【タイムリミットまであと3日!】クラウドファンディング映画の現状
vol. 17 2014-05-24 0
締め切りまであと3日となりました。週末に入ってしまったのでネットを見ない人も多いかと思いますが、目標額まであと一歩まで来ていますのでアップデートを更新します。
今回は、アメリカでクラウドファンディングを利用した映画制作がどれだけ行われているのか、ざっと調べてみました。セレブが関わったプロジェクトと違って、無名のクリエイターのプロジェクトはめったに報道されないので、正確な数はわかりません。
ただ、米インディペンデント映画の祭典であるサンダンス映画祭で上映された映画のなかで、クラウドファンディングを利用した作品の数はわかります。
米大手クラウドファンディングサービスのKickstarterの発表によると、今年のサンダンス映画祭で上映された全作品のうち、同社のサービスを利用して映画化を実現させた作品は計20本あったそうです。長編と短編、ドキュメンタリーとカテゴリーはさまざまですが、サンダンスの上映作品の全体の1割以上を占めます。しかも、3年連続だそうです。
アメリカにはIndigogoというライバルサービスもあり、こちらを利用して資金を調達した映画は6本あるそうです。
計26本。今年のサンダンス映画祭では長編映画が121本、短編映画が66本が上映されたので、けっこうありますね。
さらに、サンダンス映画祭はインディペンデント映画の最高峰ですから、応募数も膨大です。
今年は過去最多の1万2218本の応募があったそうです。このなかにクラウドファンディング発の作品がどれだけ含まれているかは分かりません。厳しい選考をくぐり抜けてサンダンスで上映された作品のうち、少なくとも26作品がクラウドファンディングを利用しているということは、新たな資金調達の方法として定着しつつある証拠だと思います。
「KAMPAI」も、クラウドファンディング発の成功例に数えられたいものですね。