納品、前夜。
vol. 39 2022-08-29 0
いよいよ、いよいよです。
あした写真集の納品ですと
連絡がきました。
心拍数が一気に上がって下がって
舞い上がって舞い下がって
ちょっと気持ちが整理できません。
どういう心境なのでしょうか。
この日を心待ちにしていたはずなのに
見るのが怖いような
楽しみなのだけれど
それは間違いないのだけれど
本当にちゃんとできてる?
いや、できているはずだから大丈夫だよ
とよくわからないところを
ぐるぐる回っているような気持ちです。
どうしよういよいよなんです。
2019年の11月に最初の1枚を撮ってから
やっとこの時が来ました。
きっとバクバクしながら
めくるんでしょうね。
今回、出版社さんに入ってもらおうか
悩んだこともありました。
何社かお話もさせていただきました。
中身を預けてしまって、なおかつ
ちょっとグラビアみたいな
わかりやすい男性目線の写真を
足してもらいたい、と言われたりして
数は売って欲しいけれど
中身はコントロールされたくないし…
と、ずいぶん迷いました。
ヌード作品も含まれるので
すべて自分の意思で決めたい、
と思った時に
これはわたしの手でやろう、
と決意しました。
編集に関しても同じです。
編集者さんとお話していくうちに
だんだん自分自身も整理されていって
これは誰の目線も入れたくないな、
というより、入れるべき作品でもないな
と考えるようになり、今に至ります。
自分でやってごらん、
大丈夫、できるよ、
という師匠たちの後押しもありました。
クラファンもたった1人で。
ぜんぶぜんぶ怖かったけれど
勇気を持てて、よかった。
きっとよかった。
と、実物見るまでは
こんな調子です…
ドキドキ。
でも、ステキでしたよ。
編集してて。
とってもステキでした。
大丈夫、素敵。
どうか、1冊、お手元に…!