プロデュースしたCDが第30回 ミュージック・ペンクラブ音楽賞受賞
vol. 1 2018-03-26 0
プロデューサー高橋が企画制作&プロデュースをしたOne Step Festival 永久保存盤 21枚組CDが第30回 ミュージック・ペンクラブ音楽賞のポピュラー部門にノミネートされました。
■ポピュラー部門
最優秀作品賞=坂本龍一「async」(Commmons R2CM-86314)
作品企画賞=One Step Festival 永久保存盤 21枚組(SUPER FUJI FJSP-288)
イベント企画賞=上原ひろみ×エドマール・カスタネーダ
新人賞=tea(ヴォーカル)
著作出版物賞=田中勝則・著「中村とうよう、音楽評論家の時代」(二見書房)
特別賞=かまやつひろし(シンガー)
ボニージャックス(コーラス)
《ミュージック・ペンクラブ音楽賞》は、約160名の会員を擁するミュージック・ペンクラブ・ジャパンが発表している年間の音楽賞である。会は、音楽関係の言論・執筆活動に関わっている音楽&オーディオ評論家、ミュージック・ライター、音楽学者、作曲家、文芸評論家などで構成され、「クラシック」「ポピュラー」「オーディオ」の三分野のもと、継続的な執筆活動の実績を認められた執筆者たちを包含している。
《ミュージック・ペンクラブ音楽賞》の制定は、1987年に遡る。旧名称を《音楽執筆者協議会賞》という。
ミュージック・ペンクラブは、1966年発足、実質的に活動をスタートさせた1967年当初、会員の原稿料権益を守る目的で、「音楽執筆者協議会」と命名されていた。時代の変化にともない、開かれた文化団体へと脱皮していく活動の一環として、会発足20年の後、音楽賞制定の運びとなったものである。1994年、「音楽執筆者協議会」は、「ミュージック・ペンクラブ」へと名称を変更した。会の名称変更に伴い、会が発表する音楽賞の内容が検討しなおされ、1997年度からは、賞の名称も《ミュージック・ペンクラブ賞》へと変更。2005年度からは≪ミュージック・ペンクラブ音楽賞≫とした。
《ミュージック・ペンクラブ音楽賞》は、幾つかの点で、従来のからある数多くの音楽賞と大きく異なる特徴を持っている。
なによりも、音楽に専門的にかかわる書き手自身が自主的に運営する団体が制定している音楽賞であること。
《ミュージック・ペンクラブ賞音楽》は、音楽の言論分野で活躍する約160名の会員が、全員参加し、自主投票するとこによって選定される。少数の選考委員が選ぶ従来型の賞ではない。《ミュージック・ペンクラブ音楽賞》は、音楽の一特定分野のみに出す賞ではない。会員の投票権は、自分の専門分野は勿論のこと、他の領域にも及ぶ。ジャンル分けが絶対的な意味を持たなくなっている現代的な文化状況に対応すると同時に、分野を越えて会員相互が交流をはかっている会の性格を活かすためでもある。