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演劇カンパニーCOLLOLが、ジョージアで行われる国際演劇祭へ。9年ぶりの『リア王』海外公演をクラウドファンディングで実現!
田口アヤコの産休育休を経て9年ぶり発表の『可視化歯科鹿しかし歌詞菓子貸し華氏 〜King Lear より』がシュクメルリで有名な(?!)黒海東岸の国ジョージアの港町ポチ国際演劇祭に正式招聘。渡航費のご支援お願いします!!
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COLLOL主宰、演出家劇作家女優、昭和50年生まれ。岸井大輔氏の劇作家弟子、東京大学美学藝術学専攻卒。COLLOLは「ころーる」って読みます。 体外受精から39週5日の妊娠期間を経て、2015/10月に女児が産まれる
田口アヤコの産休育休を経て9年ぶり発表の『可視化歯科鹿しかし歌詞菓子貸し華氏 〜King Lear より』がシュクメルリで有名な(?!)黒海東岸の国ジョージアの港町ポチ国際演劇祭に正式招聘。渡航費のご支援お願いします!!
王道かつ前衛を突っ走る演劇カンパニーCOLLOL(ころーる)が、黒海東岸の国、ジョージアの港町「ポチ」でおこなわれる国際演劇祭に正式招聘されました!
女性であっても、パパであってもママであっても、家族があってもなくても、広く「家父長制ウザい」のみなさんたちの小さな声から作り上げた演劇を日本から飛び出し、届けてきます!
あなたが、
あなたらしく生きられる、
そんな未来を手に掴むための力となる演劇です。
「 家父長制の中で、子であり、子を持つ演劇」
ダイジェスト映像(13分)はこちら
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この期間限定で、前回の配信内容全編を公開しております。
・ご覧いただける配信動画は、
『可視化歯科鹿しかし歌詞菓子貸し華氏 King Learより』
2022年10月1日21:00開演の回
APOCシアターにて撮影の配信動画と同じ内容です。
・チケット料金は「0円」と設定しております。
投げ銭制となりますので、YouTube説明文内に記載の振込先へ、お気持ちをご支援いただけますと幸いです。
戯曲も全文公開しておりますので、よろしければご一緒にお楽しみください。
https://note.com/taguchiayako/n/n8f9733601ab4
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瀧波ユカリ(漫画家)
日本のあらゆる演劇にミソジニーがどっぷりと染み込んでいるのは、日本の演劇界がミソジニーどっぷりだからなのだろう(これは演劇には観客という形でのみ関わっている私個人の見立てである)。だから私は、日本の演劇に基本的に期待をしていない。「男の考えた女」を演じさせられる役者さんに同情しながら観るか、ポリティカル・コレクトネスという虎の尾を踏まないように細心の注意が払われたとおぼしきキャラ設定やセリフにしらけながら観ることがほとんどだ。家父長制が未だ色濃い社会で女が生きることに知識も関心もない作家の作るものに対して発揮できる集中力を、私は持ち合わせていない。
しかし、田口アヤコはその埒外の存在である。彼女は女の地獄を走り、這いずり、もがきながら生きてきた人だ。家庭で、学校で、演劇界で、職場で、指の隙間からこぼれ落ちる砂を見つめながら、「さかしい」と「おかしい」の間を行ったり来たりして、静かに執念深く、怒りにわらいながら言葉を溜めてきた女だ。
そんな彼女が今、動き出そうとしている。溜めた言葉を世界に向けて存分に放つ機会を、彼女にこそ得てほしい。なぜならそれは女にとって必要なものだからだ。男たちが歯牙にもかけないものを、地獄から這い上がって撒き散らす表現者が女たちには必要なのだ。
同じ地獄から表現する者のひとりとして、田口アヤコの始動を心から応援したい。
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甲斐博和(映画監督)
COLLOLは得体が知れない。
時にミツバチの溜息に揺れるスズランのように繊細で、時に木々を薙ぎ倒し岩をも砕く竜巻のように荒々しい。いや、2面性どころではない得体の知れなさがあるのだ。得体の知れなさを嫌がる人もいるだろう。
しかし、人間の営み、生活そのものや口にする言葉など、得体の知れるものなどあるだろうか?
わたしたちは、「わからないことだらけ」ということだけを「わかって」いるのだ。
「可視化〜」という戯曲の下敷きになっている「リア王」は、物語であったはずのもの、に過ぎない。いくつかのシーンに分断され、そして繰り返される。 さらには現代の世界。さらには未来の世界。さらには漫画の世界。時空さえも分断され、繰り返される。同じ演者が違う時代の違う登場人物として繰り返し登場する。そして彼ら、彼女らが放つ言葉さえも繰り返される。
わからなさは加速する。そして加速すればするほど、わからなさの混乱に身を委ねるほど、匂い立つものがある。
人間だ。
登場人物を超えて演者そのもの、その人間性、背負っている生活が、いやおうなしに浮き彫りになって匂い立つ。途端、つかみきれないほどの重ねられた言葉が意味以上のものを持つ。
戯曲の言葉を借りるならば、「『NOTHING』は『SOMETHING』に変容した」瞬間だ。
それはもはや日本語でなくてもいい。
それは言葉のわからない国の人と話していて通じ合う瞬間のよう。
あなたはその時、たくさんの役名を抱えたそれぞれの演者の、たったひとつの「ほんとう」を味わう。演劇という体験でしか、生きている人間を通してでしか成り立たない、得体の知れないCOLLOLの魔法。
その魔法をかけられた世界を、僕はもっと、見続けていたい。
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大木裕之(映像作家)
COLLOL コロール!コロール!
王女と、均一の、嵐と冷笑、響きに確証、格言に猫
統率と シチリキ
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梶本愛貴(ライター)
健康なのに痛んでいて、目は乾いているのに(ドライアイです)、からだのどこかから静かに涙が流れているような日々のなかで、田口アヤコさんの舞台を観ました。
舞台は面白かった。6歳の子どもが騒いだら、いつでも抜け出せるようにと選んだ一番隅の席で、私は緊張しながら少し安心していました。積み重なっていく場面の緻密な層のなか、自分が、目の前に来た俳優さんの大きな目に映ったときに、その口からこぼれる大量の言葉で許された気がしたからです。
それで廃人同然に虚としている時間と、それで溜め込み過ぎた〆切のせいで眠れずにいる時間と、子どもに埋もれる時間でぐちゃぐちゃになっている自分も、ゆるやかな竜巻のように上昇気流を吹き上げるこの美しい舞台の流れの一つだと感じました。アヤコさんの意図がどうだったかはわからない。でもこの自分の無様さがここからのうねりの一部ならまあいいか、とそこにいました。
舞台の後、シアターから少し離れた公園に行きました。夕方の公園は子どもの歓声や泣き声であふれていて、あまりにも違うのに、この公園とあの舞台はつながっていると思いました。「止まらないで!走って!」と手を引っ張る子にせかされながら、それってすごいなあと感に堪えない思い。
何日か経って、ふと「あの舞台は30年くらい前に観た『ツイン・ピークス』の赤いカーテンの部屋だった?」と考えました。全部を内包している。大きな意志がどこにあるかはわからない。何かが訪れていなくなる。ということはデビッド・リンチのは赤で、アヤコさんのは白かな。
以来『ツイン・ピークス』をまた観たい、でも仕事と雑務と子どもに埋め尽くされて時間を要する娯楽が難しい生活のなかで、私はアレクサに頼んで「ツイン・ピークスのテーマ」を流しました。それは今も好きな曲だった。それだけだけど、あのどこにでもつながっているところへ入ったときの上昇気流の感触が、頬に残っています。そういう広~い作品です。
アヤコさん、ありがとう。
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高村明彦(劇作家)
田口さんには三連のホクロがある。お付き合いをしたこともないのにそれを知っているのは、小学2年の頃から思春期に至るまで同じ舞台に立っていて、あるとき稽古でそれが目に付いたからだ。
そのホクロはどこか才女の証に見えた。同い年で、お芝居も勉強もさらりとやってのけてしまう。才女だべ。
配信で田口さんの「King Lear」を視聴した。ホクロ光ってるんじゃないかと思った。そしてこれからもっとレーザービームみたいなのが射出されるんじゃないかと思った。
ジョージア公演は契機になるかもしれない。まばゆく輝かしい田口さんを、彼女の故郷から想像している。
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藤林三穂子(ジャズシンガー)
人はどうしてこんなにも舞台というものに惹かれるのだろう。
舞台では人間の全てが露になるからだと私は思う。
役者も歌い手の踊り子も、
舞台に立つ者は皆、自分の人生を丸裸にして晒している。
だからこそ、舞台に立つ者もそれを描く者も、それぞれの人生が幸せであるように努めなければならない。
そしてそれぞれの人生は、色とりどりであればあるほど素敵だと思う。
この作品の作・演出を務めた田口アヤコさんが、東大を卒業してから紆余曲折を経て、子育てに悩み、楽しみ、全力で試行錯誤しながら生きてきたことを私は見てきた。
そんな中で彼女が心血注いで書いたこの作品には、彼女の人生で得てきた知性、ユーモアそして喜怒哀楽が濃厚に詰め込まれていることを私は感じた。
演劇を志す者にとってシェイクスピアが高い壁のような存在であることは間違いないだろう。
覚えるのも咀嚼するのも演じるのも大変な労苦を伴う彼の作品を、
自分のイマジネーションで再構築して新たな作品を産み出してみせる。
田口さんは幼い子どもの子育て中にも関わらず、そんな離れ業をやってみせた。
しかも、それはそれは楽しげに。
子どものいる人生の楽しさを彼女は伝えたいと言う。
それをただ言葉にするだけでなく、
こんなにも素敵な作品を世に出すことで伝えようとしている彼女を、私は応援したい。
そして、たくさんの人に彼女を応援してほしいと思う。
彼女の人生と作品は、きっと誰かの灯になるはずだから。
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安藤朋子(アクター)
田口アヤコは怒っている。
日本の政治に、経済に、演劇業界に、
諸々の 理不尽に。
田口アヤコは戦っている。
片手に台本、片手にムスメを抱えて。
彼女も彼女の舞台も単刀直入だ。
敵は大きいぞ、
ガンバレ、アヤコさん!
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劇作・演出:田口アヤコ
音響・演出:江村 桂吾
研究・演出:角本 敦
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出演:
西尾美鈴
七味まゆ味(柿喰う客/七味の一味)
伊藤嘉奈子
東京ディスティニーランド
田口アヤコ
*
字幕操作:八ツ田裕美
記録:鈴木順子
ジョージア/ポチ国際地域演劇祭招聘
『Daughters』
会場:ポチ国立劇場(予定) ფოთი ს დრა მ ა ტული თე ა ტრი
2015年の第一回の開催より、基本的には毎年開催の国際演劇祭である。ジョージア国内の地域劇場の作品15作品前後と、海外招聘作品3~5作品ほどの上演がおこなわれる。
これまでの招聘国は、イタリア、ポーランド、ウクライナ、リトアニア、イラン等。
渡航予定: 2023年7月30日 日本出発 ⇒ 8月4・5日 上演 ⇒ 8日 日本到着
ジョージア国 Poti International Festival of Regional Theatres 海外招聘枠として、2022 年 9 月初演の『可視化歯科鹿しかし歌詞菓子貸し華氏 〜King Lear より』 を『Daughters』と改題して上演します!
今回のフェスティバルテーマは「シェイクスピア作品」。同フェスティバルは「地域劇団・地域劇場」にフィーチャーしたフェスティバルです。COLLOLは日本/東京を代表しての参加となります。
2023年1月に急遽いただいたお話のため、各種、国際公演への助成金〆切に間に合うことができず、渡航費の工面としてクラウドファンディングを立ち上げました。海外のフェスティバルによくある形式となりますが、渡航以降の滞在費はフェスティバル負担、渡航費はわたくしども負担との取り決めでの招聘です。東京〜トビリシ(ジョージア)往復航空券につきまして、メンバー1人あたり25万円、計250万円相当となります。この渡航費の一部につきまして、ご支援賜りたく存じます。
たくさんの皆さまと出会い、ご賛同・ご協力をいただけましたら幸いです。
すべての支援者さま
・渡航期間中、随時更新されるライブYouTubeをご覧いただけます
・出演者からのひとことお礼メッセージ動画をお届け
10,000円以上の支援者さま
・ポチの中心から、出演者たちが支援者さま全員のお名前をお呼びしてのお礼動画をお届け
※お一人お一人1本ずつの動画ではなく、皆様まとめて1本の動画となります。ひとりずつお呼びかけさせていただきます。
※お呼びするお名前は、ご登録名以外のニックネーム等でもかまいません。恐れ入りますが、個人情報を特定できるお名前のご指定はお控えいただきますようお願いいたします。
500円 ポチッとな
・メンバー撮影のジョージア風景写真絵はがき1枚を郵送でお届け(すべて異なります・撮影者は選べません)
3,000円 ポチッとな・愛蔵版 出演者サイン入り
・メンバー撮影のジョージア風景写真絵はがき1枚を郵送でお届け(1枚に複数名を承ることができませんので、複数名希望の場合、複数口のご支援をお願いいたします)
3,500円 現地で観たい脳内応援
・現地公演の動画をご覧いただけます
5,000円 もっとポチで観たい脳内応援
・現地公演の動画をご覧いただけます
・厳選絵はがき5枚
10,000円 COLLOLを応援
・現地公演の動画をご覧いただけます
・やっぴーデザインのアクキー(アクリル製キーホルダー)1個をお届け(あやこちゃん/田口アヤコ、えむー/江村桂吾、かっくん/角本敦、やっぴー/八ツ田裕美、J子/鈴木順子の5種類からお選びいただけます COLLOLロゴ入り)
10,000円 旅の餞別応援
・現地公演の動画をご覧いただけます
・御餞別返礼としてメンバーが選ぶジョージアお土産 おひとつをお届け
15,000円 西尾美鈴を応援・謎解きゲームコース(限定5名)
・西尾美鈴と巡るリアル謎解きゲームツアー。東京周辺屋外で開催の周遊タイプのツアーから、謎解き大好き・西尾美鈴が厳選いたします(日時・詳細場所は別途ご相談のうえ、調整いたします)
15,000円 伊藤嘉奈子を応援・「わたしは、女優…」コース(限定15名)
・伊藤嘉奈子出演の次回公演につきまして、ご招待のお席1名さまをご用意させていただきます。伊藤嘉奈子直筆お手紙&ジョージアお土産を併せてお届け(公演の日時・会場は追ってご連絡いたします)
15,000円 七味まゆ味を応援・「わたしは、女優…」コース(限定15名)
・七味まゆ味出演の次回公演につきまして、ご招待のお席1名さまをご用意させていただきます。七味まゆ味直筆お手紙&ジョージアお土産を併せてお届け(公演の日時・会場は追ってご連絡いたします)
20,000円 七味まゆ味を応援・妄想ラジオコース(限定15名)
・15分間の妄想ラジオ番組『七味まゆ味とはっちゃけドライブ!』音声データをお届け。七味おすすめドライブコースや、運転中に出会ったあんなことやこんなこと、聞き手は江村桂吾にてお送りします
30,000円 ポチから生電話応援(限定3名)
・現地から出演者たちが生電話で、現地の様子をご報告します。国際電話なので1回5分間(WhatsApp・Skype等のSNS音声通話となる可能性がございます。日時・詳細は追ってご相談)
33,333円 東京ディスティニーランドを応援・半日コース(限定5名)
・東京ディスティニーランドと巡る別府半日ツアー。どこにも行かないかもしれないし、どこまでも行くかもしれない。(大分県別府市までの交通費・お食事代等はご自身でのご負担となります。日時ご相談)
50,000円 『可視化し』世界に浸って応援(10名限定)
・『可視化し』コンセプトカフェへ1名さまご招待。
キャストおよびCOLLOLメンバーが衣裳にてお迎えします。
「出来るだけ役に寄せて欲しい/出来るだけ素で/眺めるだけ希望/フリー」
お選びいただき、入れ替わり立ち替わり15分ずつお席に付きます。猫カフェをご想像ください
(2ドリンク付・チェキ撮影1枚¥1,000)
50,000円 角本敦を応援
・今回、初演東京公演時にジョージアにいた角本が、ポチ公演用に収集した現地情報および英語・ロシア語・カルトゥリ語その他参考情報の一部をお届け
50,000円 江村桂吾を応援
・本作品使用楽曲リストおよびサウンドコンセプトノートをお届け(禁転載)
50,000円 田口アヤコを応援
・前回公演2013年以降の妊娠出産前後含むFacebook投稿アーカイブデータをお届け
50,000円 八ツ田裕美を応援
・「ヤギレポ」「パンケーキレポ」「ホットケーキレポ」「沖縄ローカルレポ」「むぎレポ」「その他」以上のやつだゆるレポにつきまして、メール・郵送等にて、ランダム3種類が送られます(転載自由・種類のご希望承ります)
50,000円 鈴木順子を応援
・個人もしくは法人様のウェブサイト構築ご提案レポート(社外秘・事前コンサルティング2時間が含まれます)
50,000円 西尾美鈴を応援・あなただけにボイスコース(限定5名)
・鈴ボイス5パターンをお届け(過度に性的・暴力的な内容のご要望はご遠慮ください。田口アヤコが検閲・監修します)
50,000円 七味まゆ味を応援・好きにして♡コース(限定1名)
・本作品のために超ロングだった髪の毛をバッサリベリーショートにした彼女。実はものすごく髪の毛伸びるのが速いんです!今回ご支援いただいたあなたのために、再びバッサリいっちゃいます。バッサリヘアカット後の七味特製ブロマイドを1枚お届け。あなたのお好みのヘアスタイルになっちゃうぞ七味。(ジョージア公演前/後をお選びいただけます)
77,777円 東京ディスティニーランドを応援・一泊二日コース(限定3名)
・東京ディスティニーランドと巡る別府ツアー・どっぷりバージョン。どこまでも、行きましょう。(大分県別府市までの交通費・宿泊費・お食事代等はご自身でのご負担となります。日時ご相談)
200,000円 無事に帰ってくればそれでいい応援
・田口アヤコが20分程度の短編戯曲1本をご要望に応じて書き下ろし。著作権は田口アヤコに属します
500,000円 無事に帰ってくればそれでいい応援スペシャル(限定2名)
・田口アヤコが20分程度の短編戯曲1本をご要望に応じて書き下ろし、10回の稽古で上演までの演出をいたします(出演者3名まででお願いしたく存じます・相談可)
2,000,000円 七味まゆ味を応援・魔法の鍵コース(限定1名)
・七味まゆ味の誰にも内緒なあの秘密、あなただけに、ふたりっきりで、ヒミツの場所でこっそり耳打ちします(録音・録画はご遠慮ください)
わたしたちのご用意しているリターンにつきまして、日本国内で確実にご用意できるものも含まれておりますが、現地撮影の動画等、機材の故障や通信環境等により、ご期待とは異なる形式でのお届けとなる場合がございます。
わたくしどもも、複数の機材の用意とバックアップ、データの保存についても複数の方法を用意する等、できる限りの用意をし臨みます。
ご不明な点がございましたら、何なりとメッセージにてご連絡ください。
MOTIONGALLERY様の取り組みにつきましては、以下のページをご覧ください。
安心・安全なご利用のために
https://motion-gallery.net/trust
ジョージアは、エウリピデス作のギリシャ悲劇『メデイア』の主人公、メデイアの出身地コルキスとされる場所である。
男性的世界から見れば、神話世界での主人公は「イアソン」であろうが、女性的世界から見れば、自分を裏切り捨てた夫に最大の苦しみを与えるため、煩悶のなかでみずからの子を殺す「メデイア」こそが主人公である。
コルキス/ジョージアに、女たちが生き残る結末を書き加えた『リア王』の物語を持ち込むことができるのは、我々にとってとても幸運なタイミングである。
なお、「リア王」を老いた俳優が演じることは多い。
もう老いてしまったあとでは、「老いとはこういうものだ。」という結論にしかならないのではないか?
実際の介護というものに直面すると、「女性という性への負担の偏り」をいやでも感じさせられる。『リア王』の登場人物、姉 2 人のゴネリルおよびリーガンは、貴族身分であり、もちろん自身でリアの「介護」に手を下すことはないのだが、父親への「精神的ケア」はじゅうぶんにおこなっている。そこでの負担感は、「男性たち」が感じるものとは比べることが出来ないほど大きい。
また、別の話題になるが、ゴネリルとリーガンは、夫はいるが、子どもはいない。
シェイクスピア作品には、マクベス夫人を始め、「子どもを持たない妻」が多数出てくる。
今回の上演を通じ、「子どもを持たない妻/ 女性」についても取り上げたい。
もちろん、『リア王』という戯曲の一番の軸はリア王自身の苦しみである。
生きること、生き続けたこと、選択したこと、誤った選択をしてしまったこと。
今回、リア王を含め、登場人物(俳優)5人すべてが、白いウェディングドレスを衣装としている。まずは視覚的な部分で、男性と女性、双方の自由と不自由についてを扱う。
女性の生きづらさ・幼いものの生きづらさは、可視化していかなければならない。
この作品は、日本の古典落語『片棒』の語りから始まる。
『リア王』の物語が「父親と3人の娘」によって動かされるのに対し、『片棒』の登場人物は「父親と3人の息子」。またどちらも、父親が「子ども『たち』に、遺産を継承させよう」と考える話である。
この作品は、『リア王』の父親と3人の娘の物語をベースに、『片棒』の父親と3人の息子、マンガ/アニメ『サザエさん』の父親/母親と3人の子どもと、大きく3つのシーンで構成される。
リア王の物語に戻る。
夫を持つ姉娘2人、これから他国へ嫁ぐ予定の末娘は、どのように「遺産」を継承することが出来るのか?
シェイクスピアが書いたリア王の物語では、一番上の娘ゴネリルの「夫」オールバニが「最後まで生き残ったため」遺産を継承する。
リア王の娘たち3人はみな、子を産まずに死んでいく。
この作品では、ゴネリルとリーガン「だけ」が生き残ったパラレルワールド、コーディーリア「だけ」が生き残ったパラレルワールド、そしてシェイクスピアの書いたリア王の世界には不在とされている王の妻・娘たちの母親である王妃「だけ」が生き残ったパラレルワールドの3つを舞台に載せる。
そして、幕切れでは現在の日本における「王」、「天皇」が登場する。
2023年現在、女性が天皇になることは認められていない。
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皇室典範 第1章 皇位継承
「1条 皇位は、皇統に属する男系の男子が、これを継承する。」
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『可視化歯科鹿しかし歌詞菓子貸し華氏 〜King Lear より』
戯曲全文公開 https://note.com/taguchiayako/n/n8f9733601ab4
1999年、当時劇団指輪ホテルに在籍の女優4名で設立。
「東京」という都市で働く女性たちから吐き出される、欲望、怒り、愛情、孤独などを戯曲として、上品で優雅で野蛮な、「(私が)あしたまでいきのびるための演劇」を創造している。
日常に潜んだかすかな「かすかな」振動。
現代の幽玄、脆弱でもろい、感情、身体、性、生、私的で詩的で死的な時間。
現在のCOLLOLメンバーは、田口アヤコ(主宰/劇作・演出)、江村桂吾(音響・演出)、角本敦(研究・演出)、八ツ田裕美(女優)、鈴木順子(宣伝美術)の5名。
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Vulgar and vivid; 俗でなまなましく
As warm as blood-heat; 血のかよったあたたかく
Colorful and aromatic; 色彩ゆたかにかぐわしく
Beautiful like lots of dreams. 夢みるようにうつくしく
◉代表・劇作・演出 田口アヤコ 東京大学思想文化学科美学藝術学専修課程卒。劇団山の手事情社・ストアハウスカンパニー等の身体表現に特化した演劇集団でのパフォーマー経験や、劇作家/岸井大輔氏より学んだ劇作法から、鋭敏な身体感覚と、戯曲の執拗な読み込み、上演会場や地誌についての綿密な取材などにより、いま、ここ、にこだわった演劇作品上演をおこなう。2015年に第一子を出産し、団体活動休止後、2022年に再開。岩手県盛岡市出身、1975年11月12日生まれ。小~中学校にかけて盛岡市の子ども劇団『CATSきゃあ』(主宰/畑中美耶子氏)に所属。
◉音響・演出 江村桂吾 パフォーマンス等のサウンド・デザインにおいて、企画からオペレーションまでを一連の行為「聴き取ること」と捉え、様々な試みを行なう。Leni-Basso(振付・構成:北村明子)、東京オレンジ(構成・演出:横山仁一)、劇団山の手事情社(構成・演出:安田雅弘)、指輪ホテル(作・演出:羊屋白玉)、NEST(構成・演出:石山雄三)、小鳥クロックワーク(演出:西悟志)等の公演にて、国内外でサウンド・オペレーションを担当。2010年、慶應義塾大学大学院 政策・メディア研究科 村井純研究室にて修士取得。
◉研究・演出 角本 敦 舞台演出/政治思想史研究。東京大学法学部卒。様々な舞台作品にそれぞれ演出・舞台美術・照明・音響・衣裳・翻訳・戯曲研究・振付・舞台監督・制作などで参加し、ほぼスタッフワーク全般をこなす。その技能を総動員する場としてd'UOMO ex machinaを2003年発足、以後その全ての作品で戯曲の翻訳・構成と美術・演出の設計を行なう。2007年よりCOLLOLのメンバーとなり演出の役割を明示された分業という比較的めずらしい企てに「研究」という視点から加わる。他に、海外からの招聘作品・ワークショップで同時通訳、海外での演劇コンクールの審査員・ワークショップ講師等も務める。
田口アヤコです。
7歳から演劇をはじめて40年
リスクとチャレンジしかありません。
崖から落ちるか、登りきるか、
文字通り「崖っぷち」
それが舞台の幕をあけ、幕をとじるということです。
今回のチャレンジは
「ジョージアに行ってみよう★」ですが、
リスク?
成功して幕を閉じるか
死か。
すでに制作済みの作品ではありますが、舞台は生き物です。「魔物」ということばを使う方もいます。
餌をやり、育て上げ、そしてじぶんも、生きてこの世に帰ってこれるものか。
この生き物をご支援くださった皆さまが、ご友人やご家族に「こんなことがあってね。」と話すことができるような経験となることを祈ります。
そしてご自身も、日々のなかで小さな「作品/生き物/希望」をつくっていくことができる力になりますことを。
演劇は、とてもよいものです。
他者を知ることができる
自分を知ることができる
美を知ることができる
「演劇」を直接体験できるのは、一部の人数に限られている、ということは、たしかにとても歯がゆく感じられます
今回のプロジェクトのように、遠く遠く離れた場所で上演される「演劇」は、自分にとってなんの意味があるのか?とおもわれることでしょう
ジョージアという場所で、日本語で、演劇を、上演します。
わたしたちが、わたしたちの、日本語と日本という国を愛することができるひとつの出来事になるよう、
自分を知る
他者を知る
「わたしだけのたのしみ」に出会うことができる
「女性が」ということでもなく、
わたしは演劇の神様と対峙しています
ジョージアの演劇の神様とも、対面して、お話ししてこようと思います。
このプロジェクトは、目標達成に関わらず、皆様からご支援いただいた御資金をもとに必ず実行いたします。ご期待ください。
わたしたちのプロジェクトにつきまして、最後までご覧いただき、誠にありがとうございます。
皆さまからいただいた翼で、飛んで来ます🐣
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