世界へ船を出せ
vol. 379 2021-10-01 0
緊急事態宣言が開けたけれど関東はあいにくの台風。
強烈な風と豪雨が窓を打つ日。
雨が様々な醜悪なモノを洗い流してくれたらいいのに。
何やらニュース速報の多い日だ。
エントリー版が完成して次の段階に進んでいる。
早速挑戦が始まった。
そして関係者のみの初号試写が決まる。
クラウドファンディングのリターンにもある完成披露試写会も決まった。
出演者たちも舞台挨拶に登壇してくれる。
リターンに選んでくださった皆様にはメッセージを送信したけれど。
迷惑メールなどに入っていないか心配している。
皆様に無事、メッセージが届いていますように。
すでに返信をいただいた皆様、ありがとうございます。
エントリー版は完成しつつ。
さらなる完成版にも少しずつ進んでいる。
明日明後日にも更にMAが入る。
場合によっては初号試写をしてからの変更もあるかもしれない。
スクリーンで観て気になるようなことがあったらだけれど。
3年前のあの台風の日。
初の災害注意での公共交通機関の運転中止が決定した。
上映期間中にそんな偶然が重なって上映中止になった。
僕はK’sシネマに向かって、情報が届かずに来てしまった方々に声をかけた。
今日は毎月1日の映画の日。
上陸はないから上映中止なんてきっとないだろう。
それでも人出はきっと少ないだろう。
明日からまた暑くなるそうだ。
FIlmfreewayという映画製作者が各映画祭にエントリーできるサービスがある。
プロフィールや作品を登録してそこから登録してある映画祭にエントリーできる。
実に現代的な映画製作者用のSNSだ。
個別でのエントリーのみの映画祭も多いのだけれど。
こういったサービスに登録している映画祭もとても多い。
中にはとても有名な歴史ある映画祭も登録しているとわかった。
世界中に数千の映画祭が登録されているのだと知る。
まずは一つ一つ。
わからないなりに学んで挑戦を重ねていく。
もうここには作品があるのだから。
映画「演者」があるのだから。
一つ一つやっていく。
英語力がない自分が恨めしいぜ。
始まっている。
製作という段階から次の段階に進んでいる。
まるで嵐の中の船出だ。
嵐の後には必ず青空が待っているんだ。
不思議なことだ。
僕しか知らない映画がどんどん共有されていく。
僕以外の誰かに届いていく。
そしていつか僕の知らない誰かにまで拡がっていく。
不思議なことだ。
雨音が収まっている。
まだ風は強い。
嵐を抜けるのはもうすぐだ。
世界へ船を出せ。
恐れるものなどないのだから。
小野寺隆一