家庭教師し、子供たちの感想(^^♪
vol. 5 2015-10-15 0
都内のろう家族から英語を見て欲しいと依頼があり行ってきました。
対象者は小6年妹と中3年兄で、二人とも受験生でもあります。
二人共アルファベットの指文字は既に取得していました。
主に小6年の娘の英語を見てみました。
彼女は既に基本の文法まで進んでいましたので、どこまで理解しているか確かめてみましたら、単なる丸暗記で、英語の本質が分かっていませんでした。
アメリカ手話(ASL)で教える英語を目標に揚げているわけですから、日本手話は使わないよとあらかじめ説明してありました。最初はわからないかもしれないけど、少しずつ理解できるようになるからやってみることにしました。
三人称には動詞にSがつくルールとなっています。頭でわかっているつもりでも実際に書いてもらうと忘れがちです。
そこでASLの出番です。
I(私)は人差し指で自分の胸を指します。
You(あなた)は人差し指で自分の胸の正面にあなたを指します。
S/he/it(三人称)は自分の横に向けて人差し指を指し、プラスSが付く。
そうやってイメージを持たせます。それが英語脳の出来上がりです。
では、実際にやってもらいましたが、やはりSの使い方がちょっと曖昧になっていました。じゃあ、ASLで確認して見るとわかるかもよとヒントを与え、ASLでS/he/it(三人称)を表してみたら「あっ。sが付くね」とはっきり理解してもらえたようです。
本当にわかったかどうか、繰り返しにいろいろな例文を作ってもらったら、ちゃんと答えられるようになっていました。
約2時間ほどゆっくりやったあとの二人の感想は
「楽しかった」
それが私への1番のご褒美です。英語を楽しんでほしいです(^^♪
~二人の感想~
(妹)日本語で教わるよりアメリカ手話で教わったほうがイメージが掴みやすく良く分かった(^^♪
(兄)目で聴く英語(アメリカ手話を見る)の方が理解しやすい。