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「久比 小さな暮らしの芸術祭」の開催をクラウドファンディングで実現!
瀬戸内海に浮かぶ大崎下島の谷間の村「久比」。島の外からやってきた私たち。久比の暮らしで感じる「違和感」を面白がって捉え、他者の感性や考え方を受け止め自分に立ち返ることができる場を久比の人々と参加者とともにつくる芸術祭。
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広島県呉市大崎下島の久比の暮らしに魅力を感じた福島大悟、飯田夏、延岡空の3名を主要メンバーとして、「久比 小さな暮らしの芸術祭 」を企画運営しています。
瀬戸内海に浮かぶ大崎下島の谷間の村「久比」。島の外からやってきた私たち。久比の暮らしで感じる「違和感」を面白がって捉え、他者の感性や考え方を受け止め自分に立ち返ることができる場を久比の人々と参加者とともにつくる芸術祭。
久比の人々の捉える「食べ物」と、普段、都市で暮らしている私たちが捉える「食べ物」とではどこか違っています。
私たちは、久比での暮らしの中で多くの人々と関わるうち、普段感じることのない暮らしや生き方にまつわるたくさんの「異和感」を感じてきました。
「異和感」:違いを感じ、他者や自分の行動や考え方に疑問を持つこと
本芸術祭では、「異和感」を上記のように定義します。私たちは、久比での暮らしや体験の中で感じる「異和感」の正体に迫ることで、自分が今まで持っていた考え方や価値観に気づき、自分自身のこれからの生き方や暮らし方を考える場ができるのではと考えました。本芸術祭では、久比での暮らしの中で、普段私たちが感じている「異和感」を感じることができる体験と、その過程で生じた様々な感情をそれぞれが得意なメディアを通して表現することで、より多くの視点で見た久比を体験し、気づきを共有することができる場を目指します。
みなさん、はじめまして。久比 小さな暮らしの芸術祭(くびげえ) 実行委員会の福島大悟、飯田夏、延岡空です。この度は、本ページを訪れていただきありがとうございます。今回、2024年5月5日に第一回、くびげえを開催することになりました。本ページでは、開催に至った経緯や、久比の村の魅力を存分にお伝えできればと思っています。ぜひ久比でお待ちしています!!
メンバー紹介
福島大悟
2001年 広島県福山市生まれ。2017年に農業高校へ入学したことをきっかけに、農村漁村地域の活性化に関わりはじめる。2019年、一般社団法人まめなのある大崎下島 久比に初来島。感謝経済を可視化する「まめな手形プロジェクト」で日経ビジネスコンテスト学生部門賞受賞。2020年、広島大学進学と同時にコロナのロックダウンを経験。大崎下島 久比に移住。一般社団法人 まめなの運営に参画。2021年、久比で大学生と地域の子どもたちで新しい学びの場をつくる「島の寺子屋」を90回開催。現在は、一般社団法人まめなの運営、まめな食堂のホールスタッフ、レモン畑、地域のおじいちゃんおばあちゃんたちの暮らしのお手伝いなどをしながら、芸術祭の企画をしている。
飯田夏
2003年生まれの20歳。山口県出身。高校卒業後、広島県の叡啓大学に進学。ソーシャルシステムデザインについて学んでいる。学校のインターンとして久比を訪れる。2週間滞在し、得意の写真を使って2週間の滞在の記録をまとめる。これかも写真を撮って、久比の写真集を出したいと考えている。
延岡空
2002年生まれの22歳。この春、広島大学総合科学部を卒業し、広島大学大学院(文化人類学系)に進学。大学1年生の夏、同級生の福島大悟の誘いを受け、初めて久比を訪れる。大学3年生の時、学校の授業で久比を再訪し、久比の歴史や日々の営みについての話を実際に久比で暮らしている人から聞くことに面白さを感じ、久比に関する卒業論文を書くことを決意する。大学4年生の夏から久比でのフィールドワークを開始し、久比の人々が日々の暮らしの中でどのようにして昔の記憶を思い出しているのかをテーマに研究を行う。研究の一環として、久比のおばあちゃんたちと久比で伝統的に利用されてきた平釜で煮しめを作る「平釜煮しめ会」なども企画。
「こんなに何もなぁとこによう来たねぇ。」島の外から来た私たちに久比の人々は口をそろえてそう言います。久比の人口は約350人。村には、毎日18時に閉まるスーパーが一軒、郵便局が一軒、全校生徒24人の小学校が一校。カラオケやボーリング、映画館などの娯楽施設は一切ありません。
久比の人々は、暮らしの中で必要な様々な物を自分たちでつくります。味噌や餅、たけのこやゼンマイの酢漬け、ひじきなど、久比の食に欠かせないものは自分たちで栽培したり収穫したりして季節ごとに仕込みます。今、久比で使われている建物や道路のほとんどが、久比の人々が自分たちで山を切り開き作ってきた物です。道具一つで創意工夫してその辺にあるものを素材に暮らしを成り立たせています。久比の人たちにとっての娯楽は、みんなで集まって行く磯遊びや山菜取り、自分たちで作った食材を使ったごはん会や年に一回の盆踊りなど、そのほとんどが季節の食や伝統行事にまつわるものです。久比での暮らしや仕事の内容は、日が出て日が沈み、季節の移ろいに合わせてうつりかわります。
久比の人々が口を揃えていう「何もない」久比。そんな久比の暮らしが私たちにはとても新鮮に映りました。
冒頭に紹介した「野菜いるんじゃったら早よ言いねぇ。種蒔いちょくんじゃけ。」という言葉は、僕らが伝統的な平釜という大鍋で煮しめを炊くイベントを開催した際に、いつもお世話になっているおばあちゃんに言われた一言です。「野菜が必要だったらスーパーに買いに行く」という手段しか頭になかった私たちにとって、「種を蒔く」という選択肢に衝撃を受けました。
お金さえ払えばなんでも買える豊かな時代に生まれた私たちにとって、久比の人々の態度や行動に驚き、今まで考えもしなかった選択肢や価値観を感じとることが多々あります。そうしたところから、私たちは様々な発見やインスピレーションを得てきました。
そして久比は、私たちにとって、「どう生きたいか」「どうなりたいか」など、自分の中にあったモヤモヤや悩みと向き合い、自分自身や久比の中にある「何か」に気づく大切な場所になっていきました。
久比にあるゲストハウスで夜な夜な開かれる夜会。集まる若者たちの間で、日々、久比で暮らす中で村人たちに各々が感じてきた「異和感」を考察する場が自然と生まれていました。
そうして、このえも言われぬ「異和感」をみんなでおもしろがるようになり、気づくと、各々でそれぞれ写真や文章などそれぞれの得意なメディアで体験を表現するようになっていました。そんな中で、より多くの人に、この感覚を味わってもらいたい、表現してもらいたいと思うようになり、「久比 小さな暮らしの芸術祭」の企画が立ち上がりました。また、村人たちの暮らし方や価値観を感じた上で、それぞれの暮らしについて「立ち返って考える場」にしたいとも考えています。
芸術祭のテーマは、久比の暮らしの中で感じる「異和感」。本芸術祭は、そうした「異和感」を様々な人々の視点や表現方法の中から、面白がり興味深く見つめる中で、参加者自身がどのような考え方や価値観を持っているのか、立ち返って考える場や気づきを共有する場として機能することを目指しています。
本芸術祭では、主に以下の三つで構成されています。
・久比の滞在者が表現した久比の「異和感」
滞在者や移住者が久比で暮らしている中で感じた「異和感」を、写真、動画、音声、文章などそれぞれが得意なメディアを通して表現します。参加者の方にはこれらの作品を通して、それぞれの視点からみた久比を感じてもらいます。
想定する展示例
「谷底の鼓動」
「日常」
「不在を聴く」
・久比の語り部
私たちがどのような体験を経て「異和感」を感じているのか、参加者にもその原体験を味わってもらいます。
白い什器の上に置かれた
「久比の暮らし」にまつわるもの
手法:5名+先導を一組として、久比の人々の生活空間を舞台にした会場3箇所を周ります。各会場に真っ白な什器を置き、その上に久比の人たちが選んだ「久比の暮らし」にまつわるものを置いて、それを軸に久比の人々が語りだします。
また、各会場を巡る前に各組ごとにミッションカードを数枚ずつ引いてもらい、語り部のおじいちゃんおばあちゃんたちに参加者からコミュニケーションをとりながら、ミッションをクリアしてもらいます。
ミッションカードの例:マーマレードの作り方、石垣の組み方、うどんの打ち方、夏の農床には何をまけばいいか、味噌の作り方など
・「異和感」の正体に迫るワークショップ
ミッションをクリアする過程で、そのようなコミュニケーションをとったかを各組ごとに発表してもらいます。また、久比の人々の語り部の中で参加者それぞれが感じた気づき「異和感の種(えー、確かに、そうなんだ、おもしろ)」をもとに、そこからどういう疑問や違い「異和感」を認識したかを明らかにし、それぞれがどのような考え方や価値観を持っているのかを紐解いていくワークショップを行います。
また、それぞれがどのようなシーンで「異和感の種(えー、確かに、そうなんだ、おもしろ)」を感じたかを発表してもらい、それぞれの視点でみた久比の面白さや、久比で感じる「異和感」の正体に迫っていきます。
想定する当日のタイムスケジュール (2024年5月5日)
今回の芸術祭は第一回目ということで、実行委員会の組織・運営、久比の人々と作り上げる「久比の語り部」、「異和感の正体に迫るワークショップ」など全てのプログラムが初めての試みです。そうした意味で、芸術祭の企画段階から毎晩様々な議論が起き、企画の詳細が決まるにつれて新たな問題や決める必要があるものが出てくるなど試行錯誤が続いています。
しかし、それぞれのメンバーがいつもお世話になっている久比のおじいちゃんおばあちゃんたちと一緒に、「久比の面白さを伝えたい。」という思いを強く持っています。もし今回、目標金額を達成しなかった場合でも、第一回目は自己資金での開催する覚悟です。リターンもお届けします!
また、それ以上に詳細が決まれば決まるほど、当日が楽しみでしょうがないワクワク感や気合いが高まってきています。メンバー一同鋭意奮闘中ですので応援のほどよろしくお願いいたします!!
今回の小さな暮らしの芸術祭には、それぞれの関わり方として以下の四つの方法を想定しています。
ステッカーイメージ画像
・芸術祭ステッカー
久比 小さな暮らしの芸術祭 オリジナルステッカーです。
現地での参加は難しいけど、継続的に芸術祭に関わってみたい方におすすめです。
アートブックイメージ画像
・久比 小さな暮らしの芸術祭 アートブック
収録内容:久比とは何か/久比の滞在記/作品の解説/ワークショップのレポート//写真集
「久比とは何か。」をテーマに、それぞれの視点でみた久比を表現したアートブックです。直接現地にいなくても、「久比」を少しでも体感できる内容を目指します。
・現地での参加
芸術祭の参加チケット/宿泊・食事(夕食・朝食・昼食)
宿泊は久比にある一般社団法人まめなの宿泊施設、食事はまめな食堂
「実際に現地で芸術祭に参加してみたい!」という方向けです。私たちが活動拠点としているゲストハウス「一般社団法人まめな」へ宿泊し、久比の野菜を使った「まめな食堂」のご飯を食べながら、芸術祭に参加していただきます。
一般社団法人まめなの宿泊施設について
まめな食堂について
・純粋応援
お礼のお手紙と芸術祭のレポートをお送りさせていただきます。
純粋に芸術祭を応援したいと思ってくださる方にお選びいただきたいです。
久比 小さな暮らしの芸術祭は、2024年5月5日を第一回目として、年に数回の頻度で定期開催することを目標としています。
また、参加者の中で興味のある方には、次回以降のテーマ決めや作品制作など、様々な場面で継続して関わっていただけたらという願いも持っています。
このように、芸術祭の関係人口を増やしながら、一回きりでは終わらない、新たな循環を生んで行けたらと思っています。
私たちが感動し、より多くの人に伝えたいと感じている「久比の暮らし」。そしてそこから得ている気づきや問いをどのように多くの人々に体験してもらい共有していくか。今回の久比 小さな暮らしの芸術祭 第一回目をきっかけとして新しい流れを作っていきたいです。
本クラウドファンディングでご協力いただいた資金は、以下の用途の一部として使用させていただきます。
久比の暮らしの中から私たちが感じてきた気づきや発見、感動をより多くの人に伝えたい!!という思いから始まった今回の「久比 小さな暮らしの芸術祭」。
芸術祭の参加者という形で今回、久比に来てくださる方々の目に、久比の暮らしがどのように写るのか、そしてその中からどのような気づきや発見があるのか、メンバーみんなでとてもワクワクしています。
さらに、この芸術祭やアートブックを通して、より多くの方に「久比の暮らし」のファンになってもらい、第二回目以降、ファンを巻き込みながら、芸術祭を重ねるごとにより多くの視点や価値観、手法や表現に挑戦していきたいと考えています。そうなることで、私たちだけでは辿り着けない新たな気づきや発見が得られればと考えています。
私たちと一緒に、久比を舞台にした思考の旅に挑戦してみませんか?
ぜひ応援、またご参加の程よろしくお願いいたします!!
久比 小さな暮らしの芸術祭実行委員会
福島大悟 飯田夏 延岡空
1000 円
3000 円
5000 円
SOLDOUT
12000 円