代表エピソード:『始まりは腹痛と共に』
vol. 1 2014-02-01 0
この連載では、「力もない」「お金もない」「夢しかない」のCATiC代表 教来石小織(きょうらいせき さおり)が夢を綴ります。
↑小織さんごめんなさい
非営利団体CATiC(キャティック)代表の教来石小織(きょうらいせきさおり)です。
今日から45日間の挑戦が始まりました。
小心者なので、実名と顔を出しての挑戦というのは、
正直とてもお腹が痛く……。
けれど、応援してくださる方を前にして、
腹痛を理由に逃げることなどできましょうか。
映画を届けるためなら、
応援してくださった方のご恩に報いるためなら、
この活動を続けるためなら、
悪事以外何でもしようと覚悟しました。
昨年の夏、
移動映画館の日程が子ども達に一日間違って伝わってしまっていたらしく、
可愛い男の子が寄ってきて、恨めし気にこんなことを言いました。
「昨日来るって言ったのにこなかったね。ずっと待ってたのに…」
泣きそうでした。
一方的に届けたいだけだと思っていたのに、
楽しみに待ってくれている子ども達がいたことに。
村の子ども達は、映画を心底楽しそうに味わいます。
スクリーンを前に、
声をあげて笑い、涙を隠さず泣くのです。
たくさんの子ども達に映画を届けるために、
恥ずかしながらもう、
私たちの力だけでは限界なのです……。
願わくば、クラウドファンディング最後の日を喜びと共に迎えたい。
応援してくださった皆様の思いも携えて、
カンボジア行きの飛行機に乗り込みたい。
子ども達に映画を届けたい。
どうか、お力を貸していただけないでしょうか。
約束します。
『ハルのふえ』は、子ども達の心に温かな何かを残すことを。
このプロジェクトを、いいね!で広めていただくだけでも、とても嬉しく思います。
過去の記事
■第一回: 代表エピソード:『始まりは腹痛と共に』
■第二回: 代表エピソード:『紙ナプキンの夢』
■第三回: 代表エピソード:『母と、一周年』
- 前の記事へ
- 次の記事へ