南魚沼の名旅館『里山十帖』を #応援させて！
なんとかコロナ禍を乗り越えて欲しい！

この旅館のファンだから、外出自粛が収まるまでなんとかがんばって欲しい！　家から出られず、泊まりにも行けない今だから、ファンの力を結集してお金で応援したい！

南魚沼の旅館「里山十帖」がこの苦境を乗り越えられるよう、#応援させて！

新潟県は南魚沼の旅館「里山十帖」（さとやまじゅうじょう）の一ファンの佐藤尚之です。

きっとボクより何度も通っている人はたくさんいらっしゃると思います。でも、緊急事態宣言での宿泊者激減の現状を聞き、いても立ってもいられなくなり、クラウドファンディングを立ち上げさせていただきます。

たった13部屋の小さな宿「里山十帖」ができてもう7年目。
ボクは10回ほどお邪魔させていただいたでしょうか。

ボクは勝手に「奇跡の宿」と呼んでいます。「里山十帖」に泊まりに行かれた方なら同意してくださると思うのだけど、この宿は特別です。帰るときには次を予約しています。そして友人・知人にこんなに自信をもって勧められる宿も他にありません。

その「里山十帖」が、新型コロナの外出自粛によって、とんでもない苦境に立たされています。もしかしてなくなってしまうのではないか、と焦ってしまうくらいな危機です。

「里山十帖」の常連の方！
「里山十帖」のファンの方！
「里山十帖」に行ったことあってすごく好みだと思った方！
「里山十帖」にはまだ行けてないけど、これから行きたいと思っていた方！
「里山十帖」にいつかは行ってみたいと思っていた方！

どうか、私たちの力で、「里山十帖」を存続させませんか？
このすばらしい宿をこれからもずっと楽しめるよう、この苦境にちょっとずつでもご協力いただけませんか？

「里山十帖」のスタッフの方たちがこれからも笑顔でボクたちを迎えてくれるよう、なんとか力になっていただけないでしょうか？

※このクラウドファンディングは、ファンである佐藤が始めたものではありますが、「里山十帖」の承諾をいただいています。
※※これはファンが立ち上げてお金がお店に入るという 「#応援させてプロジェクト」を利用してクラウドファンディングしています。くわしくは後述します。

名旅館だけど、高級旅館というわけではありません。手が届く値段なのにこんなに素晴らしい。この機会に「里山十帖」の素晴らしさをもっと知って欲しいです。

あんまり褒めると「回し者」と思われちゃうので控えめにしますが、それでも、ご飯と露天風呂は日本一と言ってもいいのではないでしょうか（控えめに言ってます）。

ボクは食や旅のライターもしていることもあって、いままでいろんな宿やお店に行ってきたつもりですが、ボクの中でこの「里山十帖」はずっと「一番ヒトにオススメしたい宿」です。

実際、世間の評価も高いです。
2016年の『週刊ダイアモンド』誌の特集「 百花繚乱 ニッポンのリゾート」では、並み居る名旅館の中で、「里山十帖」は総合３位にランクインしています。しかも、料理部門では第１位でした。ホント、掛け値なしに美味しいと思いますし、地元の食材中心で、食べるとカラダがきれいになるようなお料理の数々です。

また、温泉も実に印象的です。
「旅のプロ30人が選んだ 2014年度・日本一の名旅館」（週刊現代）では、「最高の温泉」部門で第一位、　TOKYO FMの「クロノス」の『絶景露天風呂ランキング』でも第一位をとっています。

そして、すごい高い宿、というわけではない。
いや、このクオリティだと安いくらいです。

施設もご飯もサービスも露天風呂など、そういう部分部分が素晴らしいだけじゃない。なんかそれら全部が醸し出す空気が「ちょうどいい」んですね。とにかく「こんなにくつろげる宿はないなぁ」と毎回実感して帰ってきます。

いや、この旅館について語り出すと長くなってしまうのだけど、お伝えしたいことは 「とにかくこの素晴らしい宿に、今回の苦境をなんとか乗り切って欲しい」ということです。

まだ行ったことないけど、そんなだったら行ってみたい、という方。
後悔させません。
ぜひ、リターンを楽しみに、コロナ後の旅程を組んでみませんか？

里山十帖
新潟県南魚沼市大沢1209-6 
Tel. 025-783-6777

site: http://www.satoyama-jujo.com/

旅館オーナーの岩佐十良さんからひと言

オセロの盤面が黒から白へ一気に変わるように、予約は一瞬にして消えていきました。 「まさか、そんなことがあるのか？」という目を疑うような、悪夢のような現実がいきなり訪れたのでした

もともと旅館業は利益の薄い商売です。世界基準では「スモールラグジュアリー」でも50〜60室ないと経営が成り立たないと言われています。一方、日本の旅館で50室といえば「大旅館」。裏を返せば、50室の「スモールラグジュアリー」を満室にできる地域以外では「宿泊業は成り立たない」とも言えます。京都、沖縄、軽井沢、ニセコ……といった土地でしか観光宿泊産業は成り立たない、ということになるのです。 

ではなぜ、それ以外の地域で旅館が成り立ってきたのか、という疑問が生じるでしょうが、それは日本の旅館が地域の名士によって運営されていたことや、家族経営をベースにしてきたからです。

もちろんそれは「素晴らしい」ことですし、私たちもそういった旅館に敬意を表してます。ただし私たちの運営する宿泊施設はそれらとはちょっと異なります。 まず第一にビジネスとして成り立たせることを目標としています。そして単なるビジネスではなく、「観光産業が地方の基幹産業になる可能性を探る」ことが目的なのです。

観光とはその「土地」を理解して、楽しんでもらうこと。地域の第一次産業を理解し、加工産業の原点を知り、さらにその地域を好きになってもらうこと。お金だけではない、本当のサスティナブルな経済活動を知ってもらいたい。都市圏が永遠に持つことのできない真のSDGsが地方にあることを知ってもらうことが私たちの目的です。

里山十帖はわずか13室ですが、この小さな宿が何を変えられるのか、開業からずっと考えてきました。おかげさまで、多くのお客様に支えられて黒字を続けてきました。 しかし今回の「悪夢のような現実」は、一瞬にして全てを破壊しつつあります。設備投資産業であり、労働集約型産業という二重のリスクが両面から顕在化し、猛烈な勢いで財務状況を悪化させています。１ヶ月前までの健全経営が、わずか１ヶ月で先の見えない状況へと変わりました。

サービス産業は「犠牲にせざるを得ない産業」ということなのかもしれません。宿泊者に「自粛要請」するものの、経営者に対しては「営業中止」命令も補償もありません。これは正直「神風特別攻撃隊に志願しろ」と言われているのに等しい。「君たちが死んでも必ず日本は復興する。サービス業も復興する。安心して死んでくれ」と言われているのと同様です。政府は対策を講じていると言いますが、大幅に緩和されたという、そして９割が補助されると言われる雇用調整助成金も、実際には平均８割の給与を支給する想定下では総額の５割を補うに過ぎません。

とはいえ、私たちは絶対に「負けません」。

学生時代から会社の経営を始めて31年。何度も危機を乗り越えてきました。今回の危機は、間違いなく31年で最大、最悪ですが、必ず生き残ります。

今回、「さとなお」さんに大変嬉しいファンドを立ち上げていただきました。感謝で涙が出そうです。でも皆さんに知っていただきたいのは、当社は「まだいいほう」ということです。全国の旅館が、以前から深刻な状況に陥っていました。かつて日本の旅館は2畳1名を定員として採算計算して、設備投資を行いました。10畳なら5名が定員。これが日本の旅館が「安い」理由なのです。1室2名が当然になっても料金は変わりません（というより下がっています）。

どうか、日本の旅館を応援して下さい。

もしかすると「弱肉強食の時代だから仕方がない」という方がいらっしゃるかもしれません。たしかにそうかもしれません。 でも私たちは断固として弱肉強食の時代には抵抗します。地方が地方らしさを保つために。素晴らしい文化と誇りを保つために。そして真のSDGsを地方から実現するために。

私たちの会社では、「安心・安全」をコンセプトにした食品の製造・販売事業を18年前から行っています（安心・安全というフレーズが出てくる以前から）。「 オーガニックエクスプレス」という名称で営業しています。今後しばらくはこちらの事業が中心になりそうです。私たちは真のSDGsを地方から実現するまで、けっして負けません。

ご支援いただければ幸いです。このご恩はけっして忘れません。

株式会社自遊人 代表取締役　岩佐十良

リターン特典について

このプロジェクトは「応援」なので、リターンは少なめに設定されています。ご了承ください。

また、このプロジェクトのリターン実行責任者は、お店のオーナーになります。

起案者の佐藤尚之は、クラウドファンディングを企画し応援を募ることで、オーナーにクラウドファンディングの負担なくお金をお届けする役割を担っています。

【3000円応援コース】
応援への感謝を込めて、オーナーより御礼メールをお送りさせていただきます！
MotionGalleryのメッセージ機能を使っての御礼状になります。7月1日以降に発送いたします。

【5000円応援コース】
応援への感謝を込めて、ご宿泊時に1700円相当のドリンクを提供させて頂きます。
ご宿泊時に応援購入画面をお見せください。応援者様ご本人ご一緒の場合のみ有効となります。 また、ご宿泊1回のみ有効です。
有効期限は、一応、2020年7月1日から2020年12末日までとさせていただきますが、ご事情ある場合は旅館にご相談ください。
万が一旅館の運営等が行えなくなった場合の返金には応じかねます。ご了承ください。

【10000円応援コース】
応援への感謝を込めて、ご来店時に3500円相当のドリンクを提供させて頂きます。
ご宿泊時に応援購入画面をお見せください。応援者様ご本人ご一緒の場合のみ有効となります。 また、ご宿泊1回のみ有効です。
有効期限は、一応、2020年7月1日から2020年12末日までとさせていただきますが、ご事情ある場合は旅館にご相談ください。
万が一旅館の運営等が行えなくなった場合の返金には応じかねます。ご了承ください。

【30000円応援コース】
応援への感謝を込めて、ご宿泊時に10000円分のドリンク代+お持帰りお土産セットを提供させて頂きます。
ご宿泊時に応援購入画面をお見せください。応援者様ご本人ご一緒の場合のみ有効となります。 また、ご宿泊1回のみ有効です。
有効期限は、一応、2020年7月1日から2020年12末日までとさせていただきますが、ご事情ある場合は旅館にご相談ください。
万が一旅館の運営等が行えなくなった場合の返金には応じかねます。ご了承ください。

【50000円応援コース】

応援への感謝を込めて、ご宿泊時に17000円分のドリンク代+お持帰りお土産セットを提供させて頂きます。
ご宿泊時に応援購入画面をお見せください。応援者様ご本人ご一緒の場合のみ有効となります。 また、ご宿泊1回のみ有効です。
有効期限は、一応、2020年7月1日から2020年12末日までとさせていただきますが、ご事情ある場合は旅館にご相談ください。
万が一旅館の運営等が行えなくなった場合の返金には応じかねます。ご了承ください。

【100000円応援コース】
応援への感謝を込めて、ご宿泊時に35000円分のドリンク代+お持帰りお土産セットを提供させて頂きます。
ご宿泊時に応援購入画面をお見せください。応援者様ご本人ご一緒の場合のみ有効となります。 また、ご宿泊1回のみ有効です。
有効期限は、一応、2020年7月1日から2020年12末日までとさせていただきますが、ご事情ある場合は旅館にご相談ください。
万が一旅館の運営等が行えなくなった場合の返金には応じかねます。ご了承ください。

「#応援させてプロジェクト」について

この「＃応援させて」プロジェクトは、ファンが応援したいお店や旅館などのためにクラウド・ファンディングを起ち上げるものです。

いま、緊急事態宣言による外出自粛により、多くの事業者が切実に困っています。

そんな中、「なんとかお店に生き残って欲しい」「これからも美味しいものを食べさせてほしい」「また会いに行かせてほしい」という熱い想いを結集し、大好きなお店を「ファンの力」で応援しよう、この難局をなんとか乗り切ってもらおう、というプロジェクトが、この「#応援させて」になります。

あなたが大好きなあの店、あの場所、あの人を、少しずつでも、出来る範囲で応援しませんか？

レストランやバーだけでなく、旅館やホテル、ライブハウスや小劇場、ミニシアター、劇団やアーティスト、スポーツチーム、娯楽施設、小売店、農家、工場、企業など、いま本当に大変な人、店、場所はたくさんあると思います。

そして、あなたが応援したい人、店、場所もたくさんあると思います。

ぜひ、いっしょに応援しませんか？

そして、もしあなたがファンとして応援したい対象がある場合、ファン代表者となってクラウド・ファンディングを起ち上げてみませんか？

「ぜひ起ち上げたいけど、わたしがファン代表なんておこがましいかも」と思う方もいらっしゃるかもしれません。でも、緊急事態の今、そう思いついた人こそがファン代表でいいと思います。応援したい気持ち全開で、とりあえず始めてみませんか？

仕組みや登録はそんなに難しくありませんが、いくつかやっていただかないといけないことがあります。くわしくはリンク先をご覧ください。

「＃応援させて特設サイト」→　http://www.ouensasete.life

※ 応援が間に合わず応援対象のお店などが閉店してしまう場合もあるかもしれませんが、その場合でも応援者に返金はせず、お金は「応援対象」に入ります。ご了承ください。
※※このプロジェクトは「応援」なので、リターンは少なめに設定されています。それもご了承ください。
※※※ 応援対象へは〆切の翌月末の入金になります。これは成立しなくてもお金がすべて入る「All in タイプ」のクラウド・ファンディングです。目標金額より少ないとしても、遥かにオーバーしたとしても、お金はお店に必ず入ります。

集まったお金について

この「#応援させて」は「#応援させて実行委員会」が推進しているプロジェクトですが、ここで集まった応援金は、MotionGalleryを通してすべて「里山十帖」に支払われます。ファンや実行委員会にお金が流れることはありません。

※MotionGalleryの手数料はかかります。新型コロナウイルスの支援プログラムで5%にしていただいていますMotionGalleryさんありがとうございます！

応援してくださった貴重なお金は、お店の維持費などに使っていただく予定です。

ただ、私達ががんばって応援しても、この外出自粛の期間によってはお店が持たない場合も出てきます。その場合、応援してくださった方へのリターンが実行されない可能性があります。それはご了承ください。ちなみに、その場合でも、みなさまの応援金は確実に「里山十帖」に届きます。

よろしくおねがいします。

ここまで読んでいただき、ありがとうございます！

このクラウドファンディングのページを作っている中で、「里山十帖」のオーナーの岩佐さんのメッセージを受け取りました。上の「オーナーからのひと言」の文章です。

たぶん、あの文章でも「控えめに」書かれているのだと思います。

そのくらい、いまの状況は、この宿にとって、そして日本の旅館業にとって厳しいのだと思います。

ファンができることはないか。
いや、日本の素晴らしい旅館やホテルに本当に助けられてきた私たちに、なにか恩返しが出来ることはないか。
これからも考え続けたいし、行動で示していきたいと思っています。

長々と読んでいただき、ありがとうございました。