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国内外数々の映画祭で高評価の衝撃作『コントラ』劇場公開をクラウドファンディングで実現!
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Kowatanda films(コワタンダ・フィルムズ)は2016年にアンシュル・チョウハンと茂木美那によって設立された映画制作団体。現在までに長編映画2作を制作し、国内外様々な映画祭にて評価を得ている。 Kowatanda films was founded by Anshul Chauhan and Mina Moteki in Tokyo in 2016.
国内外数々の映画祭で高評価の衝撃作『コントラ』、3/20新宿K's cinemaより全国劇場公開となります!
https://www.kowatanda.com/kontora
映画『コントラ』のポスターデザイン
この映画の全ては、「車の事故で家族を亡くしたある男性が、過去に戻ろうと後ろ向きに歩き出した」という記事からはじまったと、アンシュル・チョウハン監督。
後悔の念を浄化する為に過去に戻りたいと思う人間の願望。全編を通して、モノクロームの圧巻の映像と、プリミティブと哀感が絡み合う美しい旋律で紡ぎ出す独特の映像世界。アニメーターと言う経歴を持つインド出身の異彩 アンシュル・チョウハンだから成し得た世界観が、観客である私たちの目前に具現化されていく。
ソラを演じた円井わんは、ドラマ『全裸監督』(19)、映画『タイトル、拒絶』(20)ほか21年には5本の公開待機作が控えている期待の俳優。謎の男を演じた間瀬英正は、本作で大阪アジアン映画祭最優秀男優賞を獲得し、彼もまた将来が嘱望されている。また父親役の山田太一は、映画『パッチギ』の出演やTBS『報道特集』のナレーションなどで活躍する傍ら、本作では演者としてだけでなく、ロケ地の提供、製作費のサポートなど、アンシュル監督のクリエーションを公私に渡って支えている。
ワールドプレミアとして上映されたエストニアのタリン・ブラックナイト映画祭でのグランプリ&最優秀音楽賞受賞をはじめ、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭での国内長編コンペティション部門 優秀作品賞受賞、ニューヨークで開催されたジャパンカッツ大林宣彦賞など、数々の映画祭で高い評価を獲得してきた衝撃作が、満を持して遂に劇場公開される。これは全く新しい時代の日本映画を予感させる。
ほか、全国で順次公開となっております。(決まり次第、上記リスト更新予定)
タリン・ブラックナイト映画祭授賞式の様子
高校生のソラ(円井わん)は、父親(山田太一)と二人暮らしだが、その関係は冷え切っている。そんなある日、急死した祖父が第二次世界大戦時の日記の中に遺していた、記号化された宝の存在を知ることとなる。彼女が密かに宝の探索を試み始めたとき、突然無言で後ろ歩きをする見窄らしい男(間瀬英正)と遭遇する。ソラの身に、ほぼ同時に起こった二つの事象。それは果たして何かの啓示なのか?
アンシュル・チョウハン
アンシュル・チョウハンは1986年北インドで生まれ、陸軍士官学校で訓練を受け、大学にて文学士を取得した後、アニメーターとして2006年からパプリカスタジオにて働き始める。2011年に東京へと拠点を移し、最初に働いた株式会社ポリゴン・ピクチャーズでは、エミー賞を獲得した『ディズニーXD トロンuprising』に携わり、その後株式会社オー・エル・エムや株式会社スクウェア・エニックスなどで働く。今までに携わった作品は『ファイナルファンタジーXV』、『キングズグレイブ: ファイナルファンタジーXV』、『キングダムハーツ3』そして『ガンツ:オー』など多岐にわたる。
アニメーターとして日本で働く傍ら、自主制作への情熱も芽生え始め、2016年にKowatanda Films(コワタンダ・フィルムズ)として活動を始める。そしてこれまでに、長編映画2作を完成させ、両作品とも世界各国の映画祭にて様々な受賞を遂げている。
アンシュル監督の処女作『東京不穏詩』
【コメント】
「コントラ」は私にとってとてもパーソナルな作品です。インドの家族を思いながら物語を構成していたため、それを日本で映画化することに戸惑いも感じていたものの、第二次世界大戦時に特攻隊員となった生徒達の手紙を読む機会に恵まれ、国が違えど思うものは同じであったと強く感じました。これに背中を押されたものの、暫くの間このコンセプトをどう実現していくかを考えました。そんなある日、岐阜を訪れた事がこの物語の大きな転機となってより現実的となり、今までの自分の人生経験を台本にはめ込め始めました。主人公ソラは祖父が残した日誌を頼りに彼が過ごした軍隊生活の軌跡を辿る、そして不審なホームレスの男は後ろ向きに歩く。どちらも後悔の念を浄化する為に過去に戻りたいという人間の願望を映し出しています。この映画は、精神的にも身体的にも過去を遡り自身を知るという着想に基づいています。また日本映画において、女子高校生が登場する映画は珍しくありませんが、私はそれらに出てくるありきたりなラブストーリーの型にはまらない主人公を描きたかったのです。それは、現代で何不自由なく暮らしている少女が、自分とはかけ離れた知られざる現実を知っていくというものは、私が描きたいと思っていたものでした。限られた予算の中で、10日間という短い期間での撮影でしたが、結果として海外からとても良い反応を受けたことに対して大変嬉しく思っています。我々は、チーム一丸となって日本の皆さんと強く深く繋がれる作品を作れるよう尽力しました。この映画を通じて、若い世代の皆さんに祖父母世代が経験した過去を垣間見ていただけたらと思っています。劇場で皆さんにお会いできるのを楽しみにしています。
円井わん
大阪出身。幼い頃から役者を目指し高校卒業を機に上京。スタイリストの助手等で現場に行き独学で芝居を学ぶ。 内田英治監督作品「獣道(Love and other cults)」で映画デビュー。 西川達郎監督「向こうの家(the others home)」佐藤佐吉監督「黒い乙女Q&A(Black Maiden)」、Netflix「全裸監督(NakedDirector)」テレビ東京「Iターン」「セトウツミ」「100万円の女たち」等のドラマやMusic video等映像を中心に幅広く活動し、21年には公開待機作品が5本ある。今作で長編初主演となる。
間瀬英正
愛知県出身。青年座研究所を経て舞台を中心に活動している。主な出演作は水戸ACM劇場「赤シャツ」(演出:文学座・西川信廣氏)、Tファクトリー「レディオルガの人生」、青蛾館「毛皮のマリー」、ワンツーワークス「グロリア」など。2021年2月には桑原裕子作「甘い丘」に出演予定。映像では「KONTORA」にて『第15回大阪アジアン映画祭最優秀俳優賞』を受賞。「24JAPAN」、「相棒19 元旦スペシャル」などドラマにも出演している。また、イラストレーターとしても広告・出版等に作品を提供している。自転車キンクリーツカンパニー所属。
山田太一 (兼 コ・プロデューサー)
NYのリー・ストラスバーグ演劇専門学校にて演劇を学ぶ。アクターズスタジオなどで活動。故・今井雅之に師事し今井雅之の『THE WINDS OF GOD』のブロードウェイ公演にもスタンドインとして参加。帰国後俳優として映画『パッチギ!』ではラストシーンのラジオ局でパーソナリティー役を演じた。そこから自身の劇団『東京遊劇手』を立ち上げる。現在は舞台・映画・ドラマで活躍中。他の出演映画は2011年『ふるさとがえり』2015年『アイズ』(鈴木光司原作)2016年『スクールオブナーシング』2017『東京不穏詩』他
清水拓蔵
東京キッドブラザーズ出身。その後、音楽座に在籍し『シャボン玉とんだ宇宙までとんだ』で主演を務める。30歳で今井雅之氏と出会い今井作品に参加し始め2年後『THE WINDS OF GOD』の松嶋役で世界ツアー参加。その後も『レ・ミゼラブル』等、数々の舞台に出演し、数多くの舞台興行から声がかかるなくてはならない存在。事務所移籍後舞台主体からメディアに活動の場を広げている注目の俳優。現在、舞台・テレビ・映画などで活躍中。
セイラ
東京都出身。津田塾大学国際関係学科卒業。大学卒業後は、有料多チャンネル放送局で勤務したが、演技を学ぶため退職。英語や即興ダンスを使った表現を研究中。現在は外国人監督による自主制作映画やミュージックビデオ、パナソニックなどの広告映像にも出演している。「コントラ」が彼女の長編映画デビュー作となる。
坂内愛
神奈川県出身。18歳で初舞台を踏み、舞台を中心に女優活動を始める。
19歳の時にイベントの仕事に出会い、22歳でMCナレーターとしてデビュー。その後、自分の言葉で伝えること、舞台で演じること、それぞれの面白さに目覚め、女優業とMCナレーター業の二足の草鞋で活動を続ける。長年の活動によりステージ経験数は他者を圧倒する。
現在は、女優ナレーターMCとして、企業VP、CM、イベント、映画、舞台等多方面で活躍中。
オフィスエルアール所属。
香田悠真
近年は映画音楽を数多く手掛ける中、舞台芸術の音楽監督等も務める。
本作品では、第23回タリン国際映画祭にて最優秀音楽賞を受賞。
現在は東京を拠点に活動。
マックス・ゴロミドフ
エストニア出身でBaltic Film & Media Schoolを卒業した撮影監督とカラーリスト。ドキュメンタリーとフィクション映画の制作に関わり続けている。2014年に来日し、東京の株式会社デジタル・ガーデンにシニアカラーリストとして就職。現在までに、エストニアと日本において様々なジャンルの映画制作に撮影監督やカラーリストとして関わっている。2017年からは、エストニア映画協会からの投資を受けて東京代々木公園についてのドキュメンタリー映画プロジェクトを自身で始動させ、現在ポストプロダクション段階となっている。
茂木美那
外語大学英米語学科卒。在学中のアメリカ留学を通して、アートやCGに魅了され方向転換し、現在はCGアニメーターとして働く。関わった作品はファイナルファンタジーXV、Kingsglaive、Gantz:Oなど。2016年にKowatanda Filmsを発足依頼、アンシュル監督と映画制作を共にしている。現在は大手ゲーム会社にてCGアニメーターとして働く傍ら、Kowatanda Filmsではプロデューサーとしてだけでなく、通訳や台本翻訳、制作進行アシスタントとしても携わる。
有限会社桜井ダイカスト工業の皆さん
岐阜県関市と武芸川町の皆さん
関市観光ホテル武芸川温泉
NPO法人音楽座ぎふの皆さん
武芸川映画制作委員会
「幾重にも折り重なった素晴らしい物語構成」と「真の映画体験」
この愛おしさにもあの辛さにも
合間に挟まる可笑しさにだって
説明がつかない。言葉にならない。
日常が一転し、非日常となれば
良くも悪くも
いつしかそれが日常になる。
大切に、大切に、生きようと思った。
途轍もなくインパクトのある映画だった。殺気だった少女の不可解な心の移り変わりに翻弄されながら、最後まで見た。息苦しさを緩和し幻惑する音楽に誘われる予測不能な物語。
「パラサイト」や「はちどり」が少人数の家族だけを見つめて社会と歴史を照射したように、「コントラ」も片田舎の家族とそこに出現した後ろ向きに歩く男だけから今の社会と歴史を照射する。なんと壮大で挑戦的な作品だろう。
「映画業界が 危機的な変化に直面している今、ネクストジェネレーション・コンペティション部門は我々、審査員に日本映画界の未来を見据えるという意欲をかき立てました。受賞作品は、過去の重さと、それに一人ではなく、一緒に取り組む人たちの責任を探求しています。過去に根ざした作品でありながら、登場人物の少女が成長する過程の多感な状況をきめ細かく描かれていることと、少女がいかにして道導となったかに心を打たれました。この作品の監督は、映画という枠の中で彼独自の世界を創り上げるべく、日本を見ることができる双眼鏡を持ち続けることができる監督だと信じています。猛スピードで変化し、進化するNEXT GENERATION。奇しくも最も大和魂を感じる一本、そしてこれからの未来に最も期待を覚えさせたのは後ろ向きに走る男を主人公にした映画だった。2020 年日本映画祭ジャパン・カッツの第1回大林賞はアンシュル・チョウハン監督の『コントラ』に贈ります。
(ジャパンカッツ公式ステートメントより)
モノクロ映像によって浮かび上がる情景や移り変わってゆく人物の表情。
作中の音楽によって増幅する人間の感情や風景描写。
家族関係から戦争や日本の体制まで描かれた今作は狂気的であり、美しい物語でした。
”美しい”田園風景とコントラストを描くように、過去や負の感情と上手く向き合えない我々の不器用さと残酷さが暴かれていく気がします。アンシュルの羨望でも投影でもない、日本への静かな目線を僕らは受け止めないといけないと思う。
チョウハン氏の長編2作目は明らかな技術力の高さを見せつけた。低予算にも関わらず、本作は光沢のあるモノクロビジュアルと力強い演技力、過去と未来、リアリズムとマジカルリアリズムの重層的融合が織りなす家族ドラマであり詩的な寓話と言える。
『コントラ』(2019年)は家族への罪悪感と後悔を表現した力強く情熱に溢れた作品だが、この映画はインド人監督。エストニア人撮影監督の国際クルーによって単色(白黒撮影)で制作され、日本をテーマとしながらも、どこか中央ヨーロッパを彷彿とさせる作品だ。高校生の少女を演じた円井わんや、後ろ向きに歩く男性を演じた間瀬英正の演技は特に印象深い。(間瀬氏は劇中の日誌に描かれた絵も担当している)
本作は予算が限られた中での制作となった為、劇場公開の予算が残っていない状態での準備開始となりました。このプロジェクトで集まった資金は、この公開にかかる費用(下記参照)に使わせていただく予定です。
[内訳]目標額 150万円
本作は既に配給が決まり、コロナ禍という状況でより多くの方々に鑑賞していただくため、現在準備を進めている最中ではありますが、この公開をより良いものにするため、本プロジェクトが立ち上がりました。この状況下ということもあり、コロナの影響で上映予定日が変更になる可能性はあります。それによっては、リターンをお渡しする日程にも影響が出ますこと、ご留意いただければと思います。また、状況に関しては随時アップデートにてご連絡をさせていただく予定です。
(1) 公式ウェブサイトにお名前を掲載
スペシャルサンクス欄にて、クラウドファンディングより応援してくださった方として、お名前を掲載させていただきます。
(2) コレクター限定のアップデートを共有
本作のリリース情報など、いち早く共有させていただきます。
(3) 『コントラ』映画鑑賞前売券 1枚
全国の劇場でご利用いただける、『コントラ』の鑑賞前売券1枚になります。コロナの影響で上映劇場が変わる場合は、その都度ご連絡を差し上げます。
(4) 『コントラ』の監督と主演俳優サイン入り二つ折りフライヤー 1枚
コントラの二つ折りフライヤーを、監督と主演俳優の感謝を込めたサイン入りでお届けします。
(5) 『コントラ』監督と主演俳優サイン入り 限定モノクローム特色銀入りポスターB2サイズ 1枚
B2サイズのコントラ劇場様用限定ポスター、2種類のデザインより1種お送りいたします。またこちらは、監督と主演俳優のサイン付きです。
(6) Kowatanda Film長編映画1作目『東京不穏詩』期間限定オンライン鑑賞リンク
アンシュル・チョウハン監督の処女作となった『東京不穏詩』を期間限定でご鑑賞いただけます。
(7) Kowatanda Film長編映画1作目『東京不穏詩』監督サイン入りフライヤー 1枚
アンシュル・チョウハン監督の処女作となった『東京不穏詩』の現在どこでも手に入らないフライヤー。ここに監督の感謝の気持ちを込めたサイン入りでお届けします。
(8) Kowatanda Film長編映画1作目『東京不穏詩』監督サイン入りパンフレット1冊
既に市場では手に入らない、アンシュル監督の処女作『東京不穏詩』の公式パンフレットに、監督の感謝を込めたサインを添えてお送りさせていただきます。
(9) コレクター皆さんと監督でグループZoomビデオチャット(質疑応答)
サポートいただいた皆さん全員と監督でのグループZoomコールになります。ここでは、前作に関してや映画制作のきっかけ、コントラの制作秘話などなど、監督にどんな質問でもしていただけます。 時間は1時間です。
(10) コレクター皆さんと監督、主演俳優でグループZoomビデオチャット(質疑応答)
サポートいただいた皆さん全員と監督&主演俳優でのグループZoomコールになります。ここでは、本作に対してや撮影裏秘話など、監督と主演俳優に質問していただけます。時間は1時間です。
(11) コレクター皆さんと監督、主演俳優でプライベートZoomビデオチャット(質疑応答)
監督と主演俳優とのプライベートZoomコールになります。ここでは、本作に対してや撮影裏秘話など、監督と主演俳優に個別で質問していただけます。 時間は45分です。
(12) 次回作の撮影現場に1日ご招待
今回のリターンの中でもっとも面白いものになります。監督の次回作撮影に1日ご招待をさせていただきます。撮影セットを見学したり、撮影プロセスを観察したり、もしご希望であればエキストラとして映画に参加することも可能です。現在まだ撮影日が決まっていませんが、監督が次回作の撮影日程が決まった際のご招待となります。
(13) オンラインリリースが決まった場合、配信する映画のクレジットにお名前を掲載
今後、劇場公開が無事に終わった際にはオンラインでの配信も目標としています。これがかなった際は、オンライン配信で配信する本作のクレジットにお名前を掲載させていただきます。(こちらは劇場上映では反映されませんのでご注意ください)
このページを最後まで読んでいただき、ありがとうございました。また、既にこの映画をサポートしてくださった皆さんにもお礼申し上げます。まずは東京より、劇場上映開始間近となりました。コロナ禍ということもあり、万全という状況ではないものの、シネマスコープで撮影されたこの美しくも力強い映像は、劇場でより楽しんでいただける映画だと確信しています。この映画をより多くの方々に劇場で観ていただけることを目標に、日々頑張って参ります。
例え目標額に到達しなくとも上映自体は変わらず行う予定ですので、劇場にて皆さんにお会いできるのを楽しみにしております。
3000 円
5000 円
10000 円
20000 円
50000 円
100000 円