本日開催予定の被災地上映会について
vol. 14 2019-03-11 0
ご支援くださった皆様と、見守ってくださったすべての方へ
いつも暖かいお心遣いありがとうございます。
本日も雪解けが進み、ますます春らしさを増した夕張です。
わたくしごとではありますが、私たち つながる夕張の会 のメンバーも大変お世話になった恩人も、本日、夕張を後にしました。
映画祭のお客様が去られるのとはちょっと違って、夕張でひと仕事を終え、また別の拠点へ移って行かれます。
いつものように黄色いハンカチで「またね」と、見送りましたが、やはり寂しいものがあります。
さて、そんな中、本日はクラウドファンディングで当初予定していた、『被災地上映会』の開催予定日でした。
今回、残念ながら、この日程での開催は叶わず、かなり後ろへずらして欲しい。との要望がありました。
これはある意味、大変喜ばしいことでもあるのかもしれない反面、考えさせられる部分も大きいことだとは思っているのですが、今回の胆振東部地震の被災地には大変たくさんの支援の声が寄せられているそうです。
そのために、支援を受ける側の態勢が限られているために、非常に忙しく、ご担当者も疲弊しているような状態です。
特に、厚真、むかわなどは、震源地に近いこともあり、支援の申し出も多く、その分、イベントなどへの出店のお誘いから、現地での催しの開催など、あらゆるものが集まり、なおのこと、忙しさを増しているような状況のようでした。
「できたら、皆さんが支援を忘れた頃にお願いしたい」というくらいに、「ちょっと休みたい」という本音もあるようでした。
そのため、私たちは、無理に映画祭に近い期間、列車の廃線までの間に、と、予定を取ることは辞めることにいたしました。
何よりは、窓口をしてくださる方も含め、被災地の方のための企画なので。
気軽に笑ってもらえる、そんな時間を楽しんでもらうためのものですから、改めて仕切り直しを、と、思っています。
ご支援者の皆様にはそれこそ、忘れた頃に開催のご報告をさせていただくかもしれませんが、これからも長くお付き合いいただけましたら幸いです。
また、映画祭のストーブパーティーの中で、ゆうばり常連、「(映画の世界では)ゆうばり育ち」と発言してくださった、斎藤工さんも、今夏あたり、道内での被災地支援シネマバードを予定しているとの発言もあり、私たちとしても、志し同じくする企画に対して、もしかすると、今回のご支援を寄付という形で合流させていただくのが良いのか、または、ボランティアとして合流させていただく事などは可能なのか?等、あらゆる可能性も探りながら、引き続き、開催の形を考えてみたいと思います。
私たちが開催させていただくのもそうですが、やはり、誰かに喜んでもらいたい、笑ってもらえる時間を届けたいと思ったら、シネマバードには叶わないなと思いますので。^_^
より良い形でお届けを完了したいと思います。
ひとまずは、本日のご報告まで。
長々になってしまい、申し訳ありません。
今後もどうぞ、よろしくお願い致します。
つながる夕張の会 スタッフ 岡田
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