写真家・遠藤励 ボードカルチャーと雪山の感動を伝える１８年間の作品集プロジェクト！

日本のスノーボード創世記から滑り続けているレジェンドライダーの一人でウェアブランド「グリーンクロージング」代表の田口勝朗氏から応援メッセージをいただいています。

「この前は企画書を肴に酒が飲めて楽しかった。次回は完成品が肴だね。っていうか修行しとくんで写真撮ってね」

いかにも田口氏らしい砕けた言葉の背景は僕が写真集制作の協力をお願いに田口氏を訪れた時のことです。写真集の完成図を頭に描いて資料も万全、大先輩に何を聞かれても答えられるように臨んだ往訪でした。待ち合わせの駅に着くなり「時間大丈夫だよな？」っとそのまま田口氏に連れられ居酒屋に直行、ここでは「企画書を肴に」って言ってますが企画書はテーブル横に置かれたまま、一切開いていませんからね。。そのまま写真集とは全く関係のない話で１０時間近く二人で盛り上がってしまいました。企画の善し悪しではなく、「心が通じているか」が協力し合っていく上では重要だと気づかされた気がしました。スノーボードカルチャーを体現し続けるレジェンドの姿はハートに響きます。心配なのは次回呑む時に完成品（写真集）を開いてくれるかですが。。

それにしても、いつまでもロックな人って憧れます。

田口勝朗　1966年　東京生まれ

スノーボードウェアブランド、グリーンクロージングのボス。経営者でありながらライダーと対等にきわどい斜面を攻めることにプライドを持っているようだが、ライダーたちが手加減していることを本人は知らない。