いよいよ最終日! & サンクス・シアター全ラインアップ決定!
vol. 44 2020-05-14 0
ミニシアター・エイド(Mini-Theater AID)基金は、 4月13日(月)よりMOTION GALLERYにて、全国のミニシアターをみんなで応援する「ミニシアター・エイド基金」プロジェクトを開始。4月15日には文化芸術活動のクラウドファンディングにおいて日本初となる目標金額の1億円を、国内最速で達成(※MOTION GALLERY調べ)、28日は2億円を通過しました。外出自粛傾向が長期化することも予想される中、さらなる支援を行うためストレッチゴール3億円超えを目指してきましたが、本日いよいよ最終日となりました。現時点(5月14日11時30分時点)で26984人ものコレクターの方々にご賛同いただいておりますが、【5月14日←15日に延長しました!23:59】の締め切りまでに3万人の方々の賛同を目指してラストスパートに取り組んでまいります!
そして、同クラウドファンディングの特典として配信される「サンクス・シアター」ですが、いよいよ全ラインアップ、計222本が決定! 本日、さらに佐藤真監督『花子』、石田尚志監督『部屋/形態』、諏訪敦彦監督『世界の質量』、熊澤尚人監督『忘れられる人』、瀬田なつき監督『5windows eb(is)』、がラインアップに加わりました。
サンクス・シアター参加全作品リストはこちらです。
https://minitheater-aid.org/pdf/MTA_thankslist_0514re.pdf
ドキュンタリー映画作家で2007年に急逝された佐藤真監督の傑作『花子』の出品を決めて下さったプロデューサー 山上徹二郎氏からコメントが寄せられています。
「佐藤真監督が生きていれば、この危機をどのように捉えただろう。2011年3月11日の東日本大震災そして福島原発事故の時も同じことを思った。しかしこのミニシアターを支える試みには中心になって参加しただろうことは疑いない。更に何かしらの希望を求めて、一見楽天的に、映画を構想したのではないか」
山上徹二(『花子』プロデューサー)
映画「花子」より (C)シグロ2001年
今だからこそ、前向きに楽天的になるために、どうぞ引き続いてのご支援をよろしくお願いします。
<サンクス・シアターとは>
同クラウドファンディングの特典であり、「ミニシアター・エイド基金」の特設配信サイトから、活動趣旨に賛同した有志の映画人たちが提供する作品が見られる仕組み。3,000円~1,000,000円のコースを選んだコレクターは、合計222作品の中からコースの金額に応じた既定本数のストリーミング再生が可能となり、1年間は繰り返し鑑賞することができる。配信開始はクラウドファンディング終了後の5月下旬を予定。
(ラインナップの一部をご紹介)
空族作品初のネット配信『バンコクナイツ』(富田克也監督)、『この世界の片隅に』の初公開となるメイキング・ドキュメンタリー『Starting Position』(片渕須直監督)、真利子哲也監督の初期作品『極東のマンション』『マリコ三十騎』『ほぞ』『イエローキッド』、未ソフト化で初のネット配信となる古舘寛治主演による沖田修一監督の自主制作長編『このすばらしきせかい』(主演古舘寛治)、ドキュメンタリー作家想田和弘による学生時代の劇映画を含む初期短編集、福島県南相馬市の閉館した古い映画館「朝日座」をめぐる人々のドキュメンタリー映画『ASAHIZA 人間はどこへいく』(藤井光監督)、東大駒場寮で撮影された驚異のアブストラクト・アニメーション『部屋/形態』(石田尚志監督)。
橋本愛主演『うつくしいひと』(行定勲監督)、村上淳主演作『Playback』(三宅唱監督)、安藤サクラ主演作『百円の恋』(武正晴監督)、柄本佑主演作『ポルトの恋人たち 時の記憶』(舩橋淳監督)、田中俊介主演『恋のクレイジーロード』(白石晃士監督)。
『花子』(佐藤真監督)、『おとぎ話みたい』(山戸結希監督)、『微温』『最低』など今泉力哉監督短編作品10本、『ドキュメンタリー 頭脳警察』(瀬々敬久監督)、『シンクロナイザー』(万田邦敏監督)、『旧支配者のキャロル』(高橋洋監督)、『ジョギング渡り鳥』(鈴木卓爾監督)、『彼方からの手紙』『あとのまつり』(瀬田なつき監督)、『ちえみちゃんとこっくんぱっちょ』(横浜聡子監督)、『忘れられる人』(熊澤尚人監督)、『青の帰り道』(藤井道人監督)、『14の夜』(足立紳監督)、『PEEP "TV" SHOW』(土屋豊監督)、『お嬢ちゃん』(二ノ宮隆太郎監督)、『愛の小さな歴史』(中川龍太郎監督)『螺旋銀河』(草野なつか監督)、『花に嵐』(岩切一空監督)、『Dressing Up』(安川有果監督)、『ひかりの歌』(杉田協士監督)、『ひかりのおと』(山崎樹一郎監督)、『わたしたちに許された特別な時間の終わり』(太田慎吾監督)、『おやすみ、また向こう岸で』(山中瑶子監督)、『僕もあの子も』(松本花奈監督)、そして近年多くの映画監督を輩出する東京藝術大学大学院映像研究科や映画美学校の修了・実習作品群。発起人である濱口竜介監督は『親密さ』、深田晃司は『東京人間喜劇』といった未ソフト化の長編映画を提供。
まだまだ紹介しきれない、個性あふれる作品群をお楽しみください!
※配信作品は、クラウドファンディング終了後も追加される可能性があります。
※サンクス・シアター」の配信作品はすべて、作り手たちのご厚意による無償提供です。作り手サイドで作品を巡る状況が変われば、今後も変動の可能性はございます。この点、ご承知おきください。