制作日記 1「Perfect Kiss」CD2-1 完全版
vol. 11 2024-02-29 0
7/2更新
vo. & harp ダイアモンド☆ユカイ (Diamond Shake / RED WARRIORS)
g. 山鼻朝樹 (Age of Punks / David Bowie Memorial Show Band)
g. solo 木暮“shake”武彦 (Diamond Shake / RED WARRIORS)
key. 三国義貴 (David Bowie Memorial Show Band)
dr. 柏原克己 (原始神母/ David Bowie Memorial Show Band)
co-produce, programming, bass michiaki (Ra:IN / David Bowie Memorial Show Band)
本日クラファン受付最終日。そして昨日からいよいよ本格的にレコーディングが始まりました!
本来コレクターの方だけに限定メルマガでお届けする制作日記ですが、第一回はアップデートにて公開いたします!!
X(twitter)でも予告しましたが、記念すべきレコーディングの一曲目は、1994年発売のDER ZIBET 10枚目のアルバム”POP MANIA"のオープニングを飾るISSAY作詞作曲によるロックンロール・ナンバー「Perfect Kiss」。カバーしたのはダイアモンド☆ユカイさん&木暮"shake"武彦さんのRED WARRIORSの二人とmichiakiさん& 柏原克己さんのTOYSの二人、そしてレッズやイエモンのサポートでも有名な三国義貴さん、GUNIEW TOOLSの山鼻朝樹さんの6名!
DER ZIBET、RED WARRIORSがデビューの頃にお互いのライブを行き来したりセッションしたりしたユカイさんシャケさんと、ISSAYが近年横浜THE CLUB SENSATIONでDavid BowieやUKロックなどのセッションなどでよく共演していたハウスバンド(ミチアキさん、ASAKIさん、柏原さん、三国さん)の合体によるロックンロール・ドリームチーム。
柏原さんの24インチのでかいバスドラ、アレンジャーも兼ねたミチアキさんのヘヴィーなベースがどっしり重低音を支え、FenderアンプらしいキレのいいASAKIさんのギターリフや小気味いいスネアが軽快なリズムを刻む。三国さんの分厚いオルガンやシャケさんの温かみのあるリードギターが彩りを加え、ロックンローラー・ユカイさんの歌が冴え渡る . . . 。お互いをリスペクトし合う実力派ミュージシャン達はこのカバーの完成度にみな大満足、終始笑顔の絶えないレコーディングとなりました。
なんと言ってもミチアキさんのアレンジと仕切りが抜群で、お昼頃から演奏スタートして6時半には全て収録終わりました。岡野さんはミチアキさんを立てつつ時々的確な提案をしてサウンド全体を見てくれていました。流石です。
「ISSAYとはデビューのすぐ後くらいから仲良くしていて、うちに遊びに来たこともあるよ」と話してくれたシャケさん。
ユカイさんからはこんなメッセージも頂きました。「ISSAY、君に初めて会ったのは渋谷のLIVE HOUSEだったね。マニアックな話の中での君の清々しい笑顔が焼き付いている。」そしてレコーディングを終えて「ISSAYはこんなに沢山のロックミュージシャンに愛されて改めて素敵な奴だなと思いました。」
いろんな思い出が交錯するレコーディングスタジオでした。
そしてお互いの家も近くよく飲みにも行っていたという朝樹さんは、「一番嬉しかったのがウォッカ・コリンズの"Automatic Pilot"をこのバンドでやることになった時に、"ギター僕なんかでいいんですか?"と聞いたら、ISSAYさんに"君じゃなきゃダメなんだよ"って言われた時。もう、ISSAYさんを抱きたい!って思ったほどでした。」
というわけで、まだ音を聴かせられないのがもどかしいので、最後に朝樹さんが言及したこちらを。ISSAYの最新にして最後のミュージックビデオ、THE CLUB SENSATIONバンド(昨日のメンバー4人が参加)でカバーしたウォッカ・コリンズの"Automatic Pilot"(コロナで亡くなったアラン・メリルさんの追悼企画でISSAYがこれをやりたいと選曲)、限定公開版です。
3/1 追記
昨日のレコーディングで素晴らしいギターを弾いて頂いた木暮"shake"武彦さんから追加でコメントが届きましたので早速紹介させていただきます。
イッセイと初めて会ったのはREDのデビューの頃、テレビ埼玉の番組に呼ばれて行った時。多分同じ番組の別の日の収録のために来ていたんだと思う。デルジベットも同じ頃のデビューで雑誌で見て知っていた。多少警戒しながら少し話して、お互いに少し打ち解けてその後セッションしたりするようになった。
よく覚えてるのは、Egg-manのオールナイトイヴェントでパーソンズの本田君も一緒だった。イッセイは上品そうなイメージだが「オメエとやると盛り上がるんだよ」とか、ガラっぱちなセリフが記憶に残っている。どういう理由だったか覚えていないが、家にも行ったことあるな。
最後に会ったのはレッドのライヴを見に来てくれた時だったが、楽屋に現れたイッセイは杖をついていた。ケガでもしのかと思ったら持ち手の部分がドクロになっていた。メイクも決まっていたし「さすがイッセイ」と思った。 (木暮"shake"武彦)
Text:DZTPイトハル Photo:加藤正憲, Naoko Inoue (michiaki) & イトハル
これより追記分
上記レポートで紹介した「Automatic Pilot」はご存知のようにその後「Automatic Pilot L-S-D 2024 MIX」として岡野ハジメさんの手によるリミックスがこのアルバムに収録されることになりました。音の違いに是非耳を傾けてみてください。
さてPerfect Kissはその後MIXの1曲目として4月15日よりKoni-youngの作業が始まり、アレンジャーのミチアキさん、岡野さんのOKが出るまでにかなり時間をかけられました。アルバム最初のMIXというのは曲順がどうなるか関係なくアルバム全体の音像の基本となるもので、その後のMIXの判断を左右する重要なものなのです。
そして今回のレコーディングにご参加いただいたフルメンバーが8月4日のISSAYトリビュートライブに集結してくれます! ユカイさんとシャケさんは現在Diamond Shakeとして「ロックンロール黄金狂時代」の全国ツアー中、ということで意外な曲も聴けるかも? ライブに行かれる方は是非お楽しみに〜。
またタワーレコード新宿店では発売日の1日前、7月5日よりTシャツ&パネル展を開催。今回紹介しました写真のうちどれか一枚がパネルとなって、終了後にはプレゼントされます。
そして「Perfect Kiss」も収録された1994年のDER ZIBET「POP MANIA」も含めたBMGアリオラ時代の4作品は6月19日から配信・サブスクがスタートしています。是非オリジナルも聴いてくださいね。