「餅つき大会に来てください!」笑
vol. 25 2024-11-25 0
「12月28日(土)のお昼、西高屋の楽屋にて餅つき大会をします!!」
って、「突然何言ってんの!?」って思いますよね?
…まぁ聞いてください。このタイミングでのイベント告知には、それなりに意味があるんです。
「コロナ禍前までは、古民家で学生達との想い出作りとして餅つきをしていた。」ということを以前、市川先生との雑談の中で聞いていたのですが、
最近そのことをふと思い出し、「今年最後のイベントして年末にみんなで餅つきしましょうや!」って市川先生に声掛けたら、忙しいはずなのに想像以上にめちゃくちゃ乗り気で(笑)、餅つきの段取りをどんどん根回しして進めてくれるから、面白がって二人でクラファン終了翌日に餅つき大会をすることを決めていたんです!
「『餅つき』って、地域と学生を結び付けるイベントとして最高じゃない!?笑」
って勢いで、楽屋メンバーには1ヶ月以上前から共有はしていたのですが、
何故このタイミングでこの話をしているかと言うと…、
『楽屋(コミュニティハウス)』が出来たら、町でどんなことが出来るのか、どんな出逢いが生まれるのか、西高屋駅周辺に住む地元の人達に、楽屋が出来た後の未来の話をちゃんと伝えれていなかった、と反省したからなのです。
数日前にクラファンに関するミーティングの場を数名の大人達と開きました。
クラファン開始をきっかけに、地元メンバーが色々な繋がりにこれまでの楽屋の取り組みについて声掛けしてくれていたのですが、
私達が目指している最終的なゴールよりも、資金集めのお願いというイメージが先行してしまい、どういう風に伝えれば誤解なく地域の方々に取り組みを理解してもらえるのか、地元メンバー達が悩んでいたことを知りました。
地域経済に変化を起こすということは、外部の人が思う以上に、地元の方々に不安を感じさせてしまうのです。発信者側にそういう意図はなくても、受け手側にとってはそれぐらい異質で浮いた存在に見えてしまったりするわけです。
「駅前を活性化させることは地域の結び付き濃くするための活動であること、色々な地域行事が盛んに行われていた昭和時代のような町としての共同体意識を再び取り戻して、地域交流の素晴らしさを若い世代に文化継承したい。」
そういった想いで、私たちはこの楽屋プロジェクトを進めています。
決して一部の大人や学生だけで、地域を変えていこうというつもりはないのです。
通学・通勤路と化した廃れた駅前通りに、気軽に立ち寄れる場所を創ることで、家のように寛ぎながら、時々は子供会やママ友会、慰労会など、それぞれの活動の発表会の場として使って頂く。駅前から笑い声が響くような元気ある町を生み出したいんです。
先日のミーティングで、最終的に目指すべき姿を改めて共有しました。
「クラファン支援は二の次で良い!」
「それよりも、地域の大人も学生も、じいちゃん、ばあちゃんもお子様も、『みんなで一緒に餅つきを楽しみたい!これからの地元の活性化を願って餅撒きをしたい!笑』そんな関わり方が出来たらきっと楽しいよね!」
ただ単純にそんなことを願っています。
この純粋なワクワク感が、偏見なく素直に地域に浸透していくことを願っています。
私達がクラファンを始めた理由は、資金集めではなく、西高屋を一緒に盛り上げてくれる仲間集めと、地域活性化に対する熱量を地元から引き出すためなんです。
「目標と目的の優先順位を間違えてはいけない。」と常々、代表から指導を受けてきましたが、いざ先頭に立って何かを始めてみると、私も数字の魔法に掛かってしまっていたようです。
このゴール(目指すべき姿)を、みんなと話し合って共有できたことで、私自身も肩の力を抜いて、この掛け替えのないみんなとの時間をまた一緒に楽しめれるようになりました。
「今年はみんなで餅つきをして笑顔で年越ししましょうよ!!」
皆様のご参加、心よりお待ちしております。