【速報】「第3回音楽本大賞」大賞候補10作が決定しました!
vol. 5 2025-05-10 0
第一次選考を通過した35作品の中から、大賞の最終候補作を選ぶ「第二次選考会」を5月4日に開催しました。5時間半にわたる活発な対話を経て、以下の10冊が「大賞候補作」に決定いたしました!
最終選考会は5月23日(金)に実施して、大賞受賞作を選出ます。また、各選考委員による個人賞も同時に発表予定です。そして、授賞式を6月26日(木)の夜、東京・神保町の「月花舎」にて開催いたします。
これまでの第1回・第2回では、多くの書店の方々に多大なお力添えをいただき、受賞作の紹介やフェアの開催などを通じてこの賞を盛り上げていただきました。今年も魅力的な作品が揃いましたので、ぜひフェアなどをご検討いただけましたら幸いです。音楽書の魅力を広く伝えていただけましたら、これほど心強いことはありません。
さらに、今年もクラウドファンディングを5月30日(金)23時59分まで実施しています。5月10日の時点で目標額の70%を超えるご支援をいただいております。音楽本大賞をこれからも継続的に運営していくために、多くの皆さまのお力添えを必要としています。賞の趣旨にご賛同いただけましたら、ぜひ応援をお願いいたします。
【二次選考結果=大賞候補作(発売月順)】
片山杜秀『大楽必易―わたくしの伊福部昭伝―』新潮社、1月、2700、https://www.shinchosha.co.jp/book/339712/
金 成玟『日韓ポピュラー音楽史 歌謡曲からK-POPの時代まで』慶應義塾大学出版会、1月、2500、https://www.keio-up.co.jp/np/isbn/9784766429350/
豊田泰久、林田直樹、潮 博恵『コンサートホール×オーケストラ 理想の響きをもとめて』アルテスパブリッシング、2月,2400、https://artespublishing.com/shop/epub/86559-289-4/
白石美雪『音楽評論の一五〇年 福地桜痴から吉田秀和まで』音楽之友社、3月、3500、https://www.ongakunotomo.co.jp/catalog/detail.php?...
AKALA(アカーラ)『ネイティヴス 帝国・人種・階級をめぐる イギリス黒人ラッパーの自伝的考察』感覚社、4月、3300、https://www.kankakusha.com/natives
ティボー・エレンガルト/鈴木孝弥(訳)『キング・タビー――ダブの創始者、そしてレゲエの中心にいた男』Pヴァイン、5月、3800、https://www.ele-king.net/books/011373/
J. ピーター・バークホルダー/奥田恵二(訳)『アイヴズを聴く 自国アメリカを変奏した男』アルテスパブリッシング、9月、6800、https://artespublishing.com/shop/books/86559-297-9...
岡島豊樹『古典邦楽十吋盤のすすめ』カンパニー社、11月、4800、https://companysha.com/kotenhougaku
相田豊『愛と孤独のフォルクローレ』世界思想社、12月、4500、https://sekaishisosha.jp/book/b655052.html
舩木篤也『三月一一日のシューベルト 音楽批評の試み』音楽之友社、12月、2600、https://www.ongakunotomo.co.jp/catalog/detail.php?...
※選考中の様子(選考委員の方々:左から、毛利嘉孝さん、松平あかねさん、渡邊未帆さん、横川理彦さん)
2025年5月10日
音楽本大賞実行委員会
(鈴木茂、岸本洋和、河西恵里、山崎圭資、上杉公志)
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