【リターン紹介】超レア!「看板屋なかざき」の看板広告プラン
vol. 12 2021-09-05 0
みなさんこんにちは、山田です。
今回は、リターン「「看板屋なかざき」の看板広告プラン」についての記事です。
“広告”と題していますが、美術作品でもあるスペシャルなプラン。
そもそも、なんでいきなり、美術家の作品のリターンが入っているの?と思われた方もいらっしゃるかと思います。中﨑さんとの関わった経緯も含めてご紹介します!
【「看板屋なかざき」の看板広告プラン」(60,000円)】
あなたの名前が作品の一部に!美術家・ 中﨑透さんが制作するライトボックス型の看板広告に、お名前や好きな言葉を掲載します! 中﨑さんは、かみいけ木賃文化ネットワークの原点となったプロジェクト「としまアートステーションY」(2014年)で、山田荘に滞在していました。それ以降、かみいけ木賃文化ネットワークのロゴ、山田荘やくすのき荘の看板も作って頂いています。そんな中﨑さんの看板作品に、あなたのお名前がイメージとともに掲載されます!
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プランの説明にもあるとおり、アートプロジェクトをきっかけに、中﨑さんと出会いました。このとき中﨑さんが展開したのは、アパートの一室ではできることが限られているので、まちを大きな「家」としてみたてる。その名も「上池ホームズ計画」。
作品をつくって展示するのとはちょっと違って、“まちを大きな家に見立てる”というコンセプトのもと、普段まちなかにあるものを、きちんと使ってみる、そして場を求める人をつなぐ、というプロセスそのものが作品でした。実はそれを踏襲しているのが「かみいけ木賃文化ネットワーク」なのです。
だから、中﨑さんがいなかったら、木賃文化とか言っていなかったかも!?しれない、そもそもこのカフェをつくる、なんてこともなかった!と思います。つまり私たちにとってはご本尊的な方なのです。
「看板屋なかざき」
そんな中崎さんの作品の一つが「看板屋なかざき」です。全国各地でさまざまな看板を制作するというもの。大学時代の卒業制作に始まり、そらいろユートピア/十和田市美術館(2014年)、六本木アートナイト(2015年)、日常事変/川口市立アートギャラリー・アトリア(2015年)などなど、多くの展覧会で展開されています。
たとえば、そらいろユートピアでは、看板の依頼人を募集し、中﨑さんが意に沿わないかもしれない看板をつくってまちなかに展示。コミュニケーションのズレを楽しむような作品が作られました。(写真はすべて中﨑透さんHPよりお借りしました)
六本木アートナイトでは、他の作品の看板を作ったり。
六本木アートナイト(2015)
日常事変では、街中でよく見る「満車」とか「当ビル4F」といった固有名詞ではない情報の一部が、看板として切り取られていました。
日常事変(2014年)
また、昨年開催された個展「Human Landscape」(ARTS ISOZAKI)では、無記名のライトボックスそのものをメディアとして使うなど、その場所やテーマ、素材をとおして変化し、深化するのが「看板屋なかざき」の作品といえるのかもしれません。
※美術手帳インタビュー記事/看板が指し示す「ねじれ」と「距離」。中﨑透インタビュー
看板やなかざきの看板広告プラン
このカフェづくりのプロセスに、ぜひ中﨑さんにも関わって頂きたい!ということで、中﨑さんを代表する作品にて、看板プランへの協力をお願いしました。
その結果、ほんとうに特別に、クラウドファンディング限定で、「看板屋なかざき」にご協力をいただけることになりました!中﨑さんが得意とする“共通認識の中に生じるズレ”が、この看板たちにも投影されることでしょう。
カフェが出来たら、壁に掲示して営業中に点灯します。45cm×45cmの看板が20枠あるので、幅が2m以上、相当な大きさ!きっと、カフェの顔としてやたらと存在感を放つことになることでしょう
限定20枠です。現在、上池袋周辺地域のお店や個人の方から続々とお申し込みをいただいています。コレクターの皆さんの言葉たちが、どう看板作品として表現されるのか、ぜひ楽しみにしていてください。
看板プランのコレクターは引き続き募集中です。この機会をお見逃しなく!!!