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映画『薩チャン 正ちゃん~戦後民主的独立プロ奮闘記~』をクラウドファンディングで実現!
1950年代から60年代にかけて、大手映画会社に属さない独立プロの監督たちが、次々と名作を世に送り出した「独立プロ映画黄金時代」がありました。その全盛期に活躍した山本薩夫監督と今井正監督を中心に、いち時代を築いた監督とスタッフたちの軌跡を、当時を知る関係者にインタビューし、その中に登場する映画の一部シーンや、写真、資料映像などを織り交ぜながら、貴重な「記録」として残すことははもちろん、「記憶」に残る熱い映画人たちの生き様をドラマチックに描く映画を作って、多くの人たちに観てもらいたい!
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映画の配給会社です。 配給レーベル名は「エスパース・サロウ」といいます。 劇場興行だけではなく、ホールや学校上映にも積極的に映画を届けています。 この記録映画『薩チャン 正ちゃん~戦後民主的独立プロ奮闘記~』も、ひとりでも多くの方々に観て頂ける様、我々も奮闘します! また、本作に登場する独立プロ映画をまとめた、「独立プロ名画特選」DVDシリーズも、長年ベストセラーとして好評発売中です。 誰がみても「売れる」映画は誰かに任せて、自分たちが「売りたい」映画を、世に出す価値があると「信じられる」映画を、その想いを込めて皆さんに届けていきます。
1950年代から60年代にかけて、大手映画会社に属さない独立プロの監督たちが、次々と名作を世に送り出した「独立プロ映画黄金時代」がありました。その全盛期に活躍した山本薩夫監督と今井正監督を中心に、いち時代を築いた監督とスタッフたちの軌跡を、当時を知る関係者にインタビューし、その中に登場する映画の一部シーンや、写真、資料映像などを織り交ぜながら、貴重な「記録」として残すことははもちろん、「記憶」に残る熱い映画人たちの生き様をドラマチックに描く映画を作って、多くの人たちに観てもらいたい!
国内の映画会社は? と聞かれたら、皆さんはどんな会社を思い浮かべますか? 東宝? 東映? 松竹?
そう、メジャーと呼ばれる映画の大企業は、昔も今も変わらず日本の映画界に君臨しています。
でも、日本の映画って、どこが作っているんでしょうか? もともとはメジャーの制作部門が作っていましたが、現在ほとんどの映画は、独立プロの制作会社が作っているのです。
その独立プロって、何なのでしょう? いつから独立プロが映画を作る様になったのでしょう? そして、彼らが映画を作らなければならなかった時代とは、一体どんな時代だったのでしょうか?
山本薩夫監督(1910~1983)「薩チャン」
1910年7月15日生まれ。鹿児島県出身。戦後日本の独立プロ運動の先駆者であり、社会派映画の巨匠。早稲田大学中退後、松竹蒲田撮影所に入って成瀬巳喜男の助監督となり,34年、成瀬についてPCL(東宝の前身)に入社。吉屋信子の短編小説の映画化『お嬢さん』(1937)を第1作として監督に昇進する。戦後、亀井文夫と『戦争と平和』を共作。48年東宝争議で退社後、独立プロを中心に活動した。主な独立プロ作品に『暴力の街』『真空地帯』『太陽のない街』『荷車の歌』などがある。1983年8月11日死去。73歳。
今井正監督(1912~1991)「正ちゃん」
1912年1月8日生まれ。東京都出身。一貫して社会的テーマを弱者の立場から描いた、独立プロ運動の代表的監督。東京大学中退後、39年東宝の『沼津兵学校』で監督デビュー。戦後『青い山脈』『また逢う日まで』をヒットさせる。50年東宝を退社。以後,独立プロを中心に『どっこい生きてる』『にごりえ』『ここに泉あり』『真昼の暗黒』など多くの社会派の作品を監督した。1991年11月22日死去。79歳。
独立プロ映画活動の旗手である山本薩夫監督が亡くなって31年、今井正監督が亡くなって23年の歳月が経ちました。
戦後の民主的息吹の中で、映画の民主化と、労働の真のあり方を巡って闘われた東宝争議(※1)を経て、東宝を解雇された人々、レッドパージ(※2)によって、映画会社から追放された人々は、自分たちの作りたい映画を作ろうと、企業に頼らずに映画作りに乗り出しました。苦労は承知の上で―。
東宝争議の解決金を基に作られた『暴力の街』(1950年/山本薩夫監督)がその先陣を切り、その後も労働組合、民主団体、そして劇団などに依拠しながら、まるで抑えきれない想いを、フィルムに叩きつける様に、現在もなお朽ちることのない名作を、次々と世に送り出してきました。
※1 東宝争議…1946年から1948年にかけて三次にわたり、日本の大手映画製作会社、東宝で発生した労働争議。特に1948年の第3次争議は大規模なもので、最終的には撮影所の接収に警視庁予備隊および米軍が出動した。
※2 レッドパージ…連合国軍占領下の日本において、GHQの指令により日本共産党員とシンパ(同調者)が公職追放された動きに関連して、その前後の期間に、公務員や民間企業において、「日本共産党員とその支持者」と判断された人びとが次々に退職させられた動きのこと。1万を超える人々が失職し、「赤狩り」とも呼ばれた。
『暴力の街』(1950年/監督:山本薩夫/出演:志村喬 原保美 池部良 他)
本庄事件を題材に警察や町議員にまで手を回して町を支配する暴力団の不正を暴くため、ペンを武器に圧力と闘う記者たちの姿を描いた社会派ドラマ
『どっこい生きてる』(1951年/監督:今井正/出演:河原崎長十郎 河原崎しづ江 他)
戦後“ニコヨン”と呼ばれた日雇い労働者の苦闘を描く今井正の代表作。傑作『自転車泥棒』を手本とした社会派のエポック的作品。
『真空地帯』(1952年/監督:山本薩夫/出演:木村功 下元勉 三島雅夫 他)
毎日出版文化賞を受賞した野間宏の同名小説を山本薩夫が映画化。自身も経験した帝国軍隊の内情をえぐり出す。
『にごりえ』(1953年/監督:今井正/出演:久我美子 丹阿弥谷津子 淡島千景 他)
樋口一葉の短編小説をオムニバス形式で映画化。市井に生きる女性を描いた詩的で美しい今井正の最高傑作。
『太陽のない街』(1954年/監督:山本薩夫/出演:日高澄子 桂通子 原保美 他)
「蟹工船」と並ぶプロレタリア文学の最高傑作を映画化。原作者である徳永直が自ら体験した労働争議をめぐり様々な人間模様が描かれる。
『ともしび』(1957年/監督:家城巳代治/出演:香川京子 内藤武敏 増田順二 他)
貧しい小さな村で周囲の反感を買いながらも新しい教育を進めた教師とその教え子たちを描くヒューマンドラマ。
『姉妹』(1955年/監督:家城巳代治/出演:野添ひとみ 中原ひとみ 内藤武敏 他)
毎日出版文化賞受賞の畔柳二美の小説を映画化。新藤兼人が脚本。
性格が正反対の二人姉妹の人生を描く心温まるドラマ
『異母兄弟』(1957年/監督:家城巳代治/出演:三國連太郎 田中絹代 中村賀津雄 高千穂ひづる 他)
軍国主義日本の軍人として、歪められた精神と人格をもつ陸軍大尉の一生を迫力ある映像と冷徹な目で描き出している。歯を抜いて挑んだ、34歳の三国連太郎の老け役がみごと。
『荷車の歌』(1957年/監督:山本薩夫/出演:三國連太郎 望月優子 岸輝子 他)
明治から昭和20年代まで農村で時代に揉まれ苦難に耐えながら生きる女の一代記。三國連太郎と望月優子が迫真の名演をみせる。
『キクとイサム』(1959年/監督:今井正/出演:北林谷栄 高橋恵美子 奥の山ジョージ 他)
今井正が戦後の混血児問題に迫ったヒューマンドラマ。北林谷栄はもとより、姉妹役二人の圧倒的な存在が光る
独立プロ全盛期には、山本薩夫(薩チャン)、今井正(正ちゃん)の他、亀井文夫、関川秀夫、家城巳代治、新藤兼人など多くの監督たちが腕を競い合いました。そのどれをとっても、作品の質の高さはもとより、戦後の労働運動、平和運動、民主運動に与えた影響は計り知れません。これらの映画を観た多くの人々が、勇気を貰い、人生について考え、明日への希望を見出し、その生き方まで変えたほどの影響を受けたのです。それらの作品群と監督たちの軌跡を、単なる「懐かしい映画とその監督たち」という思い出箱の中にしまっておくには、あまりにももったいないことです。
とにかく、映画が好きで、皆に素晴らしい映画を届けたいと、仲間と知恵を絞り、苦労を続けた映画人たちの記録と、その「映画魂」を、きちんと残しておきたい。彼らの人情味溢れる、気骨ある生き方は、きっと一遍のドラマの様に、観る人々の胸を打ち、皆さんもまた、我が人生について考えさせられることでしょう。
本作は、山本監督、今井監督を中心に、独立プロ映画黄金時代を築いた監督とそのスタッフたちの軌跡を、その当時を知る関係者にインタビュー(新撮)し、その中に登場する映画の一部シーンや、写真、資料映像などを織り交ぜながら構成する記録映画となります。
この主旨にご賛同頂いた皆さんにサポートして頂く資金は、本作の製作費及びその後の上映活動運営費にあてられます。
本作の完成後は、東京を皮切りに全国の映画館や公共のホールなどで上映活動を行います。
また、商品DVDも発売致しますので、既発の「独立プロ名画特選シリーズ」DVDと併せてご覧頂くことにより、一人でも多くの方にこの映画人たちの熱い時代を知って頂きたいと思います。
『時代を撃て多喜二』『弁護士 布施辰治』など、数多くの記録映画を作り出しているとともに、2013年には『渡されたバトン』で劇映画を監督。山本薩夫監督の助監督を務めると共に、今井正監督の最後の作品『戦争と青春』でも助監督を務めました。
1,000円「サード助監督コース」
監督より感謝メッセージメールをお送りします
3,000円「セカンド助監督コース」
監督より感謝メッセージメールをお送りします
完成披露試写会へご招待します。
10,000円「チーフ助監督コース」
監督より感謝メッセージメールをお送りします
完成披露試写会へご招待します。
全国の映画館またはホール上映(※1)でご利用頂けるご招待券を1枚進呈致します。
20,000円「監督コース」
監督より感謝メッセージメールをお送りします
完成披露試写会へご招待します。
全国の映画館またはホール上映でご利用頂けるご招待券を1枚進呈致します。
監督サイン入り商品DVDを1枚進呈致します。
スペシャルサンクスとして、エンドロールにクレジットさせて頂きます。
50,000円「プロデューサーコース」
監督より感謝メッセージメールをお送りします
完成披露試写会へご招待します。
全国の映画館またはホール上映でご利用頂けるご招待券を2枚進呈致します。
監督サイン入り商品DVDを1枚進呈致します。
アソシエートプロデューサーとして、エンドロールにクレジットをさせて頂きます。
劇中のエピソードとして登場する独立プロ作品よりお好きなタイトル2本のDVD(※2)を進呈させて頂きます。
100,000円「エグゼクティブ・プロデューサーコース」
監督より感謝メッセージメールをお送りします
完成披露試写会へご招待します。
全国の映画館またはホール上映でご利用頂けるご招待券を5枚進呈致します。
監督サイン入り商品DVDを2枚進呈致します。
プロデューサーとして、エンドロールにクレジットをさせて頂きます。
劇中のエピソードとして登場する独立プロ作品よりお好きなタイトル3本のDVDを進呈させて頂きます。
完成披露試写会後の関係者打ち上げにご招待させて頂きます。
300,000円「スペシャル・オーガナイザーコース」
監督より感謝メッセージメールをお送りします
完成披露試写会へご招待します。
全国の映画館またはホール上映でご利用頂けるご招待券を10枚進呈致します。
監督サイン入り商品DVDを3枚進呈致します。
プロデューサーとして、エンドロールにクレジットをさせて頂きます。
劇中のエピソードとして登場する独立プロ作品よりお好きなタイトル5本のDVDを進呈させて頂きます。
完成披露試写会後の関係者打ち上げにご招待させて頂きます。
※1一部ご利用頂けない会場もございます。
※2一部ご用意できないDVDもございます。
今回皆さんにサポートして頂く資金は、本作の製作費及びその後の上映活動運営費にあてられます。期限までに目標金額に達成しない場合でも、作品は完成させます。但し、目標金額の達成率があまりにも低かった場合、当然のことながら当初の予定よりも大幅に製作予算を削らなければならないというリスクが考えられます。妥協せずに、これまでにない貴重なドキュメンタリー映画を完成させるためには、ご賛同頂いた皆の強力なご支援が必要なのです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
戦後、独立プロの作品は多くの人々に楽しみと
生きる勇気を与えてくれました。
日本が復興して行く中、「社会の学校」ともいうべき
役割を果たしていたのだと思います。
私は、その時代より少し遅れた世代ですが、
のちに見て大いに感動しました。
そして山本薩夫、今井正監督のスタッフとして
参加し、独立プロ時代の話を伺ううちに、その作品と
スタッフの生き様は大きな遺産だと思いました。
いま日本映画は、ほとんどが独立プロが製作しています。
だが何かが違うと思うのは、私だけでしょうか。
あの時代のカツドウ屋の熱気と作品に光を当てたい。
作品を見て欲しい― そして映画の素晴らしさを
再認識して貰いたい。
そんな想いでいっぱいです。
ご協力よろしくお願いします。
監督 池田博穂
1000 円
3000 円
10000 円
20000 円
残り50枚
50000 円
残り18枚
100000 円
残り3枚
300000 円