ママの約束上映会報告常陽新聞に
vol. 29 2015-02-17 0
2/17 常陽新聞に、ママの約束の映画上映会の様子が紹介されました。崎山記者ありがとうございました。
福島以外でのエコー検査(や茨城からの保養・・っていうのはカットされたけど)を市民だけではなく行政がサポートする必要性、原発廃炉を市民で監視するネットワーク構築の事、大切な事を紙面で伝えてくれました。先駆的な記事になったのではないでしょうか。脱原発の運動、報道も、再稼働反対はもちろんですが、その先のビジョンを示して行かなければ説得力がないと思うんです。本当に感謝いたします。
記事は以下です。
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子どもの健康守って」
脱原発 増山さん、つくばで講演
原発ゼロを目指すド イツの廃炉現場などを 取材した自主制作ドキ ュメンタリー映画「マ マの約束〜原発ゼロで 見つけた本当の豊か さ」の上映会と、制作 者の増山麗奈さんの講 演会が 日、つくば市 並木の並木交流センタ ーで開かれ、市民ら 人が参加した。 増山さんは「少しず つでいいので子どもた ちの健康を守る状況を つくってほしい」と訴 えた。市民有志による 「映画『ママの約束』
を観る会」主催。 増山さんは講演で 「行政で甲状腺エコー 検査をやっているのは 福島県のみ」と述べた 上で「自分の大事な子 どもたちを守るために 何ができるのかしっか り考えてほしい。市民 は市民で監視をし、議 員を通じて行政を変え ていくことが必要」と 市民が積極的に活動 し、行政を変えていく 必要性を訴えた。 また「茨城は日本で 一番廃炉が進んでい る」と東海原発の廃炉 作業に触れ「どこまで (廃炉作業が)進んで いるかをきちんと伝え てほしい」と、廃炉作 業を監視し情報発信す る市民ネットワーク構 築を訴えた。 映画について「『福 島残念です。絶望です』 というだけの映画は作 りたくなかった」とし た上で「私はアーティ ストなので、子どもた ちの怒りや悲しみなど 形にならないものを表 現しようと、福島の子 と一緒にインドに行っ て絵を描いた」とエピ ソードを披露。最後に「自分が頑張る事でみんなのパワーになる事を伝えて行きたい」と締めくくった。
映画「ママの約束」上映後、講演する増山麗奈さん=つくば市並木の並木