アンチだった地域住民が語る「楽屋」が秘めるすごい仕組み
vol. 55 2024-12-22 0
こんにちは。
今日は「元アンチ地元住民」である木村が、楽屋の可能性について語ります。
約1年前。私は典型的なアンチ住民でした。
「西高屋駅前にコミュニティスペースができる」と聞いたとき、次のようなことを考えたり、発言したりしました。
- 「またすぐに使われなくなる場所になるのでは?」
- 「特定の人だけが集まる閉鎖的な空間になるのでは?」
- 「忙しい高校生や大学生を巻き込むのは安易では?」
なぜかというと、人が ”同じ空間” にいるだけで交流が生まれるわけではないと思っていたからです。
例えば、イートインスペースやフードコート、公園などを見ても、そこにいる人々が、必ずしもつながりを持っているわけではありません。
どうして、私がそのような見方をしているかといいますと、私は本業で、人々の活動や交流を生み出す仕事をしています。
理学療法士として、医療・介護・障害福祉の分野で患者さん、利用者さんの活動をいかに生み出すか。また指導的立場になってからは、組織としても同様のものを生み出すことに明け暮れる日々を15年間以上おくってきました。
自分がいるときだけ、相手の活動を生み出すような仕事をしていると、キリがありません。相手の行動が変わるような仕掛けや、相手が他者に影響を及ぼすように、様々な工夫が必要になります。
つまり、人々の活動や交流を生み出すことの難しさを知っているつもりでいました。
しかし、実際にコミュニティスペースづくりに関わっていく中で、驚かされることになったのです。
この場所では世代や立場を超えた自然な交流が生まれ、多くの人が新しい挑戦や活動を始めるきっかけとなったのです。
ここでいう「仕組み」とは、単なる建物や設備ではなく、人と人がつながりやすい環境や関係性そのものを指します。
- 人々が出会い、語り合うことで新しい何かが生まれる。
- 特に多世代交流では、新しい体験やアイデアが生まれる。
こうしたつながりは強化されるほど、新しい楽しさやアイデアを次々と生み出します。
もう、放っておいても次々にうまれます。
月があり、海が干潮することで、さまざまなものが生まれるように、勝手に生まれます。
これはまるで動き続ける「永久機関」のようなものです。
さらに驚いたのは、この仕組みによって参加者一人ひとりが自ら動き、新たな活動やつながりを生み出す存在になったのです。
一人ひとりが「永久機関」になってしまったのです。
その結果、コミュニティ全体が強力なネットワークへと成長しました。
ひとりひとりが、底知れない社会への影響力を持った、コミュニティです。何をしても、誰がやっても、それが皆の実績になり、個々の実績になります。(きっとこれは体験してみないとわからないです)
そう。あなたも、このコミュニティに関わるだけで、あなたが思ってもいないような所までいってしまうことになるでしょう。
私もその一人です。貴重な出会いに恵まれましたし、市議会だよりの表紙になったり、市長室にお邪魔する日が来るとはおもっていませんでした。。。
振り返ってみると、この永久機関は、たくさんの人の協力や、思いもよらない奇跡がいくつも重なって、今ようやく完成間近まできました。
たくさんの人の協力や、思いもよらない奇跡がいくつも重なって、今ようやく完成間近まできた永久機関。
この永久機関が完成すると、それを基盤に二つ目、三つ目と新たな仕組みを生み出すことになるでしょう。
そして、それら複数の永久機関を結びつけ、さらに大きな力を発揮させるプラットフォームになっている場こそ「楽屋」なのです。
これまで、長々語ってきましたが、これらの動きをひっくるめて「エリアリノベーション」と表現するらしいです。
そしてこれは、頭のいい人たちが、狙って起こしていることなのです。びっくりですよね。
もはや神話で、神々が国づくりをしているようなものです。
この状況、もはや「勝利宣言」してもいいんじゃないでしょうか。
西高屋駅前は自然と盛り上がり、発展していくでしょう。
さて、過去と現在の私を比較します。
過去の私
「コミュニティスペースなんて上手くいかないだろう」
現在の私
「コミュティスペースすごい。いったいこれからどれだけのものが生まれるんだ・・・底知れない」
私の態度の変化の”振れ幅”の大きさに、「発起人」の松本さん(神様)もびっくりしているのでした。
そして、私は松本さん(神様)にメッセージをおくりました。
「これから楽屋で生まれる活動や交流は、すべて松本さんの作品です。ありがとうございます」
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