DUMB TYPE 初期カセット・ブック2作品
レコード化プロジェクト

支援者の皆様

すでにダムタイプオフィスがFacebook上で発表済みの通り、プロジェクトを進行する過程で不備があったため、一旦こちらのプロジェクトを中止する運びとなりました。

ダムタイプ関係者の方々、並びに当プロジェクトへの賛同と支援を頂いた皆様に深くお詫び申し上げます。大変申し訳ありませんでした。

今後の対応につきましては、既にファンドして頂いている支援者の方々には直接当店より該当の銀行口座にご返金させていただく運びとなります。Motion Galleryのシステムより個別にご連絡させて頂きますので大変お手数ですがご確認のほどお願い申し上げます。

当プロジェクトの経緯としては、約3年前に遡ります。初期の音楽作品を手掛ける山中透氏とのコンタクトを取り、conatalaのコンセプトと復刻への熱意を伝えたところ、山中氏から了承を得て、当プロジェクトがスタートしました。まず、該当のアルバム2作品「睡眠の計画」と「庭園の黄昏」に関して、山中透氏が音源を保有していることを確認し、それらの作品に関連する取り扱いについても山中氏と事前に協議を重ねてきました。しかし、パッケージのデザインやフライヤーなどの印刷物の扱いについて慎重さを欠いていたことが明らかになりました。ダムタイプオフィスより、ヴィジュアルや印刷物がダムタイプの高谷史郎氏によってデザインされ、ダムタイプおよび高谷史郎氏の許可を得ずに使用しないでほしいとの指摘が寄せられ、今回の問題が明らかになりました。

このように、本来されるべき適切な手続きが欠如していたため、このまま続行することは許されません。そのため、当クラウドファンディングは中止といたしました。

ダムタイプオフィスとの協議を経て、今回のこのクラウドファンディングの中止と、当プロジェクトの目的(山中透・古橋悌二による楽曲の復刻)を明確にすることと、計画内容の不備を認識し新たに検討し直すことを条件に、プロジェクトを継続することの快諾を頂きました。このような不手際が生じたにも関わらず、修正または改善面の丁寧なご教示や、また新しい形で山中透と古橋悌二の音楽を復刻することに関して支持して頂いたダムタイプオフィスにはお詫びの言葉もございません。心より感謝申し上げます。

今後は「山中透・古橋悌二／ダムタイプ 初期音楽作品復刻プロジェクト」としてリスタートし、調整したのち再度クラウドファンディングを立ち上げる予定となっております。プロジェクトのメンバーはそのままに、音源に関してはリマスターしたのち復刻、デザインに関しては新規デザインを採用する事になります。ご迷惑をおかけしながら申し上げにくいですが、引き続きのご支援いただけますと幸いです。

また、高円寺のtata/bookshop galleryで同時に展示されている「Dumb Type初期カセット・ブック レコード化プロジェクト メモラビリア展」については、タイトルと展示説明を修正することにより、「山中透・古橋悌二／ダムタイプ 初期音楽作品復刻プロジェクト メモラビリア展」として継続することがダムタイプオフィスから了承されました。この展示は10月19日（木）から10月29日（日）まで開催され、会期は10月31日（火）まで延長されています。
https://tata-books.com/gallery/517/

尚、上記の展示と今後の復刻プロジェクトは、あくまでもpianola records/conatala企画のプロジェクトであり、DUMB TYPEによるプロジェクトではございません。

また展示会場となっている　tata/bookshop galleryはあくまでスペースを提供して頂いているだけで、展示またはクラウドファンディング企画には一切関与しておりません。

重ねてこの度はご迷惑をおかけし大変申し訳ありませんでした。

pianola records/conatala代表　
國友 洋平