小さなギャラリーでの上演　四人の女優による京都の演劇企画〈部屋〉公演＆映像配信プロジェクト

こんにちは。演劇企画〈部屋〉です。

50%突破のご報告をして間もなく、会場公演中に #部屋クラファン は達成率70%を超えました。

上演中の静かな舞台裏（待機スペース）で、待機中の俳優一同声なき声をあげて喜びました。本当に本当にありがとうございます…！

たくさんの方に支えられて、ひとまず〈部屋〉会場公演は無事終演いたしました。

会場公演を終えて、いくつかお客様から感想をいただけたこと、また四回のステージを通して俳優四人がそれぞれに作品を成長させられたこと、は非常に大きな成果でした。

配信予定の上演映像は、お客様を入れたステージではなく、撮影のために改めて上演した特別版です。

動き方や視線の運び方など、数回のステージを経て変わった部分、あるいはカメラの配置や編集で違って見える部分もあるかと思います。

更に、上演映像だけの特典も新たに追加される予定とか…？！

ぜひ、会場でご覧になったお客様にも、「会場公演の代わり」としてでなく「作品の別視点」として映像を観ていただけたら嬉しいです。（ただいま鋭意編集中）

「俳優が声を出さない」という公演の制約について、それを創作にどう活かしていくか（あるいは折り合いをつけていくか）俳優同士で改めて話す機会はありませんでした。

ただ、すべての作品を上演した今、個人的に感じたのは「言葉にならない部分を描いた四作になった」ということ。

わざわざ声に出さないこと、直接口にしたら嘘っぽくなってしまうこと、具体的な言葉にするとどうしても伝えられないこと…

作品によって、録音でのセリフがあるものもありましたが、俳優がその場で口にしないことで「本当に伝えたい部分は言葉にされなかった部分に宿っている」ということがよりくっきりと実感されました（個人の感想ですが…）。

配信映像で、その点がどこまで伝わるかはわかりません。わからないなりに、それでも、俳優の身体や表情から何かを感じとっていただけたらと願うばかりです。

素敵な舞台写真が届きましたので、少しずつ皆さんにお披露目して参ります。

上演映像や残りのリターンの準備が出来上がるまで、もう少々お待ちくださいませ。

引き続き〈部屋〉をよろしくお願いいたします！