映画化に向けて始まった撮影!
vol. 52 2024-04-22 0
映画「潮待ち模様」監督の三好冬馬です。
いよいよこの映画の撮影が4月21日にクランクイン致しました。既に多くの方にご支援頂いており完成を心待ちにされているとは思いますが、初日を終えてどっと疲れを感じて家でまったりしている今の心境と共に映画の成功を実感している今の心境を皆さんと共有したいと思います。
まずは無事にクランクインを迎える事に対してご支援頂いた皆様に心より感謝申し上げます。2023年2月にさぬき映画祭シナリオコンクールで大賞を受賞し、その喜びを噛み締めるまもなくこの作品を映画化しなければならない重圧と戦いつつ奮闘してきた2023年。とにかく無名の脚本家の作品を無名の監督である僕が映画化するにあたって如何にして制作資金を集めるか?協力してくれるスタッフを集めるか?その事が不安で仕方ありませんでした。
とにかく、何かアクションを起こさなければと人材発掘と育成を謳ってワークショップを開催して、ロケ地での協力者を集めて必死にアピールしてきた甲斐があってキャスト・スタッフ・支援者に集まって頂きようやくクランクインに漕ぎ着けました。
地元漁師さんの協力を頂きましたが普段の漁に支障をきたさない様に漁の合間を縫っての撮影と言う事で初日から深夜の撮影となりスタッフ・キャストのみんなに大変な苦労を強いての撮影となりましたが…それでも誰も文句言う事なく監督である僕の映画に対する情熱に共感して協力してくれて無事に初日の撮影を終える事が出来て本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
大賞受賞した時のスピーチで映画は一人で撮る事は出来ない、本当に多くの方に支えられて作る物なのでどうかご協力下さいと行った時の不安がありましたが、経験者だけに頼らない、新人スタッフや未経験者のキャストなど不安な事も沢山ありましたが…そんな不安は初日の撮影を終えて完全に払拭されました。関わってくれている全ての人がこの映画の為に全力で取り組んでいる姿を目の当たりにして僕は最高のスタッフとキャストに出会えた事を実感できました。あとはこの作品を何処まで高いレベルで完成させられるのかは僕の監督としての采配次第なのだと改めて気の引き締まる思いです。素晴らしいスタッフ・キャストの能力と魅力を何処まで引き出せるのか?いや、むしろ何処までこの人達が能力を持っているのか?それをみれる事が僕の喜びになっています。
こうした関わってくれたスタッフ・キャスト、そして支援者の皆様に支えられて僕が思っていた以上の作品が出来上がる期待と、喜びを今感じています。そして、その喜びを一人でも多くの方と共有できる事を願っています。
クラウドファンディングもいよいよ残り少なくなってきましたが一人でも多くの方にこの映画に関わって頂き一緒この気持ちを共有できる事を願っています。