司会の酒井の取材日記 Vol.1
vol. 4 2021-07-03 0
~福井県立盲学校の斎藤絆広くん(14歳)を取材してきました~
「変わったもの 変えていくもの」を作詩した斎藤絆広くん(14歳)は、自分の思ったことをハキハキと言う明るい少年だった。
福井県立盲学校には現在15名の生徒が通っている。
医学や化学の進歩もあってか、視覚障害のある子どもたちが普通学校に通えるようになり、かつてより生徒数は減少傾向にあるんだそうだ。
クラスメイトは二人ぽっち・・・ だけどそれぞれが助け合い、尊重し合い、あたたかい空気を醸し出している。
学校での学び方も特に近年変化を見せているようだ。
パソコンを横に置き、タブレットや視覚障害者用の特別な機械が教材として使われている。テクノロジーの発達が、障害のある子どもたちの学びに力を発揮しているのだ。
インタビュー撮影を終えて雑談タイムにはいると、それまでの緊張が解けたからか、とたんに雰囲気が和み、もっぱら給食の話題に・・・
パンよりもご飯、福井米はとても美味しいんだとか、でも、きな粉の揚げパンはもっと好きなんだとか・・・ 福井名物のおろし蕎麦とソースかつ丼を食べて帰ることを約束し、学校を後にした。
暗くなりがちな今の世の中への応援歌、斎藤絆広くんが書いた「変わったもの 変えていくもの」、どうぞご期待ください。
追伸
実は、市内でクラスターが発生し、福井県に急きょ緊急事態宣言が出されたのが、取材・撮影日の二日前のこと・・・ 条件付きではあったが、受け入れてくれた学校側、そして斎藤くんに心から感謝している。