演出ノート
vol. 3 2019-02-09 0
今回の撮影で気をつけたいこと
思いと行動は結びついているかどうか
思いで世界は変わるのか
行動が重要なのか
世界を変えるのは行動でありアクションである.
アクションを起こした時の周りのリアクションによりドラマが起こる。
心理ではなく行動であり動き。悲しいから泣くのではなく泣くから悲しい。
シナリオについて
様々な人達が関わって作っていく映画においてシナリオ単独で完結することはあり得ない。
今回のシナリオは大まかな流れしか書いてないので詳細は関わる方々と一緒に作っていきたいと思っている。
演技について
何もかも説明しよとする現代社会の傾向なのだと思うが説明演技が多い。それでは観客の創造性は育まれない。創造力は使わなければ退化してくる。創造性の時代に入っているのに一番クリエイティブでなければならない映画の現場がこれではいけない。もっと観客の創造力を信じていいのではないか?
日常生活や社会の中で色んなものを役者さん達はまとっている。自分達の現場ではまずはそういう様々なものを排除する所から始めなければいけない気がする。
現在、綺麗な映像、おしゃれなカットを追求する映画はいっぱいあるが演出を追求する映画は殆どない。労力と時間と経験と創造性を有する作業だからである。
今後はどういう演出をするかによって映画の良し悪しが決定されてくるのではないか?