プロジェクトをブログやサイトで紹介
テキストエリアのコードをあなたのブログやサイトのHTMLに張り付けると、右にあるようなプロジェクトウィジェットが表示されます。
日本のドキュメンタリー映画韓国上映をクラウドファンディングで実現!
テキストエリアのコードをあなたのブログやサイトのHTMLに張り付けると、右にあるようなプロジェクトウィジェットが表示されます。
東京都出身。韓国の伝統芸能に魅せられて、1989年より韓国で生活を始める。高麗大学大学院を修了後、漢陽大学、培花女子大学、日本文化院などで日本語講師として教壇に立つ。 2008年、韓国のチャンウォン市で行われたラムサール第10回締約国会議より環境団体などの市民団体の日韓交流のコーディネイトと通訳を始め、現在、日韓環境情報センター代表。 2018年にドキュメンタリー映画の監督や関係者数人と出会い、日本のドキュメンタリー映画を韓国で自主上映する準備に着手、今年”JAPAN FILM PROJECT"を開始する。現在、韓国で自主上映運動を定着されるために奮闘中。
韓国ではほとんど紹介されていない日本で作られたドキュメンタリー映画。これらの作品の韓国語版を制作、韓国の市民団体や地域で自主上映運動を行うプロジェクト。
ジャパン・フィルム・プロジェクトは日本で作られたドキュメンタリー等の優れた作品を韓国で自主上映を進めるためのプロジェクトです。
韓国内での上映権を正式に確保、字幕制作、公開のための等級申請を行い、ホームページやチラシなどの宣伝ツールを用意、韓国の市民団体や地域で自主上映が行えるような体制とネットワークを準備します。
既存のマスコミには現れず、インターネットでは時として埋没してしまう日本社会の多様な"声”や〝光と影"を、ドキュメンタリー作品を通して韓国の市民社会に伝えていきます。
そのため、今まで培ってきた韓国市民社会のネットワークを活用して自主上映運動(韓国では共同体上映と言います)を呼びかけ、拡げていきます。具体的には環境団体、市民団体、労働組合、生活協同組合、進歩的な政党の地域支部などを考えています。
将来的には、インターネットを活用したストリーング配信を行って、より手軽にドキュメンタリー映画と出会えるシステムを準備します。同時に韓国のドキュメンタリー作品を日本の市民社会に紹介する予定です。
日本と韓国の多くの市民の皆さんの応援、協力をお願いします。
ジャパン・フィルム・プロジェクトは次のようなミッションを実行します。なお、状況によりミッションの追加や変更もありますので、ご理解ください。
1.日本の優秀なドキュメンタリー映画が韓国の映画館や自主上映(共同体上映)ができるように韓国語字幕作業を行い、上映のための等級審査の申請、宣伝用の資料を提供します。
2.韓国各地、各団体で自主上映(共同体上映)ができるようにジャパン・フィルム・プロジェクトが事務局を担当します。
3.1年に1度、ドキュメンタリー映画監督または関係者を韓国に招請、交流と対話の時間を準備します。
4.韓国で日本のドキュメンタリー上映活動が定着したのち、韓国のドキュメンタリー映画を日本に紹介します。
5.ドキュメンタリー映画の上映を通じて韓国と日本の新しい出会いと対話を作っていきます。
日本と韓国の新しい出会いと対話を始めるための場としてドキュメンタリー映画を選びました。
日本国内でもなかなか見る機会が少ないドキュメンタリー映画には監督や登場する人たちの強力なメッセージがあります。テレビや新聞など既存言論の批判力が弱まり、情報があふれているインターネット環境の中で、ドキュメンタリー映画が伝えようとするメッセージはとても貴重なものだと思います。
ドキュメンタリー映画が扱う日本社会のさまざまな問題や葛藤は、韓国社会でも共通のものが多くなってきました。開発と環境保護、高齢化社会、若者の就職難、非正規雇用の拡大、様々な差別や偏見、性暴力とジェンダーなど、多くの分野で韓国社会でも同じような問題や葛藤があります。
また、2011年の東日本大震災と福島原発事故は、韓国に人々にも大きな衝撃を与えています。韓国にもプサンや慶州の近くに原発があり、30キロ圏内に300万人もの人々が暮らしています。福島原発事故を扱ったドキュメンタリー映画は、韓国の人々にも参考になるはずです。
このような状況の中、日本で作られた様々なドキュメンタリーのメッセージや問題提起は、韓国社会でもかならず共感を得ることができ、上映運動が広がると考えています。
韓国も日本と同じようにシネマ・コンプレックス・スタイルの映画館が多くなり、メジャーな配給会社によって大作や娯楽ものがメインとなって上映が行われています。独立映画やドキュメンタリー映画を上映する映画館も何か所かありますが、1日1回の上映など多くの人々が見るには難しい状況です。ましてや、日本の優れたドキュメンタリーは映画祭などでようやく見ることができるのが現状です。
一方、韓国の市民運動、とくに市民意識と社会参加は日本より先を行っています。
1昨年のパク・グネ退陣のキャンドル集会で明らかになったように、多くの自発的・活動的な市民団体や社会団体があり、またさまざまなネットワークが活動をしています。
例えば、環境運動連合という環境団体は会費を納めている会員が2万人以上、地域組織と関連団体が50、200名以上の専従スタッフを持つ、アジア地域で最大規模の環境団体です。
また、パク・グネ退陣運動の中心になった参与連帯という市民団体では、300名以上の専門家スタッフ(弁護士、公認会計士、大学教授、新聞記者など)がボランティアで参加して政策をチェックし、提案を行っています。
以上の二つの団体以外にも、若者からお年寄りまで、ソウルなどの大都会から農村まで、韓国では自立した市民が様々な活動を行っています。そのような韓国の市民社会運動の中で、日本のドキュメンタリー映画の上映運動を行っていこうと思います。
現在、次の4作品が監督、配給元から韓国での上映について許可をもらい、または交渉をしています。今後、1年に数本から8本程度、韓国語字幕作業と等級申請をする予定です。韓国での上映を希望するドキュメンタリー映画関係者の皆様、連絡をお待ちしています。
① ほたるの川のまもりびと(山田英治監督作品)
長崎県でダム建設に反対して50年以上にわたって里山をまもり続けている13家族、50人の物語。予告編 https://youtu.be/R3qhzcIyIis
② 小さき声のカノン ~ 選択する人々 (鎌仲ひとみ監督作品)
福島ーチェルノブイリ、国境を越えて被爆から子供たちを守る母親達のドキュメンタリー。予告編 https://youtu.be/Wie--OFItJw
③ おだやかな革命 (渡辺智史監督作品)
自然エネルギーによる地域再生、明日の豊かさをめぐるドキュメンタリー。予告編 https://youtu.be/27kAAZEAizA
④ メトロレディーブルース (松原明・佐々木有美監督)
初めてのストライキ、会社との交渉、裁判闘争など地下鉄の売店で働く非正規女性労働者たちの5年間の記録。本編の一部 https://youtu.be/TFG_O5VlbBM
このプロジェクトは日本と韓国の両国でクラウドファンディングを実施して、立ち上げ資金を準備する予定です。作品、1本あたり、字幕翻訳と字幕編集で20万円、等級申請代が15万円、有料試写会の経費として10万円を考えており、全体の予算は次の通りです。
<収入>
日本でのクラウドファンディング 100万円
韓国でのクラウドファンディング(2か所) 80万円
自己資金 50万円
合計 230万円
<支出>
字幕制作(翻訳&字幕編集作業)20万円×4作品 80万円
等級申請 15万円×4作品 60万円
有料試写会(ホール代その他) 10万円×4作品 40万円
リターン購入代(郵送料含む) 15万円
運営費(ファンディング手数料を含む) 35万円
合計 230万円
<スケジュール>
1月中旬~2月末 クラウドファンディング実施
2月~ 字幕翻訳、編集作業作業
3月末 第1回目の有料試写会(その後、3回、有料試写会を実施)
4月~ 韓国内での自主上映を開始
クラウドファンディングに協力してくださった方々には、つぎのようなリターンを用意しています。
ホームページへのお名前の掲載(希望者のみ) ジャパン・フィルム・プロジェクトのホームページにお名前を掲載させていただきます。ハングルでも掲載しますので、お名前にはフリガナをお願いします。
お礼状と試写会の報告ニュースレターの送付 クラウド・ファンディングが終了した時点でお礼状を送らせていただきます。また、4回の試写会終了後に報告ニュースレターをお届けします。
エコ・ハンカチ リターンの記念品としてエコショップ・ホルシで製作したエコ・ハンカチを送らせていただきます。環境教育専門ショップのホルシのハンカチは日本では入手するのが難しいものですので、ご期待ください。エコショップ・ホルシのホームページ
エコ・グッズ エコショップ・ホルシで制作したTシャツ、エコ・バッグなどの特別セットをお送りします。ホームページをご覧になって選ぶことも可能です。
韓国ドキュメンタリーのDVD 韓国で話題のドキュメンタリーDVDをお届けします。(解説プリント付き、日本語字幕はありません。作品はこちらで選ばさせていただきます)
目標額に達しない場合も、集まった予算の範囲内でプロジェクトをスタートします。
目標金額が集まった場合は、4作品の字幕処理と自主上映運動の準備を行うと同時にジャパン・フィルム・プロジェクトを社会的企業としての申請の準備も行います。韓国では利益を社会に還元する企業活動と社会的企業と定め、さまざまな特典や補助を行っています。この申請を行って、ジャパン・フィルム・プロジェクトを安定的に運営していく考えです。
各作品ごとにソウルで有料試写会を実施、韓国内でのクラウドファンディングに協力してくれた方へのリターンとして活用します。(有料チケットも販売)
なお、自主上映の貸し出し料金は日本の料金を参考にしながら、2~3万円の範囲で当該作品の監督、または配給元と相談して決定します。基本的に、字幕処理と等級申請料金などの初期費用を回収した時点から、監督または日本での配給元への上映費用を支払う予定です。具体的なことは後日、相談させていただきます。
2019年下半期にも、3~4作品の韓国での上映を準備します。今後の作品は皆さんと相談して決めていきますので、この作品を韓国で上映したいという方、メッセージをください。
気が付いたら、もう韓国暮らしも30年になります。
その間、日本語講師、環境団体の日韓交流コーディネータなどさまざまな活動をしてきました。その中で昨年、日本のドキュメンタリー映画の監督や関係者と会う機会があり、いろいろ話をしている中で、今回のプロジェクトを思いつきました。
映画のことはあまりわかりませんが、今まで韓国で培ってきたネットワークを活用して、日本の優れたドキュメンタリー映画を韓国の皆さんに紹介しようと考えています。その中で、日本と韓国が新しく出会い、両国の間にある困難や誤解を克服していくことを願っています。
また、日本にいらっしゃるドキュメンタリー映画関係者の皆さんも、韓国で上映したい作品があれば、ぜひ紹介してください。では、よろしくお願いします。
田中博 (ジャパン・フィルム・プロジェクト代表)
3000 円
5000 円
10000 円
30000 円
50000 円
100000 円