ふしぎな魔法は雨でも消せない
vol. 7 2023-04-21 0
こんばんは!
エマリコくにたちの菱沼です。
「地域の魅力は無限大!心ゆさぶる『宝探し型』直売所、開業挑戦中!」プロジェクトもあと1週間となりました。
ストレッチゴール挑戦しておりますので、ぜひ引き続きのご支援を、どうかどうかよろしくお願いいたします!
前回のアップデートでも書きましたが、先日、いろいろな体験できる農園、いや、正確にはいろいろな体験ができるようになるであろう農園(まだあまり整ってないので)、「地域循環農園 やっほー!」を国立市の谷保地域にオープンさせました。
雨の日だったのに、、、たくさんの方が来ていただきました。
雨なので、収穫体験はできず、BBQをしたりおしゃべりをしたり(いちおう除幕式的なことはした)、、、といったところだったのですが、そういう状況であっても、土とか風とか、そういうものを感じると気持ちが晴れやかになって、知らない人とも仲良くなれてしまいました。
そういう不思議な魔法が、田んぼや畑にはありますよね。
うーん、不思議です。でも、たしかにある。
私たちは、12年前、都市農業を次世代に残していきたい、そういう思いで創業しました。
正直、そのときは、「なんとなく都市農業って面白いよね」くらいの感覚でした。まあ、農家さんとは知り合っていたので、単純に、「知っている人が作る美味しいものを広く紹介したい」という思いが強かったかもしれません。
しかし、この世界に入ると、都市のなかに田んぼとか畑があるということの素晴らしさにだんだんと気づいていきました。
前職は、大手の不動産デベロッパーにいたので、この変わり様は、ちょっと自分でも驚きです。
都市農業には「多面的機能」があると言われていて、美味しい食べ物を作る以外にも、食育、景観の維持、防災、ヒートアイランドの防止などの役割が都市のなかで求められています。
ただ、そのなかで一番大きな機能は、人と人とをつなぐ、ってことだと思います。
コミュニティが希薄化しがちな都市地域だからこそ、むしろ田畑が必要なのです。
そんな田畑を守っている生産者さんを応援していく。
それがエマリコくにたちが12年前に選んだ道だったわけです。そのときは自覚的ではなかったのですが。
で、この12年間の活動に満足しているわけでは全然なくて。
こんなにも魅力的な農地がある、あるいは農家さんがいる、そのことをもっとしっかり伝えていきたいです。
今回作りたいお店のことをフラッグシップ店舗と呼んでおりますが、これはエマリコくにたちの終着点ではありません。
むしろここからが始まりです。未来のための大事な布石、と思っています。
発展していくエマリコくにたちと東京の都市農業に、ぜひご期待ください!
では、今回はこのへんで。