本当にあった話
vol. 31 2020-12-31 0
このたび、そらのき(洋服作家)とpon.bowers(刺繍作家)2人が主体で、「てへてハイツ」というプロジェクトを2020年10月17日に本格始動させました。新月の夜、尾道で花火が上がった日。
それは、そらのきの横にある離れを活用した、クリエイターの生活と活動基盤を支えるワーケーションハウスの開設を目指したもの。私達の暮らしは自給自足的で、度重なる災害にも今回のウィルス騒ぎにも揺らがなかったため、多くの人とシェアしたく始めました。
不安も苦しみも、必要以上にはかかえる必要がないし、そこに注ぐエネルギーは、本来各人がもっている天性や課題に使った方がきっとご本人も世の中さえも楽しいと思ったんですね。
うちのコンテンツとしては
・畑(無農薬有機農法)・いるだけでなんだか安心で頼もしい美味しいご飯を作る日本のお婆ちゃん(うちの母)・井戸水・蓄電式ソーラー発電・コンポストトイレ・竈・ピザ窯・DIY・ハンドメイドの服・山と海
があります。
インフラや食べるものという人間が生きる上で必要な物が自給できていて(もちろん不十分な部分もまだあります)、なおかつ”健康が第一”の視点で物事を取捨選択しているので、体も心も健やかに活発になりやすい様々なことを毎日にとり入れ、反省し、ノウハウを積み上げています。
そういったことをワーケーション体験した人には受け取って、良い仕事をしていってもらえたら…と思っています。
そして、ここを訪れた人には、そういった方々の作品やモノづくりのワークショップを楽しんだり、自給自足的な衣食住を体験したりできるようにしようと思っています。
ここに訪れたらそらのきのお洋服を見るだけじゃなく、他にも色々と楽しんでもらえるようにとの想いで、てへてハイツをスタートさせました。
ココでお伝えしたいのが、そらのきのお客様、pon.bowersのお客様からも温かいご支援を沢山いただいているということです。。
本当に、感謝しかありません。ありがとうございます。
本当に驚きと喜びで、言葉につまるというか、、こんな幸せを味合わせてくださって、、恐縮です。
自分がやりたいなら自分でお金を工面すれば?と思われる方もいると思います。
今現在私は、この家を取得し、多くの場所をリノベーションしたために借金もあり、貯蓄も持続化補助金もすべて使いました。お金がない!という理由でクラウドファンディングに興味を持ったのは事実です。
他にも理由があって、世の中に何か差し迫る危機感を覚え「早くこの場を整えなくちゃ!そしてここを早く多くの人とシェアしなくちゃ!!何かを救わなくちゃいけなくなった時に動揺ではなく安心と平然を与えたい。」だから何が何でも今やりたかったのです。支援を集ってでも叶えたいと考えました。
そして、これを個人の夢にとどめるのではなく、多くの人とこの考えや価値観を共有し発展させていく機会にしたいと思い、クラウドファンディングに挑戦しました。
16:55現在、
達成率90% 現在 1,810,005円 残り8時間
となっております!
横柄かもしれませんが、今回支援を集う行いをして本当に幸せを感じました。
作り手によくあると思いますが、とにかく自分の世界に入り込み外の世界を遮断する癖があると思います。私もそのひとりで、その集中や大切にすべき世界観もあると思うのですが、今回クラウドファンディングに挑戦することで、想像の何倍もの、いや想像にも及ばない幸福と発展と、そして人々の愛のパワーを得ることができました。自分の小さな殻から飛び出せたのです。これからは、自分の世界に閉じこもることはたまにはしつつも、やはり人との繋がりから発展するやり方を選択したいです。
私は、ずっと自分のフィールドを思い浮かべながら「愛と豊かさをシェアし、それを増幅させ、皆が満ち満ちて、ハイパー幸福がスパイラル状に広がって、さらなる愛と豊かさ(制作物も含め)を手渡している 」と言霊の法則を駆使するかのように、ロイ(犬)の散歩をしながら唱えていました。
あれ?もう叶ってる??と、気づいたのです。
それは、この34年の人生の中でまだ知りえなかった新たな幸福。
これを毎日に変えていく。毎日をこれで満たしていく。私は貪欲でわがままなのだ。ここに訪れる皆にもこの幸福の渦に触れてもらうんだ。そのためにも私はもっとパワーアップしていく。
これが新たな夢であり、てへてハイツのシェアアトリエ部分が本オープンを迎えたら、形にしていきたいこと。明確になった。
皆様のおかげです。こんなふうに考えられるようになったのも全て皆様のおかげです。
では、ロイの散歩にいってきます!