6、「食」に対する事をみんなに知ってもらう
vol. 6 2023-01-12 0
6、「食」に対する事をみんなに知ってもらう
『絵本から実写・アニメ、世界で配給されるハリウッド映画へ「スパイスを探せ!」プロジェクト』
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皆さんは「フードロス」についてどれくらいご存知ですか?昨今ニュースでも多く取り上げられていますが、中々実感が湧かない方も多くいらっしゃるのでは無いでしょうか?
「フードロスについて」今回はご紹介させていただきます。
●フードロスとは?
フードロスは簡単にいうと
「まだ食べられるはずの食品を捨ててしまうこと」
です。一般家庭はもちろん、スーパーで販売されている食品の賞味期限が切れたり、
飲食店で仕入れていた食品が余ったりした場合にもフードロスは発生します。
「食品廃棄」という言葉がありますが少し意味合いが異なります。
例えば、骨付きのお肉を食べる場合、
骨の部分は食べられないので廃棄されますね。
これは食品廃棄で、フードロスとは違います。
ただ、お肉を加工する際に、見た目の良さを重視して、食べられるお肉の部分を骨を一緒に廃棄した場合はフードロスになります。
●世界と日本のフードロスはどれくらいあるのか
世界におけるフードロス問題は、先進国と途上国では異なります。
先進国では消費する段階でのフードロスが多く、
途上国では生産から卸売り・小売りの段階での
フードロスが多い傾向にあります。
途上国では、収穫した食糧の貯蔵や輸送にコストがかけられないために小売店に渡るまでに鮮度が落ちてしまうのが主な原因です。
また、貧困が原因のケースもあります。
金銭が必要になり、収穫時期よりも早めに作物を収穫して出荷したりして、販売できる商品価値がなく廃棄になってしまっています。
国連環境計画(UNEP)が発表した、家庭から発生したフードロスの統計
「UNEP Food Waste Index Report 2021」によると、
最もフードロスの量が多かった国は中国でした。
続いてインドが2位、日本は14位でした。
一人当たりのフードロスの量に換算すると日本は第1位の中国と同じくらいのフードロスが発生しています。
14位はあまり高く無いように感じるかも知れませんが、日本におけるフードロス問題は世界基準で見ても深刻ですね。
●フードロス問題と世界の飢餓
まだ食べられる食品を廃棄してしまうフードロスが起こる一方で、
世界に目を向けると食べるものがなく飢餓に苦しむ人が沢山います。
世界の飢餓人口は8億2千万人以上で、
9人に1人が飢餓に直面しているという状況です。
世界では、年間に約920万人の子どもが栄養不足で亡くなっているということです。
日本では、年間に2,000万トンの食料が廃棄されています。
この数は、途上国に住む5,000万人の1年分の食料にあたり、
日本が廃棄している食料の1割で、栄養不良で亡くなる920万人の子どもたちの命が救えるというのです。
いかがだったでしょうか。今回はフードロス問題についてご紹介させていただきました。
毎日する食事で実感が湧きにくいかと思いますが、今日本では、世界ではこのような状況におかれているのです。
絵本『スパイスを探せ!〜マリオと不老不死のサフラン〜』では
美味しい料理やスパイスに関する『食』を多く取り上げています。
それは、すべての人が豊かな生活をし、飢餓がなくなることを意識して描いています。
絵本ですのでお子様にも読んでいただきやすいですし、
この絵本を通して飢餓問題や、食に対しての意識を親子で深めていただければと思います。
ある種、教育にもご活用いただける絵本だと思います。
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