この場所をつくる人|Vol.5 原田恵 ― 常盤平で、”コエ”を聞くということ
vol. 14 2026-03-20 0
こんにちは。SOWの原田です。
先日から、ストレッチゴールを目指してのチャレンジが始まりました。
引き続き、応援よろしくお願いいたします!
さて、今日はメンバーのお話をお送りします。
今日は私、原田から。
先日は岩澤の演劇の話をお届けしましたが、私も自分のテーマのひとつである、「書く」ということの話をしてみたいと思います。
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常盤平で、”コエ”を聞くということ
今回は、私自身の仕事でもある「書くこと」と、常盤平との関係について、少し書いてみようと思います。
私はこれまで、まちづくりや文化、福祉などの領域を中心に記事を執筆してきました。
その中でも特に、誰かの話を聞いて言葉にしていくインタビューの仕事が好きで、これまで多くの方の話を聞かせてもらってきました。
2023年には、omusubi不動産さんのお仕事で常盤平に暮らしたり、お店を構える方々にインタビューさせていただきました。
こちらからご覧いただけます↓
https://note.com/omusubi_estate/n/n4a0cf07ba2fb
「ときわ平まちの人インタビュー」というシリーズで、7名の方にお話を伺いました。
そこで初めて、この街の人たちの話をじっくりと聞くことができました。
本当にいろいろな人がいて、さまざまな時間を生きていて、それぞれの思いや考え、価値観を持っている。
重なりきらないまま、それぞれのまま、同じまちで同じ時間を過ごしている。
そういった状況を”言葉にする”ということについて、改めて向き合う機会だったと感じています。
その経験を、また少し形を変えて表現したのが、「ときわ平のコエ・カタチ」という企画でした。
私は「ときわ平まちの人インタビュー」でインタビューした方々の言葉と写真を、展示というかたちで出させてもらいました。
写真:Ayami Kawashima
写真:Ayami Kawashima
展示をきっかけに、また別の”コエ”に出会うこともありました。
書くことから始まったものが、時間とさまざまな機会を経て、別の形に変わっていくことを感じる時間にもなりました。
そして今、私たちは常盤平に拠点を構えようとしています。
これからこの街で、さまざまな”コエ”と出会うことになるでしょう。
私はそれを聞いていきたいと思っていますし、時にはその声に応答しながら、何らかのかたちで残し、伝えていくことができたらと思っています。
ここにあるのは、日々の生活です。だからきっと、名言めいたものだったり、キャッチーな言葉の集まりにはならないことでしょう。
変化の只中にあるこの街で、こういう”コエ”がある、あったということを残していくこと。
それが、今の自分にできるひとつの関わり方なのではないかと思っています。
SEE/SOWという場を通して、その営みを続けていけたら嬉しいです。
以前「表現する人々」というインタビューシリーズで、柳瀨武彦さんにインタビューさせてもらった時の一コマ。
「”コエ”を聞く」ということは、私にとって、その人自身に、そっと触れるような感覚があります。
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