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「じゃぱノスタルジー」をクラウドファンディングで実現!
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アムステルダム在住のサクソフォニスト・笙奏者・作曲家。 東京芸術大学卒業、アムステルダム音楽院修了。第2回国際アドルフサックスコンクール、セミファイナリスト、第3回グスタフ・ブンカ国際サックスコンクール第3位。 オランダ現代音楽グループで、西洋と東洋の文化の融合から生まれる新しいサウンドを追求しているAtlas Ensemble のメンバーとして若い世代の作曲家に対するワークショップや新作の制作、公演に深く携わっている。
「じゃぱノスタルジー」は日本のTrio京(kei)とオランダのPochanのコラボレーション和楽器バンド。世界各地で活躍するメンバーが出会った各国の調べを和楽器で演奏します。
Trio京の笛奏者・増田景子とPochanの笙奏者の佐藤尚美は同時期に東京芸術大学とアムステルダム音楽院で西洋クラシック音楽演奏家として勉強してきましたが、しだいに自分たちのルーツである日本の楽器の魅力にとりつかれてそれぞれに研鑽を積み、現在は東京とアムステルダム、それぞれの拠点で西洋音楽と日本伝統音楽の両分野を融合させた活動を活発に行っています。その二人がタッグを組んでそれぞれの仲間とともにさらにパワーアップしたバンドを結成しました。(http://www.japanostalgie.com)
Pochanが拠点としているオランダは、日本では江戸時代に西洋の国として唯一貿易を許された国として日本人に馴染みがあるように、17〜18世紀には世界中に植民地や貿易拠点を持つ海洋国家でした。そのため古くからアジアのものを自国の文化に融合させる活動がさかんで、その伝統は現代の芸術音楽の分野にも受け継がれています。Pochanの笙奏者の佐藤尚美とパーカッショニストのクリスチャン・サリスもまたそのような非西洋文化を取り入れた現代音楽シーンで出会いました。
Pochanの名前の由来は、松尾芭蕉の「古池や蛙飛び込む水の音」の俳句です。蛙が水に飛び込み「ぽちゃん」と音がする。その周りの静けさに今更のように気づく、という意味だといわれていますが、Pochanの二人は自分たちがこの蛙の「ぽちゃん」となって、静けさへの気づき、水面に広がる波紋、をクリエイトしようと思っています。今回の日本ツアーでは彼らのオリジナル作品と異国文化をどんどん取り入れていくオランダ文化パワーの紹介もしていきます。(www.pochan.nl)
笙奏者の佐藤尚美は、アムステルダムを拠点とする多国籍現代音楽アンサンブル「アトラスアンサンブル」のメンバーで、世界各国の伝統楽器奏者達と西洋音楽の演奏家・作曲家達とともに新作の制作・発表に携わってきました。(http://atlasensemble.nl)
その活動を通じて日本の伝統楽器・音楽の歴史的世界的なつながりやユニークさを日々学んでいます。シルクロード交易が盛んだった頃、時間的距離はさておき、世界の文化的距離は現在より近かったのではないか。「じゃぱノスタルジー」の原動力はこのアトラスアンサンブルで巡り会った世界の音色への憧れとノスタルジーから始まっています。
「じゃぱノスタルジー」はこの夏東京で4日間7公演のコンサートがあります。
7月25日(金)11時30分&13時30分
ハーブ&おいしい野菜塾レストラン・ランチコンサート(板橋区西台)
7月25日(金)19時30分
増田景子とPochan! (All in Fun: 豊島区大塚)
7月26日(土)18時30分
「じゃぱノスタルジー」(Super Deluxe:港区西麻布)
7月27日(日)13時、14時30分、16時
目白庭園ティーコンサート(目白庭園:豊島区目白)
みなさまのご来場を心よりお待ち申し上げております。
「じゃぱノスタルジー」のコンサートでは、Trio京のレパートリー、Pochanのオリジナル曲の紹介の他にそれぞれのメンバー自身と楽器の特色を生かし、さらに意外性を発見できる作品を演奏をします。 ベーシストの田辺和弘は、アルゼンチンタンゴのなだたるアーティスト達と共演を重ねてきました。彼の熱いベースを皆さんに聴いてほしくて、今回のコンサートでは日本人にも愛好者の多いピアソラのタンゴがプログラムにはいっています。
和楽器でタンゴ!?でもタンゴ音楽にかかせないバンドネオンは実は笙とは兄弟分!意外なる笙の一面がかいま見れます。さらにお箏がピアノのパートを担当し、ときには華やかな超絶技巧を、時にはアンニュイさを箏ならではの奥深い音色で青木香璃が魅せてくれます。
笙と兄弟分というと実はバグパイプも兄弟分の一人。姿形は全く似ずとも、持続音を演奏可能なバグパイプの原理は笙とほとんど同じです。今回は笙でケルト音楽にも挑戦。箏はこれも親戚分のアイリッシュハープの役で花を添え、増田景子の篠笛や木管フルートが軽やかに大活躍します。
このように、世界の楽器の兄弟・親戚たちの調べを取り上げるのも「じゃぱノスタルジー」の特色です。
さて皆さんは雅楽ときくと何を思い浮かべますか?神社やお寺での初詣・結婚式の音楽でしょうか、または皇居などで行われる儀式などでしょうか。雅楽は神道・仏教の儀式でも演奏されますが、もともとは宮殿内で貴族達が宴会をする時のBGMでもあります。そんな一面もコンサートにご来場になる皆様には楽しんでいただきたい、ということで今回のツアーは、おいしいお料理やお酒、素敵な日本庭園を眺めつつお茶と楽しむ、といった趣向で計画されています。また、日本ではなかなか子供を連れたお母さん、お父さん達が楽しめるコンサートというのはないのですが、目白庭園ティーコンサートでは小さなお子様のご来場も大歓迎です。私たちの伝統でありながらちょっと非日常的な和楽器の音色を、1000年前の貴族気分で味わってみませんか?
皆様からのご支援は、まず遠方からのミュージシャン達の交通費の補助、会場費、また多忙ながらもプロダクションマネージャーを引き受けてくれている増田景子の経費等に当てられます。
さらに、「じゃぱノスタルジー」の企画は元々それぞれのローカルカルチャーの融合を目指したもので、今年は残念ながら実現しなかったのですがTrio京(Kei)の3人の出身地である四国文化とのコラボレーションも目標の一部でした。このため、笙の佐藤尚美がオランダの舞台芸術支援財団のサポートを得て、香川の昔話を題材にした浄瑠璃を作曲し、7月26日の六本木・スーパーデラックスのコンサートで初演することになっていますが日本だけでなくオランダでの公演もするようにというオランダの支援団体の希望の達成、最初の目標であった香川の市民浄瑠璃保存団体との今後のコラボレーションのための費用にさせていただきます。
特典1:リハーサル・六本木メインライブの限定公開映像アクセス権
じゃぱノスタルジーのリハーサルの様子を7月23日夜より、六本木の熱いライブの様子を7月28日よりYouTubeにて限定公開いたします。ご支援いただいた皆様に、アクセスリンクをお送りします。コンサートにご来場いただけない皆様にもじゃぱノスタルジーのサウンドをお届けいたします。
特典2:メンバーのCD
「じゃぱノスタルジー」のコンサートツアーでも紹介するPochanの曲がはいったCDと笛奏者・増田景子のCD「Song」をコンサートにご来場できないみなさまと、1万円以上のご支援をいただいたみなさまにプレゼントいたします。
特典3:それぞれのコンサートのご招待券
もちろん、皆様にはコンサート会場で直接お会いして私たちのサウンドをシェアしていただきたいので、ご来場・ご招待可能なコンサートのチケットを差し上げます。
特典4:オランダの名産品(チーズ、お菓子、マスタード)
8000円以上のご支援をいただいてコンサートにご来場になれない方、一万円以上のご支援をいただいた方にメンバーおすすめの、日本ではなかなか手に入らないオランダの名産品を1種類お届けします。
オランダのナチュラルチーズはどれもおすすめですが、特にこのスモークチーズは逸品。
また、国民的スイーツであるストロープワッフルはオランダのお土産のトップリストです。 特製シロップをサンドしたハードタイプのワッフルでお茶を楽しみませんか。
オランダといえば風車のある風景を思い浮かべられる方も多いことと思います。風車のなかでは、色々なものが挽かれています。マスタードもその一つ。オランダではチーズにマスタードをつけて食べたりします。野菜につけてもおいしいオランダのマスタード、ハニー・ペッパー・バルサミコ風味のマスタードのセットをお届けいたします。
特典5:ファンパーティーへご招待
コンサート会場以外で皆様とお会いしてお話しできる場を。7月25日の大塚All in Funにおける「増田景子とPochan」ライブ、または7月27日の目白庭園ティーコンサート終了後のツアー打ち上げにご招待いたします。ぜひ厳しいご意見から温かいご声援、質問、今後の活動へのリクエストなど、直接メンバーにお伝えください!
特典のコンサートご招待券(目白・板橋)は数に限りがございます。すでにコンサートが満席の場合はご利用いただけないため、メンバーのCDにての代替となりますことをご了承ください。また、お届けを予定しているオランダグッズは、日本に発送する都合で数に限りがあります。日本発送分がなくなるとお届けまでに日数を要しますが、かならずお送りいたしますので、ご理解をお願いいたします。
今回のプロジェクトはオランダの舞台芸術支援財団のサポートをえて最低限の準備を整えることができました。しかしながら、日本ではなかなか「新しいもの」へのサポートが集まらない現状があります。このプロジェクトを通してそのような現状を打破し、自分たちの伝統でありながら非日常的な和楽器をもっと身近に楽しむ環境が産まれること、伝統に誇りを持ち国際的に積極的に交流できる日本人の応援するような活動ができれば、と考えております。
このたびは、じゃぱノスタルジーのプロジェクトページをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
私(佐藤尚美)のオランダ生活が始まったのは1998年でした。もう間もなく21世紀になろうというのに、家具付きで借りた家には白黒テレビがあり、ファックスも珍しく、お店は毎日夕方6時には閉店、土日もお休み、とあまりの不便さに驚いたものです。
さすがに10年ほど前から世界がどんどんインターネットで交流し、デジタル化社会になってからは日本とヨーロッパ各国の日常生活におけるテクノロジーの格差も小さくなりましたが、最初の不便なオランダ生活で、忙しい日本の生活で見失っていた色々を再発見しました。また逆に、笙奏者としてオランダに住み続けることとなり、ふつう移民はその国にとけ込むことを要求されるところをオランダにいながら日本人であることを要求され、日常的に世界の色々な国々の人々と接し音楽活動をしている日々、自分の中の日本のルーツを再発見する日々でもありました。
見渡せば至る所に24時間営業・年中無休のお店のある便利な日本、デジタル社会で世界の色々なものがすぐに手に入るようになった現代ですが、日本の外にいて日本の伝統楽器を演奏する身としてこれからも日本人として忘れてほしくない・大切にしてほしいと思う色々があります。
今回の「じゃぱノスタルジー」のコンサートで私たちの日本の伝統楽器のサウンドが、めまぐるしい日々を生き抜くための心の糧になって、日本人で良かったな、と思える何かをみなさまにお伝えできれば良いと思っています。
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