平家物語の流れ、ご存知ですか?
vol. 113 2021-09-24 0
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「平家物語」について、スタッフから解説させていただく2日目。
本日は「平家物語」の「船弁慶」までの流れをご紹介します!
▼物語の流れ
▼教科書で通った道!?「壇ノ浦の合戦」について
壇ノ浦の合戦
山の源氏:頼朝派遣軍(義経) VS 海の平氏:平家(ボス:宗盛、知盛) |
平家の敗因は、阿波重能の裏切りでした。
不穏な空気を察知していた知盛でしたが、ボスである宗盛がそれに気づかず、阿波の「かえり忠」により敗北へと傾いていきました。(「かえり忠」とは、元の主君に背き、別の主君に忠義を尽くすこと。この当時、この行いは悪いことではありませんでした。)
裏切りによる劣勢に、これ以上は打つ手なしと悟った知盛は、二位殿(時子)と安徳天皇にそれを伝え、二位殿と安徳天皇は三種の神器のうち、神璽(八尺瓊勾玉)と宝剣(草薙剣)を持ち入水します。
入水の際、安徳天皇は自分をどこに連れていくのかと、二位殿に尋ねました。
二位殿は「残念ながら御運が尽きた、ここは悲しいところなので極楽浄土へお連れします。」と告げます。安徳天皇は手を合わせ、天皇として祖先に最期のあいさつをするために伊勢神宮を拝み、念仏を唱えました。
それを見た平家一門は、敗北を悟って、次々と入水していったのです。
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<参考資料>
・NHKテキスト 100分de名著
「平家物語 滅びへの耳を澄ます」
・中田敦彦のYoutube大学 - NAKATA UNIVERSITY
【平家物語①】日本人なら知っておくべき平氏と源氏の戦い(The Tale of the Heike)
https://youtu.be/VIr3qEKVYNI
【平家物語②】平清盛の滅亡と源義経の台頭(The Tale of the Heike)
https://youtu.be/BxjQEDk8TUE