助成企画として選出いただきました。劇場費分を正式に助成いただくことが決定しております。
※「チャレンジ・アシスト・プログラム」とは、30歳以下の若者が企画・発案する優秀なチャレンジ活動を応援する東京都の社会教育事業の一つです。ジャンルは問いません。余談ですが毎年募集をしているので、挑戦したいことを温めている方はぜひとも来年応募してみて下さい。事務局の方もアドバイザーの方も皆様とっても親身で良い方たちばかりです。
そしてこの作品は日本では上演されたことが未だにないため、日本語訳が存在しません。
そこで自身で下地翻訳をし、英米文学研究者で上智大学英語学科准教授でいらっしゃる小川公代先生に翻訳監修をご依頼、完成したものを幻戯書房さまより出版いたします。
上演のタイミングに合わせて出版できるよう、現在鋭意進行中です。
企画の進捗は下記サイトにて随時更新しております。ご覧いただけましたらとても嬉しいです。【https://note.mu/kanoandmegu】
それではこのたびの企画を立ち上げた背景を、少しばかりお話させて下さい。
私は、通訳の母と仕事で世界中を飛び回る父の影響で、幼い頃から英語圏とその文化に親しんできました。なかでも、外国の本と映画の影響を沢山受けながら育ちました。
小学生のある日、私は大の洋画好きの母と一緒にラッセ・ハルストレム監督作「ギルバート・グレイプ」を観ていました。アーニーという役のレオナルド・ディカプリオの演技を観た時のことです。
「今、この人には一体何が起こっているんだろう。どうしてこんなことができるんだろう」
スクリーンの中で、家族を愛し人を愛し、どんな時も自分の感じるままに伸び伸びと生きている知的な障害を持つ少年が、一体ディカプリオなのかアーニーなのか、まったく分かりませんでした。芝居という表現に生まれて初めて心を射抜かれた瞬間でした。
その体験がきっかけで、それからは映画を観る時に演技に注目して観るようになりました。素晴らしい演技に触れるたびに一体どうしてこんなことが可能なのか?と、小さい自分には不思議なからくりのようにしか思えなく、その仕組みを知りたいとどんどん願うようになりました。
そうして自然と演じることにも興味を持ち始めたのですが、国語の時間にクラスで短い詩の音読をすることさえ苦痛に感じるようなとてもシャイな子供だったせいか、自分が表舞台に立ち俳優のように表現ができるなんて少しも想像することができませんでした。
上京し、上智大学英語学科に在籍していた4年時、この先の人生を私は何をして生きていくのかと真剣に考えていました。ずっと見て見ぬふりをしていただけで、答えは自分の中では明白に出ていました。
あのレオナルド・ディカプリオの芝居を観て「これは一体どういうことなんだろう」と感じた子供の自分の好奇心は一生ものなのです。逆に言えば、与えられた人生を使って生涯をかけて追求していきたいと強く惹きつけられることは、芝居以外にありませんでした。
そして就職をせず、芝居の道へ進むことを選びました。
一年間演劇ワークショップに通い、卒業を控えた春に人生で初めて舞台に立ちました。アンサンブルに毛が生えたような役でしたが、芝居の何たるかを少しも分からずに必死に立っていた舞台上で生まれて初めてスポットライトを浴びたとき、この光の中に生きる一瞬のためならどんな苦労もするのだろうと直感的に感じました。
その後、小劇場の舞台に何本か立ちましたが、小さい頃からずっと私を突き動かしていた「演技とは一体何?」という純粋な探求を思うようにできないでいることに気づき、それをもどかしく感じていました。売れなくては、きれいにならなくては、早く一丁前にならなくては、そんなことばかりが頭を常によぎっていて、少しも創造的になれない自分に苦しむばかりの日々が続きました。
このままを続けていくことはできない、一度欧米の俳優達のようにゼロから腰を据えて、この誰にでも簡単にできるわけのない演技という深い芸術を一から学ぶ必要がある、そう思うようになり、そのための場所を探すようになりました。
同時に、もしかしたら演劇ではなく映画に活動の場を移すことで、何かしらもどかしさを克服するための発見があるかもしれないと感じ、舞台を離れて短編映画や自主映画に出演し始めました。
映画に取り組み始めて間もない頃、初めて探し求めていた純粋に演技を学ぶ機会を得ました。講師はNYで活動していたボビー中西さんでした。初めて参加したクラスで「私が探していたのはこの場所だ」と感じ、3年間ひたすら体系づけられた世界共通言語である演技を学びました。
その間も別の単発ワークショップへ沢山参加し、演技のむずかしさ、幅広さ、深さ、そしてさらなる魅力をからだに刻むように知っていきました。自分のことを何も知らず、人のことも分かっておらず、特にもがき通した3年間でしたが、今の自分の礎となる貴重な時間でした。
そのボビーさんのご縁でNYブロードウェイで活動していた演出家・栗原崇さんに出会い、栗原さんの演出でテネシー・ウィリアムズ作「ガラスの動物園」を発表したのが約2年前です。その創作過程がとても楽しく、新鮮で、少しだけ自信が芽生えた自分がいました。
「栗原さんの演出のもとでもっと演技を探求し、創作していきたい」
ディカプリオの演技に全身釘付けになったあの小さな私の好奇心が、まっすぐな道をみつけて私のところへ戻ってきたようでした。自分らしくて無理のない目標ができ、そのためのふさわしい黄金の一冊がどこにあるのか、戯曲探しの旅がはじまりました。
しばらくして知人と話していて偶然知ったのが、この【Airswimming】(エアスイミング)でした。この知人はボビーさんのクラスを紹介してくれた人でもあります。
しばらくして栗原さんが好きな台本を持ち込んでシーンを立ち上げるワークショップを開催していることを知り、ぜひとも、と参加して【Airswimming】から英語のまま3シーンを演じました。
この作品を日本語の舞台にし、今の日本の皆さんへ届けることが私がやりたいことだ。
勢い勇んで手をあげた小さな私がそう言っていました。
この戯曲に私そのものである私の好奇心が喜んでまっすぐに命をもやすだろう、と確信しました。
そうして知人と二人、舞台化へ向けて動きはじめました。
その後知人は個人的な理由からこの企画を離れることになり、二人での実現は叶わない事になりました。そのためこうして一人で進めていくことになったのですが、周りの方々の心強いサポートのおかげで山を越え谷を越え、今日、ようやく出版・上演が現実化してまいりました。
なんだか走馬灯のようにこれまでの人生を振り返ってしまいました。
ここまで忍耐づよくお読み下さり、どうもありがとうございます。
「私はドーラ・キットソン。我々は現在日課の磨き掃除の任務に就いている。西暦は、もし間違ってたら訂正するようにーーとはいえ私が間違うことは決してないがーー1924年。よし、間違いないな。私は1922年からここにいる。そう7月4日、ちょうどアメリカ独立記念日にここに配属になった、面白いことに。・・・ほらね、私はまだ皮肉で笑うことができるんだ。しばらくは私があんたの上官になるけど心配無用。私は特権を振りかざしたりするような人間じゃない。毎日磨き掃除の任務を一時間。残りの時間はふらふらしてるか気が触れたみたいにしてる。ここではそうしておくと気に入られるーーー」
1920年代イギリス。
女らしく振る舞っていない、未婚で妊娠した、という理由で「犯罪的精神異常者」のレッテルを貼られた二人の女性が強制的に精神病院に監禁された。
家族からも社会からも葬り去られたドーラとペルセポネーは、アルターエゴ(もう一人の自分自身)を創造し、そこから生まれるファンタジーを通して〈監禁〉という沈黙世界を力づよく生き延びていく。
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イギリスで実際に起こった出来事に基づき、現実を超えて生きる二人のサバイバルを渾身のユーモアで描き切った「絶望についての喜劇」です。
大の軍隊好きで男性の格好を好んでタバコをふかすドーラと、フワフワして夢見がちでおしゃまなペルセポネーは始めは反発しあうのですが、次第に過酷な環境下においてお互いがお互いの唯一の希望となっていく様にもご注目いただきたいです。
シンプルながら二つの時間軸を行ったり来たりする構成でストーリーはで進んでいきます。"エアスイミング"というタイトルには深い意味が込められており、物語を体験していただくとなるほどな、と思わされます。
扱っているテーマはマイノリティ、人間の尊厳、と非常に重要かつシリアスですが、それを英国らしいたっぷりのユーモアで描きあげた、玉手箱のようにチャーミングで面白い内容です!
今お伝えできるのがこれくらいです。今後稽古が始まっていくと、その大冒険で沢山の予想外の出会い、発見をしていくと思います。
その道程を公演サイトでつづっていきたいと思っているので、是非ご注目いただけましたら嬉しいです。
ここまでお読みいただいてお分かりになる通り、この企画は何よりまず私の「これがやりたい」、その子ども心の純粋な一点からスタートしました。
ですが、今回クラウドファンディングをやらせていただくのに理由が「ただどうしてもやりたいのです」という感覚だけは済まされないと思いました。言葉にするのが野暮だとしても、論理的な言葉をつかって説明できなければ、中途半端に取り組んでいるのと同じです。
そこで【Airswimming】でなければいけない理由を、今一度じっくり自分に問いました。
* * * * *
その答えは、私が信じているものが、もしくは信じていたいものがその中にあるから、でした。
この物語を初めて読んだ時、私に最初に訪れていたのがその感覚でした。
では、その信じているものとは一体何のことだろう?
さらなる問いが生まれた時、なにを信じているか=どう世界をみているか=視点ということに気がつきました。
この物語は私の視点を持っているのです。
言い換えれば、幸運なことに、この素晴らしい物語と同じ視点が私の中にあったのです。
視点とはきっと、語りたいもので、しかるべき時期に語られるべきものだと思います。
私の視点とは、怒りであり、反骨です。
嘘が嫌い、まやかしが嫌い、つくられたものが嫌い、右へ倣えが嫌い。間違っていることを間違っていると言い、本当のことが知りたい、みたい、感じたいと願うことです。息ができないほど今この空気を満たしている偽ものを壊してほんものを知りたいという破壊精神であり、屈強なまでの希望です。
この視点は私の小さな頃からの体験にもとづいていて、自分を創りあげていったものです。
細かく書き出すととても長くなってしまうので、二度目ですが(!)公演サイトの方でつづろうと思います。是非ともご覧いただけたら嬉しいです。
大事なのは、【Airswimming】の二人のキャラクターがはまさにその視点を持つことで生き延びており、また【Airswimming】という物語が根底に持っている力そのものであることです。
さらに、その視点を持って生きていることで感じるある感覚が、この物語の中で可笑しくて笑えるほど、痛快なほど、存分に描かれています。
それが、自由と孤独の感覚です。
怒りと反骨から自由さを求める一方、癒されることのない、あるいは癒される必要のない孤独にずっと興味を惹かれてきました。小学生の頃手に取った本でそこだけが踊っているように浮かびあがって見えた「天涯孤独」ということばが発起点です。これは氷の柱のように自分を貫いていて、同時に支えてもいます。
孤独なのに自由、自由なのに孤独。振り返ると、あのレオナルド・ディカプリオが演じたアーニーという私の原体験になったキャラクターにも感じていた感覚でした。
裏と表が別物ではない世界ではこの二つはきっと同じものなのだと思ってきましたが、果たしてどうなのだろう。
【Airswimming】で、時間の流れから遮断された深海の底で誰から気に留められることもなく生きていくしかない二人は、それでも水の檻の中をどうにか泳いでいこうとします。水という異質なものの中では嫌でも自分という存在をくっきり感じることになります。
それが自由さなのか孤独なのか、それともべつの何かなのか、自分で体験して知りたいと思っています。
この体験は、自由と孤独の感覚をどう表現していきたいか=どう届けていきたいか、の発見に繋がっていると信じています。
【Airswimming】という作品は血の滲むような決死の茶目っ気とユーモアで表現しています。本企画を通して今後自分なりの「こう表現したい」を見つけられたら嬉しいです。
まとめますと、怒りであり反骨という視点が自分らしさであり、根幹をそこにして自分という木が立っています。今さら根っこを植え替えることができません。
私はまだゼロから自分の創作をしたことのない表現の赤ん坊ですが、自分にあるこの不動の視点をよりどころとし、これからも創作の荒野をすすんでいくことができたらと思っています。
そのために今【Airswimming】を選びました。
本企画実現のために、信じられないような素敵な皆さまが集まって下さいました!
ひとりひとりにオファーをさせていただいたときのこと、どれもが異なる初めての経験でした。ひとつだけ大事なことを言わなくちゃいけない、それだけを分かっている心もとない子どもの気もちでおひとりずつ会いにいきました。
私の小さな舟に乗ることを選んで下さった大きなハートの皆さまです。いまだにどうしてか分かりません。たまに我に返るとミステリアスな気持ちでいっぱいになります。ご一緒させて頂けることに、心から感謝しています。
それぞれの素敵なお人柄について書きたいことが沢山あるのですが、そちらはいずれ公演サイトの方でつづっていくのをお読み頂くとして(三度目)、ここでは短いご紹介文とご自身のプロフィールを掲載いたします。
では、"エアスイマーズ"の皆さまをご紹介させて下さい。
◯俳優:小川祥子さん【ttp://www.nlt-pro.nlt.co.jp/actress/ogawa-shoko/2017/02/24/】
沖縄県出身。11歳のときに両親にアメリカへのホームステイをすすめられ、カリフォルニアへ。そこでホストファミリーとダンススクールに通い、ミュージカルに出演。帰国後は紆余曲折後、医学部に進学するも途中で琉球大学英文科へ転学する。在学中より活動を始めたバンドで歌い、再びミュージカルへ出演するうち、演技を本格的に学ぼうと決意。NYに数ヶ月滞在しHB Studioへ通う。卒業後上京し、舞台監督として半年間勤めた後にUPS Academyで演技を2年間学ぶ。卒業後、舞台や映像作品に多数出演。NYオフブロードウェイミュージカルを翻訳・上演・出演した経験もある。株式会社NLT所属。 |
この芝居には長めのモノローグが一カ所だけあるのですが(とってもとっても胸をうつ最高のモノローグです)、小川さんにこの言葉を喋ってほしいと思い、オーディションを経てご参加いただきました。二人でどんなこの物語をどんなにカラフルに創っていけるか、遥かな冒険になるだろうと思います。
◯演出家:栗原崇さん【https://taka429.wixsite.com/taka】
早稲田大学卒業後渡米し、NYにてアクターズスタジオ母体の大学院演出家コースでリアリズム演技/演出術を学ぶ。帰国後は舞台演出家/演技コーチとして活動。メソッド演技術を応用した独自の演出法により、リアリズムとエンターテイメント性の融合を理念とした作品創りを行っている。過去の演出作に、響人公演アーサー・ミラー作「みんな我が子」、エドワード・オールビー作「動物園物語」「山羊」、ミュージカル「GIFT」「The Last 5 Years」、コメディー「マット&ベン」、ジャパンアーツ「舘野泉&草笛光子音楽と物語の世界」など。 |
どんな時も信頼しています。NYで培ってこられた栗原さんの唯一無二の演出によって、物語の力というものを私たち皆が知ると思っています。今届くべき物語になることを、信じています。
◯演出補:土井宏晃さん【http://www.fuuunkabocha.com/】
劇団風雲かぼちゃの馬車主宰/演出家。「歌って、踊って、人を斬るエンターテイメント」をコンセプトに活動している。2014年、世界最大級のマルチアーツフェスティバル「The New York International Fringe Festival」へ審査を通過し参加。このミュージカル作品はニューヨークタイムズへの紙面掲載、ロイター通信による動画配信など、メディア各種に取り上げられた。現在、舞台の演出を中心に、演技指導者としても幅広く活動中。 |
土井さんの声をきくと安心します。無敵のヒーローのように頼もしい存在です。
◯生演奏〈ライブサウンドエフェクト〉:石丸耕一さん
東京出身。ラジオドラマの脚本家、演出家としてスタートする。その後、舞台音響に転向、辻亨二氏に師事。歌舞伎、日舞、新派、新国劇、商業演劇を学ぶ。歌舞伎座及び新橋演舞場の常駐オペレーターとして従事。その他、新宿コマ劇場、明治座、日生劇場などで音響オペレーター、プランナーとして従事。1990年、モスクワ・ボリショイ劇場にて元芸術監督ボリス・ポクロフスキー氏にオペラの音響を師事。現在、東京芸術劇場音響統括。劇場業務の傍ら、オペラ、ミュージカル、演劇、バレエ等舞踊公演のサウンドデザイン、映画の効果音制作などを手がける。日本音響家協会会員/日本舞台音響家協会理事/OSTAT日本支部幹事/昭和音楽大学非常勤講師。 |
鋭い眼光と温かい眼差しが同居している、数々の実績をお持ちの音のプロフェッショナルの方です。今回はバラエティ豊かな擬音楽器を使い生の効果音を創っていただきます。
◯生演奏〈ヴァイオリン〉:橘未佐子さん【http://performancecompanybond.com/】
舞台俳優。ヴァイオリニスト。ミュージカル作品ではシンガーとしての顔も持ち、時代劇では殺陣の振り付けを手掛けるなど様々な分野において活動中。3歳よりヴァイオリンを学びはじめ、高校時代には音楽大学へ進学するか否かの選択を迫られるも、悩んだ末俳優を志し演劇の盛んな早稲田大学へ入学。2015年には俳優活動の他に音楽ユニット【Bond of humanity】を結成し、現在は同ユニットのヴァイオリニスト、ヴォーカリストとして様々なイベントやライブにも出演するなど幅広く活動している。 |
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エネルギッシュで、お話しているこちらの背中がぴんと伸びます。パワフルで情緒豊かなヴァイオリンが楽しみです。
◯生演奏〈ヴァイオリン〉:深澤彩さん【https://www.ayafukasawa.com/】
上智大学外国語学部ドイツ語学科卒業。ヴァイオリンを吉野薫、清水高師、若林暢の各氏に師事。ジャズ理論を松井秋彦氏に師事。「長江杯国際音楽コンクール」大学生の部第1位等受賞。桐朋学園大学附属音楽教室校外演奏会、フィレンツェでのGAMO現代音楽講習会ファイナルコンサート、ドイツ大使館主催のイベント等に出演。フジテレビドラマ『のだめカンタービレ』の撮影に参加。農林水産省プロジェクトPR動画、NHK BSプレミアムドラマ『この世にたやすい仕事はない』のレコーディング等を担当。現在はジャズを中心に活動中。 |
学生時代に同じアルバイトをしていました。ジャズをやっていらっしゃるからか、先日お聴きした即興演奏がとっても素晴らしくて鳥肌が立ちました。頼もしく佇まいの美しいお姉さまです。
◯生演奏〈ギター〉:関野佳介さん【https://soundcloud.com/user-253279013】
1996年4月11日生まれ。現在は上智大学外国語学部イスパニア語学科4年。2017年9月から11ヶ月間、イギリスのイースト・アングリア大学に留学して映画理論を学んだ。現地滞在中ギターデュオを結成したことをきっかけに、趣味だった音楽制作や作詞を本格的に取り組み始め、帰国した現在は独学でDTM・ミキシング等を勉強中。言葉や音の力を信じて作品をつくることで、人間にとって大切なものは何かを考えて伝えてゆくのが今の夢。 |
若さ溢れ出る好青年です。何ごとにも真摯な方で、ひたむきに自分自身を見つめ続けている姿を尊敬しています。
◯音響:白石安紀さん
オペラ、芝居、舞踊の音響デザイン、オペレートを手掛ける。古典から気鋭の新作まで、幅広い作風の公演を担当。主な作品は、オペラ「フィガロの結婚」「魔笛」「トスカ」「いのち」「西部から来た娘」、芝居「文七元結」「一心太助」「お江戸土産」「もやしのうた」「トレーディングライフ」等。舞踊「鷺娘」「黒髪」「カルメン」等がある。 |
数々の実績をお持ちの音のスぺシャリストさんです。お話していると「私、がんばらなきゃだわ!」とエネルギーをいただきます。
◯照明:五十嵐正夫さん(シアター・ブレーン)
平成25年度日本照明家協会賞優秀賞受賞。主な参加作品として、風間杜夫ひとり芝居「旅の空」、ほさかよう演出「アヒルと鴨のコインロッカー」、音楽劇「赤毛のアン」、その他にもNBAバレエ団公演、小林紀子バレエシアター公演、加藤健一事務所、演劇集団円、星屑の会など第一線で多数の作品に参加しつづけている。 |
お顔を拝見すると沸騰寸前のやかんもシュゥっとなりそうです。胸がなでおろされます。大ベテランの五十嵐さんに明かりを創って頂けることが待ち遠しくて仕方ありません。
◯衣装制作:小林世治さん
東京都生まれ。歌舞伎町でホステスクラブを経営する母の元で育ち、女性の権利やジェンダーの問題に関心を持つ。歌舞伎町と浅草を拠点とするクイアコレクティブPINK QUEENDOMでの活動を中心に展示やトークイベント、音楽イベント等の企画、クイアスペースの運営を行う。 |
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おしゃれで、人とアートに造詣が深く、まっすぐ目をみて話してくださいます。浅草でPQ'sというヴィーガンカレーのお店を開いていらっしゃいます。優しくて美味しいです。
◯翻訳者:小川公代先生
上智大学准教授。専門はイギリス文学・医学史、ジェンダー研究。主な著書は『文学とアダプテーションーヨーロッパ文化の変容』(共編著)、『病と身体の英文学』(共著)など。18、19世紀の精神医学とイギリス小説を中心に研究。「医学と文学」や「患者による物語」と呼ばれる研究領域との接続を模索している。文学作品の分析を通して、「患者」や「女性」の痛みや愁訴について問い直す研究にも関心がある。『エア・スイミング』の企画では、戯曲の翻訳を通して「医学と文学」という研究分野のアウトリーチをめざしたい。 |
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大学時代の一番の恩師です。何年も前から担当必修クラスで演劇を用いていらっしゃいます。とにかく熱く、厳しく、愛情深い方です。和歌山弁とクイーンズイングリッシュが入り乱れるチャーミングで魅力的な先生です。
◯出版社:幻戯書房さん【http://www.genki-shobou.co.jp/company.html】
歌人で作家の辺見じゅんさんが、父であり角川書店創立者・角川源義さんの創業の精神を引き継がれてつくられた出版社です。人間教育のお役に立つ本づくり、芸術的な本づくり、という理念で立ち上げられました。上演をするだけでなく、翻訳が出版され本になるというまたとない機会をいただけたこと、とても感謝しています。
◯スペシャルサポート:竹下かおりさん(俳優)
関西芸術座附属演劇研究所を卒業後、役者デビュー。木村光一主宰の地人会を経て多くの舞台に出演。2007年『それでもボクはやってない』(周防正行監督)で映画デビュー。『星になった少年』(08/河毛俊作監督)、『ねこにみかん』(14/戸田彬弘監督)、『かくれんぼ』(15/田中希美絵監督)、『彦とベガ』(16/谷口未央監督)、『トータスの旅』(17/永山正史監督) 等、国際映画祭で評価を受ける作品に出演している。ヨガのインストラクターとしての経歴も持つ。一人で海外を旅するのが大好き。演劇は人を勇気づける力を持つという思いのもと、作品を通して世界中の人と交流していくのが夢。 |
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たけちゃん、と気軽に呼んでいますが芝居・人生の大先輩。太陽と月に表情があったらたけちゃんの顔をしていると思います。どんな時も心から生きていて、つねに新しい一面を持っていて、こんな心意気で生きたいといつもそばで思っています。本当に素敵な方です。
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この他にも、多くの方々が密にサポートをしてくださっています。
皆さんと一緒に作品を創らせていただけるまたとない機会に、心より感謝しています。
当初、舞台のプロデュースを一度もしたことのない私は、最もミニマムな規模での公演実現を思い描いていました。それは消極的だったというよりは、お金をとことんかけないでも、自分の表現したいことは表現できる、良い作品創りをすることができる、と思っていたからでした。
ところが、企画スタートからここまでの道中ですでに様々な方々と関わらせていただき、皆さんから有り難い刺激と励ましをいただくことで、自分一人では思い描けなかった沢山の可能性と出会っていきました。それは、はじめは困難の仮面をして目の前に現れるのですが、恐れを乗り越えてよくよく向き合ってみるとその正体は可能性であり、チャンスでした。さらに、真摯になってこの企画に取り組んで下さっているチームの皆様がいる以上、責任という意味でも、ここまで来たら自分事だけではないのだということを次第に身に染みて感じるようになっていきました。
その中で、軸をぶらさずにもっと魅力的な企画にするためには一体どうしたら良いのだろうと、試行錯誤・取捨選択を日々くりかえしながらプランを練っていくうちにようやく、この企画が熱望しているアイディアに辿り着いたと感じました。当然ながら、それは当初の予算ではまかないきれない部分でした。
そこで、よりよい創作を行なうためにこの新たなアイディア分の実現にかかる金額をクラウドファンディングさせていただこうと、一念発起しこのたび筆を取らせて頂きました。
ご支援いただいた金額の使い道として、主に以下の四つがございます。
【その1】
そのタイトルにもなっている通り、劇中で二人のキャラクターは文字通り、エアスイミングをします!
まったくの理不尽な理由から何年も監禁され続けている二人は、ありったけのユーモアと想像力を振り絞り、現実に押し流されないもうひとつの特別でオリジナルな現実を創造していきます。
そのきかっけとなる欠かせない行為が「エアスイミング」なのです。
二人で一緒に空気の中を泳いでいる時だけ自由でいられる気がします。息ができ、自分らしくいられる気がします。
愛する人たちに、巨大な権力と右倣えの社会に、自分らしくいることを奪われた二人が渾身の思いでするこの動きが、この作品にとってとても重要な意味合いを持っています。
今回、「演出協力」としてこの動きデザインをご依頼したい外山晴菜さんは、舞台・CM・映像作品においてその独創性を発揮してこられた、第一線で活躍されている動きデザインアーティストさんです。
以前晴菜さんのムーブメントワークショップに半年程参加させていただいたことがあり、その唯一無二の魅力を毎週心と体で感じていました。自分をつねにびっくりさせてあげることができるのです。
頂いた金額を「演出協力費」とし、晴菜さんへ正式オファーをさせていただきます。
今回の作品にとって欠くことのできない世界でたったひとつだけのエアスイミングの動きを創造していただきたい!そう考えています。
◯外山晴菜さんプロフィール◯
からだのかたちをデザインする日本でひとりの「ワンポーズクリエイター®」。↑クリエイター科振付師属ポーズ種。CMや舞台等メディアの振付やポージングを200本以上手がける。ワークショップにも力を注ぎ、自由な感性で人のクリエィテイビティを引き出す。対象者は表現者だけでなく、近年はインターナショナルスクールの1歳児、ビジネスパーソン、東北被災地のお年寄りに開催したりと幅広い。明治大学文学部文学科演劇学専攻卒業/トヨタコレオグラフィーアワード・ファイナリスト
写真:(C)Yoshiki Romantico
◎最近の担当作◎
【CM】千製薬・マイティアCL(広瀬すず)、任天堂DS・クレヨンしんちゃんゲーム(小島よしお)、JR東海「スマートEX」
【舞台】カゴメ劇場2018 etc.
【ワークショップ】音とからだの赤ちゃんのためのワークショップ(主催:世田谷パブリックシアター)、身体と言葉のコピーライテング(主催:東京大学大学院教育学研究科岡田猛研究室)
◎「ワンポーズクリエイターとは?」外山晴菜さん作品集【http://bit.ly/2EsnQOI】
◎ ホームページ【www.harunatoyama.com】
【その2】
演出の一環として生演奏を使ったプランを考えています。
戯曲指定の曲の演奏だけでなく、台詞の合間でのME(ミュージックエフェクト)や場面転換時の短い演奏を生音で行ないます。
キャラクターが想像上で繰り広げる遊び心あふれるもうひとつの現実世界を創りだすのに、録音では、奥行きのある生きた音をだすことはできないだろうと感じていました。
お芝居が生ものであるのに対し、やはり同じようにステージにあがる音楽も生ものでありたい。その掛け合わせによって生まれるものをお届けしたい。そう考えました。
音の表現幅をだすため〈 Wヴァイオリン+ギター+ライブサウンドエフェクト 〉の構成を考えております。
企画に賛同いただいて参加表明を下さった演奏者の皆様へ、集まった金額の中から生演奏キャスト費としてお支払いさせて頂きます。
【その3】
【Airswimming】は元々大道具が少ない方です。バスタブ、はしご、そしてベンチです。こちらは中古品販売サイトをあたってみたり、見つからなければ自らあり合わせの安い材料で最大限出来るものを作る覚悟です。
美術セットとしては壁を建て込んだり、床を作り込んだりと本当であればしたいのですが、その場合、材料費・人件費・制作スペース代に決して少なくない金額を要することになります。
そこで、美術セットとして布を工夫し使用した抽象的な世界観を創る方向転換を検討しています。
クラウドファンディングでは、お客さまが物語の世界に入り込み愉しく過ごして頂けるよう現在の大道具・美術セットにかかる材料費を少しだけグレードアップするために金額を使わせていただきたいと思っています。
具体的には、バスタブ代(制作する場合はアクリル板、接着剤)、はしご代(制作する場合は木材、ロープ等)、ベンチ代(制作する場合は木材、補強部品など)、セット布代、ペイント材料代に充てさせて頂きたいと考えています。
【その4】
今回のチームはスタッフキャストが総勢15名程です。
その皆様に劇場入りしてから楽日を迎えるまで、健全で全力のパフォーマンスが可能になるように出来るだけ好きなものを食べて頂きたいです。好きなものが力が出るものだと思うからです。
そんなに高く立派なものはご用意できないですが、今の予算でお弁当代の出費をすると赤字となってしまいます。
安いコンビニ弁当・おにぎり・パンだけでは5日間という本番期間をフルで"エアスイミング"できないので、せめてお一人様一食500円+アルファを出させて頂きたいと思っています。
また、例えばご自身の信念のもと菜食のように食事のスタイルがある方も実際にいらっしゃいます。皆に合わせた同じものでその時だけ我慢してもらうのではなく、金額に多少の余裕があれば、可能な範囲でその方に合ったものをご用意させて頂くこともできます。
食事は心体と深く繋がっているものであり、その人自身をつくりあげているものです。贅沢はできなくても、心体にとって滋養のあるお弁当を用意させて頂けましたら大変幸いです。
* * * * *
以上の四つです。
全体内訳として下記のように金額設定しております。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・演出協力費・・・・8万円
・生演奏費(4つの楽器)・・・・12万円
・美術セットグレードアップ費・・・・10万円
・当日スタッフお弁当費(5日間1日2食、15人分)・・・・9万円
・ファンディング手数料・・・・4,8万円
【合 計】44万円
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もしも有り難いことに満額達成しさらなるご支援をいただいた場合は、
・オリジナル衣装制作のグレードアップ
現在の予算内でまかなえるのは、最低限のシンプルなワンピースを作るための布代、裁縫部品代、パーツ代のみです。そこへ靴代、靴下代、エプロン代、カーディガン代を追加させて頂きたいです。
・広めのスタッフキャスト楽屋へグレードアップ
劇場費込みとなっているのが2名用の楽屋だけで、スタッフキャストが全員使用できる広さで且つトイレのある劇場楽屋を借りるには別途料金を支払う必要があります。その赤字分を黒字に変更できましたら大変嬉しいです。
・チラシデザイン、印刷物のグレードアップ
紙媒体は全て、最もシンプルかつ安価で作ることのできる範囲の予算組みとなっています。公演の意図・イメージがふさわしい形で体現できるようなチラシ、チケット、当日パンフレットへの品質向上のために使用させていただきます。
・演出費、舞台監督費、音響照明費への上乗せ
破格の金額でプロのスタッフ・キャストの皆様に参加を頂いております。ギャランティ費としてすでに決まっている金額に少しでも上乗せしてお支払いさせて頂くことができたら大変嬉しいです。
以上の項目にあてさせて頂きたいと思っています。
何卒ご支援の程お願いできましたら大変幸いです。
ご支援いただいた方へのリターンとして、下記内容をご用意させていただきました。
組み合わせについては、ページ右側のコース内容をご覧下さいませ。
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□お礼のお葉書(オリジナルイラスト入り)
キャストからご支援者さまお一人ずつへ書くお礼のお手紙です。
□スペシャルサポーターとして当日パンフレットにお名前を記載
当日お配りするパンフレットにお名前を記載させていただきます。
□舞台生写真
キャスト+演出家サイン入りで舞台写真をプレゼントさせていただきます。
□チラシ用未公開写真
チラシ撮影時の採用されなかった非公開写真をサイン入りでプレゼントさせていただきます。
□公演映像データ(非公開)
プロの編集者の編集による、本番公演の全編映像をデータでお送りさせていただきます。
□〈Airswimming〉ワークショップ時の貴重な演技映像データ(英語版/未公開)
今企画の発端となった2018年3月のワークショップで発表した貴重なキックオフ映像を、データでお送りさせていただきます。
□最終通し稽古見学ご招待
12/18(予定)に行なわれる貴重な最終稽古をご見学いただけます。
□ご支援者様限定・公開ゲネプロご招待
12/19もしくは12/20のゲネプロ(本番直前、劇場での最終公開リハーサル)にご招待させていただきます。
□本番チケット+ご同伴者様ご招待
本番のお好きな回をご覧いただけます。ご同伴者様が1名様〜4名様までご招待できます。ご同伴者様分をご自身で別の回の分としてお使いいただくことも可能です。事前予約が必要となります。
□スペシャル観劇フリーパスポート(最大6回)
本番すべての回をご覧いただけます。ご本人以外の方にもご使用いただけます。事前予約が必要となります。
□舞台映像上映会+トークセッション
上演後に場所を借りて行うお茶会です。スナックを食べながら舞台の裏話や感想を話し合います。トークにはゲストをお招きする予定です。
□特別開催サロンご招待
関根が定期的に趣味で行なっているサロン(好きな詩を持ち合って読む、俳句をつくる、映画を観る、音楽をしっぽり聴くなどの文化的な行為をマイペースに行う会。手作り料理やお菓子を持寄ります)にご招待させていただきます。アートに造詣の深いゲストが来ます。
□関根が想像で描く、ご支援者さまオリジナル似顔絵
絵を描くことが好きな関根が、ご支援者さまを想像で描きます。色紙でプレゼントさせていただきます。
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(↓似顔絵イメージです)
単身心もとない舟を沖合いに出し、航海しはじめたことが何よりのリスクでありチャレンジだなぁと思っていました。
波にもまれながら何とか進むうち、次々と乗り込んでくださる皆さまのおかげでようやくシンプルな帆を張ることができました。浸水しそうな場所にはしっかり補強をしていくことも少し覚えました。目指す場所も日に日にはっきりと捉えることができるようになってきました。
まだまだ安心はできませんが、不安を吹き飛ばし、頼もしい乗組員である皆さまと胸を張って目指す地へ辿り着き錨を下ろせるよう、陸地からの応援でぜひ舟を後押ししていただけたらとても嬉しいです!
貴重なお時間の中最後までお読み頂きまして、誠にありがとうございます。
まだ日本人が知らない本作品が持つ力を、私の知る方たち、どこかで繋がっているまだ知らない方たち、私と同じ視点を持つ方たち、異なる視点を持つ方たち、できる限り一人でも多くのあらゆる物語を持つ人たちへ届けたいです。
その機会を今手にしていることをとても幸せに思っていますし、幸せだけで終わらせてはいけないと思っています。
アートに即効性はありませんが、そうこなくちゃ、と思います。
それこそがアートの魅力であり、アートは人間に備わっている自然の力だと信じています。
このプロジェクトにおける私の合言葉は「山動く」です。
日本初演【Airswimming】を私たちが力を合わせてできる最もクリエイティブな力でお届けするのに、皆様のお力をお借りして創り上げることができましたら大変幸いです。
この物語が、必要としている一人でも多くの人に伝わることを願っています。
お力添えの程、何卒よろしくお願い申し上げます。
平成30年9月
関根 愛
□公演時期
2018年12月20日(木)〜12月23日(日) 全6回公演予定
□劇場
絵本塾ホール/四ツ谷【http://ehonjuku-hall.com/】
□チケット料金
前売り/当日4,000円を予定
□チケット発売日
2018年10月中旬を予定
□翻訳本「エアスイミング」(幻戯書房)出版
上演と同時期を目指し現在鋭意進行中
◯公演情報、お知らせはこちらからご覧頂けましたら幸いです【https://note.mu/kanoandmegu】◯
3000 円
5000 円
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10000 円
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15000 円
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