鎌倉の廃棄される海藻で鶏を育てるこころみ
vol. 4 2019-03-04 0
スマイルオーストリッチでは、神奈川県オリジナルの「かながわ鶏」を生産しています。県の認証を受けている生産業者は8軒という希少な鶏です。今日は、私どもの今後の新しい活動をお知らせします。鎌倉海岸の浜に流れ着く海藻で、かながわ鶏を飼育しようという取り組みです。鎌倉では、食習慣がない理由で、栄養価が高く食用にもなるカジメやアラメといった海藻が年間3000トンも廃棄されていました。それを知った鎌倉市内の料理研究家の矢野さんは、その水産資源を飼料として活用するという取り組みをしています。浜に打ち上げられた海藻の収穫や加工を福祉作業所に依頼することで、障害のある方の収入に繋がるというwin - winのしくみです。すでに厚木の養豚業者さんと取り組みが始まっています。スマイルオーストリッチも矢野さんの活動に感心して、参加を決めました。海藻はご存知の通り、ミネラルが豊富。海藻でかながわ鶏が健康に育ち、少しでも障害のある方の収入につながる機会になれば嬉しい限りです。神奈川県の小さな取り組みが広がっていくことを応援しています!神奈川県タウンニュースに掲載の料理研究家矢野さんの記事はこちら