応援メッセージ9 柳澤史樹 (ライター・Two Doors代表社員)
vol. 10 2020-06-02 0
横浜でずっと育ち、2016年に相模原に引っ越すまでは、アビームに歩いていけるところに住んでいた私にとって、アビームは安心して帰れて、気持ちのいい仲間と笑顔で会える、すごく貴重で特別な店。
マスターであるカズさんとの出会いは、地元横浜の大好きなロックンロールバンド THE VODKAのライブでした。
いっつも最前列にいる、みんなの兄貴分がカズさん。
ひと目見たときから「この人タダモノじゃない」というオーラがビシバシ出てました(笑)
その後、別のルートで仲良くなったソーセージが、アビームでやると聞いてビックリ。
そこからは彼らのライブのたびに行くようになりました。
さらに別のかたちで家族ぐるみのつきあいをしている服飾雑貨manの中村夫妻が、カズさんと20年来の付き合いだとしってまたビックリ。音楽がつないでくれたご縁をしみじみと感じます。
そのアビームが今回とても大変な状況にあると聞き、どうしても黙っていられずに、カズさんと仲間たちにこのクラファンを提案しました。
ソーセージNaoのメンバーも、中村夫妻も、同じように苦しい状況なのに「やろうぜ!」と二つ返事で協力してくれることになりました。
しかしカズさんは自分のお店が危機なのに「他のお店も同じように苦しいのに、ウチだけでやっていいのかな」と他の人たちを心配してしばらくこのチャレンジを躊躇していました。
でも私はそんなカズさんだからこそ今回チャレンジしてほしかったのです。
「みんなに慕われているカズさんがチャレンジをみんなに見せることで、たくさんのミュージシャンやライブハウスの人たちが元気づけられるはずです。ぜひお願いします!」と生意気をいってこのチャレンジを始めさせてもらいました。
地元に安心して帰れるライブハウスがなくなることは、私にとって横浜に帰る大事な理由がひとつなくなるということ。
そして大好きなアビームをサポートに貢献できることは、離れた場所にいる私にとって、愛すべきふるさと横浜の文化を守ること。
だからこのチャレンジはカズさんやスタッフ、ミュージシャンのためでもあるけれど、私自身のためでもある、そう思っています。
今回協力してくれているすべてのみなさんに心から感謝します。
私は愛すべきみなさんと一緒に、アビームで笑顔の祝杯をあげる日を楽しみにしています。
どうか、アビームに力を貸してください。何卒よろしくお願い致します!