こうべ北野町山本通伝統的建造物保存会 会長の森田義さんより、応援メッセージ!
vol. 15 2022-06-09 0
いつも応援ありがとうございます。HAAYMMです。
クラウドファンディング開始以降、支援総額が339万円、コレクターの方々も164人となりました。応援、宣伝していただいた皆様に心より、感謝申し上げます。
AiRKでのアーティストのサポートや文化施設との連携、神戸の方々との交流をより豊かなものにしていくため、引き続き、皆様からのさらなる支援をお待ちしています。
今回は、地元である「こうべ北野町山本通伝統的建造物保存会」会長・森田義さんより、応援メッセージをいただきました!
AiRKがある北野町と隣接する山本通一帯はその昔、日本人と外国人がエリアを区切らずに隣り合わせで暮らす「雑居地」でした。日本人の民家や田畑に混ざり、様々な国のひとたちが家を建て暮らしていたのです。そんな外国人のための和洋折衷の建物が、今も国が指定する伝統的建造物として40棟残り、観光で公開されている異人館以外にも大切に保存されています。そのような建物のオーナーが集まるのが「こうべ北野町山本通伝統的建造物保存会」です。
その会長である森田さんのご自宅も歴史があり、1940年代に外交官である杉原千畝さんが発行した「命のビザ」でリトアニアを経由し神戸に避難したユダヤの方々が匿われたと聞いています。数々の歴史がある古い住宅地としての魅力に惹かれ、AiRKはこの地に仲間入りさせていただきました。地域を代表してメッセージをくださった森田さん、ありがとうございます!AiRKも、滞在するひとたちも、この地に馴染み親しみを持ってもらえることを目指して運営していきます。
それでは引き続き、AiRKへのサポート、そしてシェア&拡散へのご協力をどうぞよろしくお願いします!
HAAYMM一同
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皆さまはじめまして、森田義と申します。
今回、私たちが住まいとする北野町四丁目にアーティスト・イン・レジデンス(AiRK)が誕生しました。
私がこの素晴らしい活動を知ることになったのは、AiRKの運営母体であるHAAYMM(ハイム)の松下麻理さんからの1本のメールでした。「森田さん、北野町でアーティストが滞在しながら創作活動ができる異人館をご存知ないですか。」というお尋ねでした。
松下さんからは熱く熱くアーティスト・イン・レジデンスの必要性のお話しをお聞きしました。
直ぐには異人館を探すことはできませんでしたが、今回、北野町でも由緒のある建物にその本拠地を持たれることが決まりました。
HAAYMMの皆様と協力された皆様の努力の賜物だと思います。
既に滞在が決まったアーティストの方もおられるようで、今後の活動がとても楽しみです。
北野町は江戸時代には北野村として穏やかに日々の営みを続けてきました。神戸港開港以降は居留地の「雑居地」として外国人が多く住む地域として発展してきました。
お隣に住む黒髭の大きな外国人に対しても臆することなく親しみを持ってお付き合いを続けてきました。
北野の人たちは、外からの人達を違和感なく受け入れてきました。そのような素地が自然と育っていると感じています。
AiRKに滞在される外国人の方、日本各地からのアーティストの方々とも、負担や無理を強いらない形で楽しい交わりが実現することを夢見ています。
これから、そっと静かにアーティストの皆さんの活動・活躍を見守っていきたいと思います。
森田義
経歴
こうべ北野町山本通伝統的建造物保存会 会長
北野町四丁目自治会 会長
マイスター公認会計士共同事務所 共同代表
一般社団法人KOBE FARMERS MARKET 監事
一般社団法人地域と暮らし創生研究所 理事
公認会計士•税理士