ハセガワアユム(MU)さんから応援コメントをいただきました!
vol. 23 2020-06-26 0
シアター・ミラクルを過去にご利用いただいたり、お世話になった方から応援コメントをいただく企画第16弾!
MUの主宰、ハセガワアユムさんから応援コメントをいただきました。
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新宿歌舞伎町の片隅に小劇場があるなんて正に奇跡で。
そのロケーションを活かした劇場発の企画『ホテル・ミラクル』を生み出し、シリーズは第7弾へと続いたキラーコンテンツとなった。
僕もいくつか戯曲を寄稿したんだけど、作家として不思議な体験だった。
ラブホテルで過ごすカップルの秘密の話がメインで、こちらはある意味、裸にならないと書けないし、公序良俗は守らなきゃいけないし、複数の作家が参加しているからいろんな夜があった。
この企画の他にも、レパートリーシアターとして固定の戯曲を毎年いくつか上演しているのも劇場としてやるのは日本では珍しいのではないか。
少子化や演劇で夢を見ることが(景気も大きく影響しているが)緩やかなカーブを描く中、コンテンツを減らすのではなく、コンテンツを増やす、そして戯曲を使い捨てではなく守る、という大きな意義にもっと多くの方が気付いて欲しい。
海外でレパートリーを行うことは多く、もっと言うならロングランへ続くこともある。
そういう「可動的」なことができる劇場はなかなか稀だと思う。
ただ、そういう可動的な面は、実は支配人の池田くんがひっそり(というよりがっぷり)とひとりで支えていることを僕は知っているから、いつだって期待してるけど心配だ。
その心配が少しでも減るように「save the miracle」をよろしくお願い致します。
◆プロフィール
ハセガワアユム(MU)
劇作家・演出家・ナレーター・MU主宰
MU(ムー)を設立後、劇場やギャラリーで公演を重ねる。
代表作は『少年は銃を抱く』(2015 劇作家協会新人戯曲賞ノミネート)、『狂犬百景』(2016 MITAKA NEXT selection)、『スーパーアニマル』『初恋は消耗品』『Pの終活』(ホテル・ミラクル提供作品)など。
シアター・ミラクル職員として3年間ほど在籍、支配人の池田氏とは旧知の関係。
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【ミラクル支配人・池田より】
コロナ禍が始まった時にミラクルを心配して一番最初に電話くれたのは、アユムさんでした。
コメントにもある通り、脚本書いてくださったり、一緒に働いたりして、まだ私が手探りだった時期にミラクルを支えてくれた仲間でもあります。
心配ばかりかけているようで申し訳ない…。
まだまだ踏ん張ろうと思いますよ。
コメントありがとうございます。