麻生深雪デビュー30周年記念アルバム制作とライブを成功させたい！ ～世界中の「お母さん」を笑顔にするプロジェクト～

おはようございます！
今日は私のことを少しお話ししたいと思います。

『30年歌ってきて一番大変だった事は何でしたか？』
とよく聞かれます。

30年あれば大変だったこともたくさんあると思うのですが、
どちらかと言うとすぐ忘れてしまう性格なので（笑）
改めて振り返って色んなことを思い出しています。

やはり離婚した時が一番大変だったかなと思いますね。
当時、息子は5歳娘は3歳、私はディズニーランドで仕事をしていました。

その頃はディズニーランドの中のディナーショーで歌っていたので
帰るのが夜の11時ぐらいになってしまっていて、
子供たちは区のサポートの方にお願いして保育園に迎えに行ってもらい、
その方の家にあずけていました。

仕事が終わってから迎えに行くのですが、
真冬の寒い中を自転車の前と後ろに乗せて、
半分寝ている子供たちを家まで連れて帰るのがとても心苦しかった。

息子はとても明るい性格ですが、結構繊細な部分もあり、
当時預けられるのが嫌でサポートの方が保育園に迎えに行っても
トイレにこもって出てこなくなるようなことが多々ありました。

そんなことも保育園の先生から相談があり、
私はディズニーランドの仕事を辞めて、
昼の仕事をすることを決めたという経緯があります。

今、共働きの世帯は全体の6割以上を占めているそうです。
その中でも子育てをしながら働いてるお母さんはたくさんいますね。

私も常に仕事と子育てを両立することを悩みながらここまできましたので、
そんなお母さんの気持ちがとてもよくわかります。

特にシングルマザーだと子供と一緒にいてあげられる時間も少なく、
週末もほとんど休みなく働いていましたので子供にはよく泣かれました。

そんなときには自分は母親として失格なのではないかと、
自分を責めることも多々ありました。

離婚したことで子供に寂しい思いをさせている自分を許せなくなったり、
一緒にいてあげられないことを可哀想に思ったり、泣いたり悩んだり、、、

でもそんな時に相談に乗ってくれて、手を差し伸べてくれる人たちがいたので
私は母のように病気にならずに済んだと思います。

決して一人にならないこと。
自分を許すこと。

これだけは、ずっと自分に言い聞かせてきました。

離婚してディズニーランドを辞めてから2年ぐらいは
音楽活動を止めていた時期もあります。
その頃は、いろんなショックから
歌うことも音楽を聴くことも出来ませんでした。
その時期が一番辛かったかな・・・

そんな私を『みゆきちゃんは歌うべきだ！』
そう言ってまた歌の道へ連れ戻してくれたのも大切な友人でした。
今でも彼には感謝してもしきれません。

そこから私はまた音楽の道へ戻ることができて、
こうして30周年を迎えることができています。
私一人では決してここまで来ることは出来なかったし、
たくさんの人に支えられて今の幸せな私があります。

30年を振り返る機会をいただいて、
いろいろなことを思い出しています。

これまでの皆さんへの感謝の気持ちを込めたミニアルバムを作ろう！
そう改めて思う日々です(^ ^)