第2回色校正。
vol. 13 2022-07-17 0
2回目の色校正は郵送で。
もうだいぶ、希望の色に近づいているので
明るさと微調整の指示を
細かく付箋で貼っていきました。
先日オペレーターの方たちと
直接お会いして
わたしの希望のテイストは
しっかりとお伝えできているので
ああ、これをもうちょっとね、
など理解してもらえると思います。
次で最後でしょうか。
速達で返送しました。
やはり写真用紙と違って
そして特に
ファンシー系と呼ばれる群のマット紙は
色出しが難しいです。
先日別のデザイナーの方に
ファンシー系の紙を持ってくる客は
正直いろいろうるさいから
ちょっとめんどくさい、
沼の住民が多い、と言われて
もうほんとにその通りだなあと
笑ってしまいました。
最初に紙を決める時も
ファンシー系ばかりを
何種類も持って登場して
えぇ…っと…と言われたのは
そういうことだったのか、と
今ならわかります。
最初から沼に飛び込むタイプです。
そもそもM型ライカで
オールドレンズを使って自撮りなど、
正気の沙汰とは思えません。
想像しただけで大変なんですよ。
どうやって撮ったの!?と
よく聞かれます。
一生懸命撮りました。
としか返せないです。
本当にその通りなので…
特に写真をやってる人には
ほほぅ…(この変態め)と呆れにも似た
心の声も聞こえます。
最高の褒め言葉です。
大変根気がいるので
ちょっと並みの神経のひとには
できない技なのかな…と思います。
あまり人には勧められません。
わたしも元気のある時にしか
撮れません。
たった1枚を撮るのに
数時間はかかります。
冬にヌード写真を撮ったときは
震えながら撮りました。
と、ここまで話すと
見たくなって…きましたでしょうか…?
自分で言うのもなんですが
ステキな写真集になったのでは
と思っております。
これ全部自分で撮ったの!?
と思うと思います。
そうなんです。
自分で撮ってなおかつ
自分で編集して
自分で装丁デザインしたんです。
それだけでも価値のあるものに
なったのではないかと思っております。
ぜひぜひ実物をお手に取って
見てみてください!
それでは引き続きご支援と
拡散をよろしくお願いいたします。