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日本酒ドキュメンタリー映画「KAMPAI」をクラウドファンディングで実現!
イギリス出身の杜氏、アメリカ出身のジャーナリスト、伝統ある酒蔵を引き継いだ若き蔵元。
個性的な3人の葛藤と活躍を紡ぎ、世界をターゲットにした日本酒ドキュメンタリーを作ります!
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ロサンゼルス在住の映画ライター/フィルムメーカー。ハリウッド外国人記者協会(Hollywood Foreign Press Association)の一員として取材を行うかたわら、映像製作を手がける。MotionGalleryによって資金調達を行った長編ドキュメンタリー映画第1弾「カンパイ!世界が恋する日本酒」(原題:KAMPAI! FOR THE LOVE OF SAKE)は、2015年スペインのサン・セバスチャン国際映画祭でのワールドプレミアを皮切りに、東京国際映画祭、ハワイ国際映画祭、ソノマ国際映画祭、ブエノスアイレス国際インディペンデント映画祭などに出品。世界13カ国以上で配給される。
イギリス出身の杜氏、アメリカ出身のジャーナリスト、伝統ある酒蔵を引き継いだ若き蔵元。
個性的な3人の葛藤と活躍を紡ぎ、世界をターゲットにした日本酒ドキュメンタリーを作ります!
A British sake brewer, an American journalist, and a young president of a centuryold sake brewery in Japan join together to explore the mysterious world of sake, or Japanese rice wine. The film illustrates how these unique individuals who have been fascinated with this extraordinary beverage of Japanese origin meet the challenges of the current sake industry, investigating the rich, complex, and spectacular world of sake.
Click here for more info about the project in English.
How to pledge
to KAMPAI on Motion Gallery
長い歴史のなかで育まれてきた日本酒は、奥の深さと種類の豊富さが最大の魅力です。その半面、初心者には取っつきづらい特徴があります。実際、ぼく自身もお酒の席で日本酒を避けてきました。
しかし、海外で日本食に対する興味がますます高まるなか、1年の大半を国外で過ごすぼくは、外国人ーーというか、正確にはこっちが外国人なのですがーーから日本酒に関する質問を受ける機会が増えてきました。
食前酒に向いている酒は?
寿司に合うのは?
冷やと熱燗はどっちがいい?
こうした質問を浴びせられるたびに、ぼくは自分より詳しそうな人に取り次いで、ごまかしてきました。
日本酒に関する書籍をいくつか手にしてみたことはあります。しかし、日本酒好きの人を対象に書かれたものはディープでついていけないし、初心者向けに書かれたものは教科書的すぎて頭に入ってきません。なにより、素人のぼくに、「ぜひ、日本酒を飲んでみたい!」「この世界を極めてみたい」という気持ちを抱かせてくれませんでした。
映像作家として日本酒にアプローチしてみたいと思いたったのは、「二郎は鮨の夢を見る」(原題:Jiro Dreams of Sushi)というドキュメンタリーを観たのがきっかけです。「二郎は鮨の夢を見る」は、5年連続でミシュラン3つ星に輝いた「すきやばし次郎」を、アメリカ人監督が描いたドキュメンタリー映画です。アメリカでは映画ファンや食通たちのあいだでたちまち口コミが広がり、低予算映画ながら全米興収だけで255万ドルを記録しています。
寿司は、日本酒と同じように、複雑で奥が深い題材です。しかし、このドキュメンタリーはたった80分あまりの上映時間で、長い歴史のなかで培われた伝統と技法を垣間見せるだけで、多くの観客をさらなる寿司好きにしてしまったのです。実際、この映画が公開されて以来、来日するセレブリティや映画関係者の多くが「すきやばし次郎」での会食を希望するようになったほどです。
この作品が成功した秘訣は、食材や技法といった寿司そのものではなく、〈85才の現役寿司職人〉という人間にフォーカスを当てたからだと思います。80才を過ぎても板場に立ちつづける職人の生き様とその家族関係を描くことで、力強いヒューマンドラマが生まれたのです。
そこで、ぼくは考えました。同様のアプローチで日本酒のドキュメンタリーを作ったら、外国人はもちろん、日本酒に詳しくないぼくのような日本人も楽しめるのではないだろうか、と。正直に告白すると、ぼく自身がそんなドキュメンタリーを観たいと思ったのです。
その後、題材とすべき人を捜しました。ドキュメンタリーの題材が酒そのものではなく、酒に関わる人物となりますから、作品の成否を左右する重要な存在です。卓越した技術や輝かしいキャリアを持つだけでなく、際立つ個性やドラマ性が必要です。さらに、できればメディアにあまり出ていない人が望ましい。
こうした条件を書き出したあとで、果たしてこんな人間がこの世に存在するのだろうかと不安になりましたが、リサーチや知人の紹介を経て、発見に至りました。しかも、1人だけでなく、3人も!
それぞれ役職も経歴も出身国すら違います。しかし、日本酒に賭ける情熱とアウェイで戦っている点は同じです。
日本酒に魅せられた3人のライフストーリーを紡いでいくことで、驚きと発見に満ちた感動ドキュメンタリーを作りたいと思います。
日本酒に魅せられた3人のアウトサイダーたち。
京都、鎌倉、岩手。そして世界を舞台に活躍する3人の日々の挑戦を描きつつ、これまでの葛藤を掘り起こすことで、彼らを虜にしつづける日本酒の魅力を伝えたい。
タイトル:KAMPAI(仮)
ジャンル:ドキュメンタリー
上映時間:80分(予定)
言語:日本語、英語
出演:フィリップ・ハーパー、ジョン・ゴントナー、久慈浩介
監督:小西未来
完成予定:2014年10月
スケジュール(予定)
5月 クランクイン
9月末 完成
10月 完成披露試写会
日本初の外国人杜氏 フィリップ・ハーパー
イギリス・コーンウェル出身。京都府久美浜の“木下酒造”で杜氏を務める。
英名門オックスフォード大卒。日本の英語教師派遣プログラムJETで1988年に来日。滞在中に酒の魅力に気付き、2年の任期を終えるころに日本酒に関わる仕事を志す。奈良県の酒造メーカー、梅乃宿酒造で蔵人として10年を過ごし、各工程の責任者として経験を積む。2001年に南部杜氏資格選考試験に合格。大阪の大門酒造を経て、木下酒造で杜氏として迎えられ、初年度にして全国新酒鑑評会で金賞を受賞。どっしりとした飲み口で新たな定番となった「玉川 自然仕込 山廃純米」や江戸時代の製法で作った超甘口「玉川 Time Machine」など、挑戦的な酒造りで新たなファンを生み出している。
日本酒伝道師 ジョン・ゴントナー
アメリカ・オハイオ州生まれ。英語で日本酒を語る唯一のジャーナリストとして活躍する一方で、講演やセミナー、日本酒や日本食に関するアワードの審査員を務める。日本の英語教師派遣プログラムJETで1988年に来日。89年の元旦に同僚教師宅で味わった酒がきっかけで、日本酒に魅了される。1994年にThe Japan Timesで連載コラムを開始。執筆活動のほかに、日本酒の海外輸出や、英語で日本酒を教える「酒プロフェッショナルコース」を国内外で開催している。
著書に「日本人も知らない日本酒の話」(小学館)、「日本酒がうまい大人の居酒屋 東京編」(戎光祥出版)、「The Sake Handbook」(Charles Tuttle)、「Sake, Pure & Simple」(Stonebridge Press)、「The Sake Companion」(Running Press)がある。
ホームページは“こちら”。
世界を股にかける若き蔵元 久慈浩介
“南部美人”5代目蔵元。東京農業大学卒業後、東京の卸店で勤務したのちに帰郷し、酒造りをはじめる。地元に戻って2年目に作った大吟醸が全国新酒鑑評会で金賞を受賞。麹で作ったノンシュガーの梅酒を開発したり、ユダヤ教の食餌規定を満たすコーシャの認定を獲得したりと新たな発想で酒造りに挑む一方、日本酒輸出協会を立ち上げ、世界を飛び回りながら日本酒の魅力を伝えている。
東日本大震災の直後、自粛ムードが全国に広まるなか、“YouTubeを通じて東北の酒を飲んでお花見をしてほしいと訴えた”ことでも知られる。
監督・プロデューサー 小西未来
ロサンゼルス在住の映画ライター/フィルムメーカー。南カリフォルニア大学映像学部卒。修士課程の卒業制作として撮った短編映画『ブラインド』が、横浜フランス映画祭、アメリカン・ショートショート・フィルム・フェスティバルで上映される。短編映画『Close To You』は、東京ファンタスティック映画祭で上映。映画『ジョゼと虎と魚たち』において、メイキング『The Diary of ジョゼと虎と魚たち』や、『スーザン・ニコルスの幸せになるヨガ』などを手がけている。
映画ライターとしても活動し、雑誌CUT(ロッキング・オン)や総合映画情報サイト映画.comで執筆。2011年にゴールデン・グローブ賞を主催するハリウッド外国人記者クラブ(Hollywood Foreign Press Association)に入会している。
プロデューサー 柳本千晶
『シャッター』(08)で落合正幸監督のアシスタントを務めた後、『サムライ・アベンジャー/復讐剣盲狼』(09)で初の長編映画プロデュースを手がける。プロデューサー一瀬隆重がロサンゼルスに置く製作会社に数年間在籍したのち、長編映画『女体銃/ガン・ウーマン』(14)をプロデュース。同作は、2014年初夏の日本劇場公開予定。
「KAMPAI」は、個人の思いつきから生まれた企画です。
本来ならば、制作会社や出資してくれそうな企業や個人にアプローチして、妥協や調整を重ねながら、実現に持っていくのが筋でしょう。
それでも、クラウドファンディングに頼ろうと思った理由は、主に2つあります。
まず、スピード。映画を制作したり、出資をしている会社にとって、映画作りはビジネスですから当然のことながら収益を求めます。持ち込まれた企画に対し、原作や出演者の知名度や過去の同種作品の公開事例などを引っ張り出して、そろばんをはじくことになります。あいにくこの企画は人気ジャンルとは呼べないドキュメンタリーで、題材も人気アイドルではありません。また、監督を手がける自分も、恥ずかしながらネームバリューがありません。
つまり、誰もが飛びつきたくなる企画ではないのです。しかし、制作費は長編映画としては非常にリーズナブルですし、題材となるお三方はありあまる魅力を備えています。また、世界で日本食ブームが続くなかで、日本酒にスポットライトを当てたドキュメンタリーが海外で成功する可能性は十分あると思います。ただ、明白なヒット企画ではないだけに、スポンサーを見つけるまでには時間がかかるでしょう。
もうひとつの理由は、好奇心です。
映画作りには、高価な機材や少なくないスタッフが必要ですから、自ずとコストが高くつきます。ですから、たとえば、絵描きやミュージシャンといった他のアーティストと違い、映画監督は、アイデアがあっても、出資してくれるスポンサーがいないと、作品を世に出すことが難しいという事情があります。しかし、アメリカを中心に、クラウドファンディングを用いた新たな映画制作モデルが確立されつつあります。俳優のザック・ブラフやジェームズ・フランコの映画企画や、テレビドラマ「ヴェロニカ・マーズ」の映画化が、クラウドファンディングを通じて実現しています。フィルムメーカーがアイデアを思いついたら、スポンサーや映画会社をすっ飛ばして、潜在的な観客に直接アピールする。そして、必要なだけの支持を得るだけができたら映画化が実現するという、まったく新しい流れができつつあるのです。ライターとしてもフィルムメーカーのはしくれとしても、クラウドファンディングという新たな資金集めの方法に強い興味を抱いており、「KAMPAI」を通じて自ら体験してみようと思ったわけです。願わくば成功例になることを祈りつつ。
募集するお金は大半が制作費で、残りは特典チケットのための費用とクラウドファンディングの手数料に充てられます。なお、目標額は完成までのぎりぎりの見積もりで、余裕があれば、ロケの回数を増やしたり(可能であれば、ハーパーさんの故郷であるイギリスやゴントナーさんの故郷であるアメリカでロケをしたり、久慈さんの海外セールスに同行したいと思っています)、いったんラフ編集を行ったあとで、よりよい作品に仕上げるための追加撮影が可能になります。
この映画にはみなさん以外のスポンサーはいませんし、配給も決まっていません。 公開後の展開が約束されていない代わりに、しがらみも大人の事情も存在しないのです。せっかくの機会ですから、まっさらな作品に果たしてどんな運命が待ち受けているのか、じっくりと見届けたいと思っています。具体的には、映画が完成したらドキュメンタリー部門のある世界の映画祭に応募します。そして、出品した映画祭を通じて、口コミを広げ、すこしずつ配給契約を結んでいく。日本だけでなく、世界の主要映画マーケットで配給してもらえるのが究極の夢です。出資していただけるみなさんと一緒に、これから始まる冒険を楽しみたいと思っています。
出資して頂いたコレクターのみなさんには、さまざまな特典をご用意しております。
目玉はみっつあります。
1 試飲会つき試写会へのご招待
鑑賞後に日本酒を飲みたくなるような映画にすることが、「KAMPAI」を作るうえでの個人的な目標です。なので、試写会には試飲会をセットにします。「KAMPAI」に登場したお酒を、鑑賞直後に味わうことができるのです。「KAMPAI」に登場する「玉川」と「南部美人」をはじめ、さまざまな名酒を取り揃え、偉大な文化を体験してもらいたいと思っております。また、映画の主人公の1人である日本酒伝道師ジョン・ゴントナーさんに、指南役をお願いする予定です。
現時点では東京のみでの開催予定ですが、応募が多ければ大阪でも開催する用意があります。
2 お酒のプレゼント
「KAMPAI」に登場する「南部美人」と「玉川」をプレゼントいたします。「南部美人」は、JALのファーストクラスの機内酒にも採用された最高峰の「南部美人 純米大吟醸(720ml)」。「玉川」は、「玉川 純米大吟醸(720ml)」と「玉川 自然仕込 純米酒(山廃) 無ろか生原酒(720ml)」とまったく異なる魅力を備えた2本の特別セットです。
3 酒蔵見学ツアーにご招待
この映画のロケ現場となる「木下酒造」と「南部美人」の酒蔵を見学できるツアーを組みました。一泊二日お食事付きです(一組二名様まで、交通費は自己負担です)。名酒が生まれる現場をぜひ五感で感じて欲しいと思います。ちなみに、「木下酒造」では今年4月末で一般見学を終了しますが、この企画のために特別枠を用意していただきました。酒好きにとって一生の思い出になるに違いありません。
完成が遅れるリスク
日本酒の仕込みの時期の関係で、プロジェクトの完成が遅れる可能性があります。
「KAMPAI」は、3名のインタビューと彼らの仕事風景で主に構成されます。インタビューに関してはいつでも撮影できますが、酒造りの風景となるとそうはいきません。日本酒の仕込みの時期はもっとも寒い10月から4月と決まっており、プロジェクトの成立を待って5月以降にクランクインをすると、来シーズンまで待たなければならなくなります。そうすると、完成も来年にずれこむことになります。
他のすべての素材は春から夏のあいだに撮影できるので、できれば今シーズンの酒造りが終わるまえに、必要なフッテージを撮り終えておきたいところです。
そこで、4月10日までに集まった金額が100万円を超えた場合は、プロジェクトの成立を待たずに4月中にロケ撮影を敢行しようと思っています。⇒先行撮影決定しました!
今年2月上旬、予備撮影とリサーチを兼ねてフィリップ・ハーパーさんが杜氏を務める木下酒造で3日間にわたりロケ撮影をさせていただきました。ハーパーさんや藏人のみなさんにとっては目障りな存在だったに違いありません。しかし、酒造りの工程のすべての工程だけでなく、仕事終わりの晩酌にまでお邪魔させていた経験は、自分にとってはかけがえのないものとなりました(そのごく一部は、動画でご紹介しています。また、前半は久慈浩介さんがビバリーヒルズの豪邸で開催した試飲会の模様です)。
この取材の感動を少しでも多くの人と共有したいと思いますし、これから久慈浩介さん、ジョン・ゴントナーさんに密着する日々を楽しみにしています。
ぜひみなさんと一緒に素敵なドキュメンタリーを作りたいと思います。
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日本酒ドキュメンタリー「KAMPAI」は、独立映画鍋メンバーのプロジェクトです。
独立映画鍋は多様な映画を支え育む為に活動しているNPOです
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