絵本「げんばくとげんぱつ」について
vol. 26 2015-02-10 0
絵本「げんばくとげんぱつ」は、増山麗奈が文・絵を担当した絵本で、東京都江戸川区に実在する広島や長崎の被爆者の方々が手作りで作った追悼碑の物語です。映画ママの約束でも紹介しています。
入市被ばくの恐ろしさ、孤児の悲しみ、生き延びたというのに原爆症で亡くなってしまった家族のこと、被爆者への結婚差別によって別れてしまった彼女への想い
今まで語られる事のなかった被爆者の方々の想いを、子どもにもわかりやすい絵で伝えています。
日本図書協会の選定図書として、多くの図書館に置いていただいています。
追悼碑は毎日核のない世界を願い続けるのですが、その追悼碑がある地域にもまた、福島原発以降放射能が降ってきます。被ばく3世である母親はすべての生き物をひばくから守りたいと石の前で誓います。
広島から福島を繋ぐ、本質をついた、他にない絵本です。
戦争体験者の方々がご高齢となり、記憶を伝えられにくい状況で政府が戦争へと暴走を始めている今、この絵本を多くの人たちに読んでもらいたいです。
目標はすべての学校の学級文庫に「げんばくとげんぱつ」が置かれる事です!
アマゾンへのリンク↓
げんばくとげんぱつ(子どもの未来社)1620円
まとめ買いを出版社に問い合わせていただくのも歓迎です。集会で販売していただく際などは、8掛けでおろす事が可能との事です。
子どもの未来社 〒102-0071 東京都千代田区富士見2-3-2 福山ビル202
電話 03-3511-7433 FAX 03-3511-7434
是非問い合わせてみてください!