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短編映画『クラムチャウダーといちご』をクラウドファンディングで実現!
目が見えないミナミは詩人の兄ユウと再会する。ふたりの対話を通して立ち上がるのは、詩が描く「見える世界」。ユウの言葉に揺さぶられるミナミの姿と、私たちが見えるものに与える「意味」の不確かさとは。
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映像ディレクター/ビデオグラファー。 1999年、メキシコシティ生まれ。テレビドキュメンタリーの制作を経てフリーへ転身。ドキュメンタリーや教育映像の制作を生業とする。ソングライターとしては、自身が作詞・作曲した「骨身に朝、君」がUSEN INDIES ランキングにランクイン、ストリーミングサービス上では50万回再生を更新している。名前が長すぎるため、最近は保住.Cダイキという表記も採用している。
目が見えないミナミは詩人の兄ユウと再会する。ふたりの対話を通して立ち上がるのは、詩が描く「見える世界」。ユウの言葉に揺さぶられるミナミの姿と、私たちが見えるものに与える「意味」の不確かさとは。
詩人の言葉ひとつで、目の見えない少女の世界が揺さぶられる。
短編映画『クラムチャウダーといちご』は、「見える/見えない」の境界線を通して、私たちが普段、疑うことのない世界の捉え方に深く問いかける物語です。この映画は、あなた自身の「認識」の次元を変えるかもしれません。
目が見えないミナミは、詩人の兄ユウと久しぶりに再会します。ふたりの対話を通して立ち上がるのは、ユウの詩が描く「見える世界」。ユウの叙情的な言葉に、ミナミは強く魅了され、同時に自分の世界観を揺さぶられていきます。この物語は、私たちが見えるものに与える「意味」の不確かさとは何かを問いかけます。
ーこの映画の制作を牽引した熱意。これは、僕自身の世界の見方への問いから来ているのだと思いますー
メキシコシティ生まれ。国際教養大学を卒業後、テレビマンユニオンへ入社。NHKのテレビドキュメンタリーなどの制作に携わる。フリーへ転身後は、ビデオグラファーとして教育映像の制作、福祉現場の映像コンテンツ(日本財団SNSや事業所向け)のディレクションも行っている。ソングライターとしては、自身が作詞・作曲した『 骨身に朝、君 』がUSEN INDIES ランキングにランクイン、ストリーミングサービス上では50万回再生を更新している。
「世界の見え方が違う」というのは映画の登場人物のように浮世離れした詩人だったり、目が見えない人だったり、普通とはちょっと違う人たちのことです。特定のマイノリティの主張、みたいな硬派な作品ではありません。純粋に認識の次元そのものが違う人たちが織りなす物語を撮りたかった。そして、その思いは僕を牽引し、インデペンデント映画として「クラムチャウダーといちご」という形になりました。思いのほか大変でした。自分でこういう映像作品を作るのははじめてなもので、お金も、労力も想像を超えるものでした。ところが自分でも驚くのですが、僕の中には使命感のようなものがありました。 「この作品を作りたい」という思いが、僕を引っ張ってきた。思えば随分と遠くまで連れて来られました。
この映画の制作を牽引した熱意。これは、僕自身の世界の見方への問いから来ているのだと思います。それは、物語の主人公であるユウとミナミが体現するような「二つの世界の見え方」を探究する試みでした。
詩的な世界観:言葉にしきれないもの
僕は「歌詞」を書くことが好きです。映像の仕事を始める前、10代の頃は詩を書いて、そこに音楽をのせるということに熱中していました。たぶんそれは、言葉を使っても説明できないことが自分の中では多いからです。自分は割と変わった育ちをしていて、日本語、スペイン語、英語を話します。完璧ではないですが、どの言語も割とちゃんと使える方だと思います。だけど、どの言語を使ってもこの世界には言葉では説明しきれないものがある気がします。手で必死に水をすくおうとしても何かを溢してしまうように、言葉はいつだって何かを取りこぼしてしまう。取りこぼすことをわかっていながら断言したり、定義をすることは時には暴力的でさえある。僕たちは気付かぬうちに「違う意味を持つかもしれない可能性」を断絶しているのだと思います。もちろん意思疎通のためには仕方ないのかもしれない。現に日常生活や仕事では私たちはそのような言葉の使い方に頼り切りです。でも、この言葉の使い方は、私たちの中に一方的な認識を形成していきます。僕はたまに話してて気づきます。気付かぬうちにたち、「普通」を疑いもしない世界の見え方がたちあがってることに。僕はそういうのに耐えられなくなる時があります。その時、頼りになるのは「詩」になります。詩は、何かを説明したり要求する言葉ではないんです。水をすくおうとするのではなくて、水中にぷかぷか浮かぶような言葉たちなのです。
映画に登場する詩人のユウという人物は、詩的な言葉でしか意思疎通をしないような人物です。実在していたらかなり変わっている人でしょう。ミナミは、そういう兄から見える世界を通して観える世界で起きていることを認識していくのですが、それはきっと一般的な認識ではではないんです。でも、その時に映画を見ている私たちが自問するべきは、「普通」とはそもそも何かということなのかもしれません。
「あたりまえができない」から見える世界
この映画に登場するミナミという人物は、視覚障がいの持ち主です。彼女は、完全には見えないわけではないですが、あたりまえとされる日常生活は送れないという設定です。外出や食事、着替えなどいくつかの場面においては家族に頼っています。普段であれば一緒に暮らす母が手伝っていますが、ここでは兄の家を訪れているので彼に頼らざるを得ないという具合です。
僕もある種、あたりまえとされる日常生活ができずに育ちました。体が弱かったんです。幼少期には心臓の大きな手術をして、長い闘病生活を経験しました。心臓の方の病状が落ち着いたと思えば、10代のほとんどは遺伝性の筋肉の病気に長年悩まされたり。長い期間思うように身体を動かせずにいました。10代の頃は歩行障害のようなものがありました。なんとか普通の生活は送れていたものの、ゆっくり歩くので精一杯な僕にとって、社会・学校生活はそれなりにハードルが高かった。階段ひとつ登ることさえ障壁だった時期のことは忘れません。
ここで注目したいのが、誰にとっての「あたりまえの日常生活」なのかということです。世の中の多くの人が、歩くことが困難な体だったら「あたりまえの日常生活」はどうなるのか。世界に目の見えない人しかいなかったら「あたりまえの日常生活」はどうなるのか。きっと物事の見え方は大きく変わってくるのだと思います。
僕の病状は安定し、今は比較的「あたりまえの日常生活」が送れています。なので、一生を通して向き合っていく障害とは性質が違いますし、さまざまある障がいの当事者の気持ちは計り知れません。ただ、「あたりまえができない」が見える世界、それが少なからず「クラムチャウダーといちご」には表れているのだと思います。
高校時代から映画の世界に身を投じ、多くの作品で存在感のある役を演じてきた実力派俳優。『おろかもの』(2019)では主演を務め、第13回田辺・弁慶映画祭および横濱インディペンデント・フィルム・フェスティバル 俳優賞など、数々の映画祭で評価されている。「クラムチャウダーといちご」の役作りのため、「同行援護従業者養成研修」を受講し、視覚障害者の外出をサポートする「ガイドヘルパー」の資格を取得して、撮影に挑んだ。
東京都出身。東京国際映画祭コンペティション作品、「曖昧な楽園」(2023)にて主演をつとめる。今作では、笠松さん同様「同行援護従業者養成研修」を受講し、視覚障害者の外出をサポートする「ガイドヘルパー」の資格を取得した。その他、徒歩で日本中の動物園と水族館を回ったことがある。
北海道生まれ73歳。特技はモダンバレエ 乗馬 小型船1級 珈琲自家焙煎。介護福祉士やケアマネジャーの資格があり、これまでも障害や介護にまつわる役と表現に挑んできた。「曖昧な楽園」(2023)では老人役をつとめている。
札幌市出身。6歳でカメラを始める。国際教養大学で政治哲学を専攻、トロント大学へ留学。2020年に映像プロダクション株式会社アウトクロップを共同創業。翌年、秋田市でアウトクロップ・シネマ開業。主な作品はYAMAHA、ACジャパン、経済産業省など。監督した映像は、文部科学大臣賞ほか、ポルトガル、スペイン、イタリアの映画祭などで受賞。
【映画参加スタッフ】
照明:田口雄大 録音:李墨含 美術&衣装:下田俊介 衣装提供:加藤良威 衣装監修:オギジュンコ 小道具:イゴール・セグロベッツ 、保住将文 ヘアメイク:楮山理恵 編集:村田裕 音楽:樽見和徳 カラリスト:園田貴志 整音:文如歌 第二助監督:角田夏朗 英語字幕:栗崎詩菜 脚本監修:工藤駿 オンラインエディター:岩淵伊織 撮影助手:橋本希, 帆根川廣 制作応援:島岡優、増子奈保、王正憶 ライン・プロデューサー:眞鍋萌 アソシエイト・プロデューサー:結城健人 プロデューサー:山下琴音
【制作協力】
東京藝術大学大学院映像研究科/リサイクル&リース ランバールーム
【その先のスケジュール】
・12月1〜10日の間で完成試写を開催予定
・26年いっぱい映画祭への出展
正直に言って、映画製作はとても大変でした。多くのアクシデントに見舞われ、上手くいかないことばかり。「映画なんて2度と作りたくない」と思ったことが何度もあります。それでも、この作品は僕の自己資金で制作し、20代の僕にとってはヘビー級の出費でした。それは、「この作品を作らない限り、次に進めない」という切実な思いがあったからです。
「クラムチャウダーといちご」は、僕の表現フォーマット確立のための重要な最初の一歩です。この制作を通して、かけがえのない出会いがあり、たくさん失敗をし、非常に多くのことを学びました。そして、何より重要なのは、今後の作品づくりの足がかり、つまり自分の表現形式の「手がかり」を見つけられたことです。
この「苦労」は金額で測れるものではありませんが、この一歩があったからこそ、2歩目はもっと面白いものを、もっと上手に作れるという確かな感覚があります。
3歩目、4歩目もこの道を歩み続け、この探求をより深く、広く進めるために、皆さまの力が必要です。
全体でかかった費用はおよそ1.5倍でした
| 日時:12月5日(金)18:30 Open・19:00 Start / 場所:京急 平和島駅付近にて ※休日の追加上映日も検討しています。決定次第updateいたします。 |
□3千円 ひとくち応援セット
活動日誌(コレクター限定アップロード)x1/監督からお礼のメールx1通
□5千円 レギュラー応援セット
活動日誌(コレクター限定アップロード)x1/監督からお礼のメールx1通/作品試写リンク(オンライン:視聴期限2週間)x1/制作裏舞台のスライドショー:監督の解説音声付き(オンライン:視聴期限2週間)x1/ロゴステッカーx1枚⬅︎NEW!
□1万円 試写会参加セット(オンライン)
活動日誌(コレクター限定アップロード)x1/限定ポストカードx1/オンライン視聴リンク(作品:視聴期限2週間&トークショー生配信)x1/制作裏舞台のスライドショー:監督の解説音声付き(オンライン:視聴期限2週間)x1/ロゴステッカーx1/エンドロール追記(サポーター)⬅︎NEW!
□1万2千円 試写会参加セット
活動日誌(コレクター限定アップロード)x1/限定ポストカードx1/完成試写&トークへご招待(東京にて)x1名/制作裏舞台のスライドショー:監督の解説音声付き(オンライン:視聴期限2週間)x1/ロゴステッカーx1枚/エンドロール追記(サポーター)⬅︎NEW!
□3万円 プレミアム応援セット
活動日誌(コレクター限定アップロード)x1/限定ポストカードx1/完成試写&トークへご招待(東京にて)x1名/オンライン視聴リンク(作品:視聴期限2週間/トークショー生配信)x1/サイン入り脚本x1枚/エンドロール記載(スペシャルサポーターとして)x1名/制作裏舞台のスライドショー:監督の解説音声付き(オンライン:視聴期限2週間)x1/ロゴステッカーx1枚/エンドロール追記(Thanks list)⬅︎NEW!
□6万円 パトロン応援セット
活動日誌(コレクター限定アップロード)x1/限定ポストカードx1/完成試写&トークへご招待(東京にて)x1名/オンライン視聴リンク(作品:視聴期限2週間/トークショー生配信)x1/サイン入り脚本x1枚/エンドロール記載(協力プロデューサーとして)x1名/制作裏舞台のスライドショー:監督の解説音声付き(オンライン:視聴期限2週間)x1/ロゴステッカーx1枚⬅︎NEW!
□15万円 監督に映像制作を依頼セット
活動日誌(コレクター限定アップロード)x1/限定ポストカードx1/完成試写&トークへご招待(東京にて)x1名/オンライン視聴リンク(作品とトークショーがオンラインで見れます)x1/サイン入り脚本x1枚/エンドロール記載(協力プロデューサーとして)x1名/保住監督による映像の制作x1/制作裏舞台のスライドショー:監督の解説音声付き(オンライン:視聴期限2週間)x1/ロゴステッカーx1枚⬅︎NEW!
※映像の制作について。
最大5分までの映像となります。ご自身の事業や活動発信のための映像で、SNSやホームページ掲載用にご検討ください。内容や規模は相談可能です。これを機に新しい繋がりが生まれればいいなと思っています。監督のポートフォリオの請求、制作内容のご相談はプロフィールのメッセージ機能よりお問い合わせください。
[ロゴステッカー]
[限定ポストカードA]
ポストカードBの完成イメージです。AかBのどちらかを選んでください。
[限定ポストカードB]
ポストカードの完成イメージです。
芸術家のデビッドホックニーのフォトコラージュからインスパイアされました。一つの被写体を複数の視点から切り取ることで、世界の見え方を表現しています。
今回はプロダクションファンディング(All in)での挑戦になるため、もし目標金額未達となった場合でも、不足する資金は自費で補填し、映画の上映及び映画祭への出展を実現します。リターンも必ずお届けしますので、ご安心ください。リタ-ンの提供に遅れが生じた場合は、随時ご連絡いたします。
上映会とご飯会の時期は年内、場所は都内での開催を想定しています。が、規模が未知数のため変更があるかもしれません。クラウドファンディング終了後、改めてご連絡をしますのでお待ちください。
返礼品の「監督に映像制作を依頼セット」は、始動や納品までに時間がかかる場合がございます。時期や納品に期限がある場合は事前にご相談ください。
映画は一人で作れないからこそ面白いんだと思います。ここまで、本当に多くの、優しい人たちが手を差し伸べてくれて、その都度、必要な力や技術を発揮して尽力してくれました。本当に恵まれているなと感じます。クラウドファンディングでご支援いただく皆様も、その一人です。この映画を送り出すのに手を貸してください。
3000 円
5000 円
10000 円
12000 円
30000 円
60000 円
残り4枚
150000 円