本番用プリント、完了。
vol. 41 2022-09-01 0
写真集が到着した一昨日、
両国にあるピクトリコさんに
お邪魔してきました。
ピクトリコさんは
わたしが最初に写真展をやった時から
ずっとお世話になってきていて
今回も、何回買い足したかわからないほど
たくさんテストプリントした紙でもあります。
はじめはハガキサイズの用紙で
何度も何度も納得いくまで追い込んで
それからサイズを上げてやっていました。
それでも今回、
どうしても違うテイストを試してみたくて
和紙をはじめ、海外の紙も
色々試してきた中で
肌の透明感が抜群に出るのが
やはり最初からずっと使っていた
セミグロスペーパーだという結論に
辿り着きました。
本当に、本当に、長い旅でした。
モノクロでやった時は
また違う結果だったのですが
今回、このカラー作品を制作するにあたり
このセミグロスペーパーとの対決、
みたいな感じで比較してきて
和紙のアワガミのニュアンスは
またちょっと違う要素なので
比べられないですが
このような大きな展覧会は初めてなので
わたしの自己紹介的な要素も
きっと大きいだろうなと思い
色の再現性を最重要点とすることにしました。
なので、とても見やすい作品になったと思います。
今日は1日中プリントしていました。
肌の抜けが本当に綺麗なので
このようにしてください、と
この紙とずっと対決させられていた
写真集チームのみなさまは
本当に大変だったと思います…
余談ですが。
と、いうわけで、
これにてプリント作業は終了です!!!
まだ乾燥中ですけど。
本当に本当に、おつかれさまでした。
あとは、ルーニーさんに持ち込んで
マット額装してもらって完成です。
あ、とその前に、裏面に
サインとエディションNo.1を
書き入れます。
そうだ、大事な作業が残っていました!
明日、やろう。
それから、今日は
雑誌のインタビューをしていただきました。
発売はちょうど
このクラファンが終わった後くらいなのですが
丁寧にお話を聞いてくださって
本当にありがたいです。
SNS等でも告知しますので
そちらも見ていただければと思います。
ラスト1週間くらいとなりましたが
なにとぞよろしくお願いいたします!!